「バイトの面接落ちた」というニートを、ネット上で大勢見ます。

アルバイトから人生再出発しようと意気込んでも、ちゃんと面接の対策をしないと意外と落とされるんですよね。少し落とされるくらいならいいけど、落とされまくったら自信喪失してニート生活続行ということになりかねません。

そこで今回は、ニートがバイトの面接や志望動機作成、履歴書作成で失敗しないためのコツを紹介します。

まずは面接の基本のキから知ろう!

1.清潔感とは

某掲示板やSNSなどを見ていると、清潔感をはき違えている人が、ニートの中に大勢いるように思います。

清潔感というのは、実際に清潔かどうかではなく、清潔にしてそうなイメージを与えられる服装や髪型のことを言うんですよ。

清潔にしてそうなイメージを与えられる服装や髪型というのは、簡単に言えば「爽やかな印象を与えるもの」「あなたの体型・顔の形などに合うもの」と言えるのではないでしょうか。

それが何かを判断できないのなら、無難に「白いシャツに黒いジャケット、黒いチノパン」というオフィスカジュアルでまとめると良いと思いますよ。髪型は前髪を上げたり分けたりして額を見せ、顔はしっかり前を向く!

これが清潔感。

2.声の音量と話す速度に注意

人と話すことが少ないニートにありがちなのは、声の音量と話す速度が極端ということ。

話す機会が少ないと声の出し方を忘れそうになり、声が小さくなりがちなんですよね。逆に、それを自覚しているからか声を出そうと必死になるあまり声が大きくなってしまうこともあります。

どちらにしても、聞く側からすると不快感があるわけです。

また、速度に関しては「早すぎる」人が多いように感じます。自分の伝えたいことで頭がいっぱいになるあまり、早口になるんですよね。

そこで、スマホの録音アプリなどを使って、自分の話す音量と速度をしっかりと聞いておくことをオススメします。

そして、聞きながら少しずつ「不快感が無い音量と速度」を見つけていき、その話し方を練習することで面接という緊張する場面でもトチらずに済むわけです。

ニートがバイトの面接でよく聞かれること

1.どうしてニートになったんですか?

ニートになった理由は、バイトの面接では必ず聞かれます。

ここは正直に答えましょう。

ニートになった理由が「ブラック企業を辞めて以来、働くのが怖くなった」だとしても、「働きたくなかっただけ」だとしても、「就活に失敗してそのままズルズル…」だとしても、正直に話すほうが嘘をつくより好印象なんです。

相手がこの質問で確かめたいのは、「反省している」または「ニートになった原因を客観的に受け止めて気持ちの整理ができている」という状態であるかどうかですから。

嘘が見破られてしまうと、そういう状態ではないと判断されてしまい、アウトなんです。

2.空白期間は何をしていたんですか?

ニートになった原因や理由の次に、空白期間に何をしていたのかも確実に聞かれます。

このとき「何もしていない」と答えるか、嘘をつくかの二択を考える人が多いのではないでしょうか。

だけど、どちらもアウトです。

まず、何もしていないと答えるのは「だらけている人だ」と悪印象になるだけなのでやめておきましょう。

ネットを見ているというだけでも、「興味のあることをかたっぱしから調べた」と言えるわけです。しかも、そう話すことで好奇心の強さと行動力をアピールできます。

どんなにしょうもないことでもいいから、とりあえず話すことが大事ですよ。

また、嘘はやはり見破られたときの悪印象が怖いのでやめたほうが無難です。

3.あなたを雇うことにメリットはありますか?

ニートじゃなくても良くある質問なんですが、ニートに対しては特に語気を強くして聞くことが多い質問なんです。

あなたを雇うことのメリットを知りたいというのは、要は自己PRをしてほしいということ。自分の長所をしっかりと洗い出して、そこから面接を受ける職場に役立てられるものをいくつかピックアップし、エピソードを付けて話を構築しましょう。

自分では長所なんてわからないという人も多いと思うので、家族や友人などにも聞いてみると良いですよ。

大丈夫、ニートだろうと引きこもりだろうと本当に長所の無い人なんていませんから。

履歴書と志望動機の対策をしよう

1.ニートが履歴書を書くときに注意すること

  • 和暦or西暦で統一する
  • 証明写真は写真屋で撮る
  • 「中退」は書いたほうがいい
  • 志望動機やアピールポイントはびっしり、本人希望欄はちょっぴり
  • 嘘をつかず見栄えを良くする

まず、平成〇年という和暦と20XX年という西暦とを両方書かないようにしましょう。最初に和暦で書いたのなら履歴書内ではそれを貫き通してください。

そして、証明写真はインスタント写真機を使うのもアリだけど、慣れないうちは写真屋さんで撮ってもらった方が確実です。光の当たり方とか、上下左右のバランスとか、自分で調節するの難しいですからね。

また、学校を中退した事実があるなら中退と書いておきましょう。

特に大学中退の場合は「高校卒業」で止まる人が多いけれど、そうしたら空白期間が伸びてしまっているように見えますよね。

それよりも、「高卒後大学に通っていたけれど何かしらの事情があり、中退した」というほうが印象は悪くなりません。特に中退の理由に関して自分なりに「仕方がないな」と思えるのであれば、隠さないほうが絶対にいいです。

あとは、書く内容に関してですね。

志望動機やアピールポイントを書く欄があれば、そこはびっしりと書いてください。それが働く意欲として相手に伝わります。だけど、本人希望欄はあまり長々と書かないように気を付けましょう。

少しくらいの要望はこれまた意欲の表れとして伝わるかもしれないけれど、多すぎる要望は逆で「働く気が無いだろう」と思われてしまいます。

また、嘘をつかずに見栄えを良くする方法があるんです。

たとえば、単発バイトをいくつか経験している人は、「株式会社Aに派遣登録員として就業」と書いてあればバイトごとに期間が空いていたとしても、空いていないように見せかけることができます。

そういう工夫は積極的に行いましょう。

2.志望動機の作り方

まず、志望動機には「その仕事がいい!」と思わせる書き方・話し方が必要になります。

たとえば、「簡単そう」とか「他の仕事はしんどいだろうから」とかは消去法に聞こえるため、NGです。何よりも、ネガティブ思考すぎて相手が「えぇ…」と少し引き気味になってしまいます。

「積極的にその仕事を選んだ」ことが伝われば、正社員面接みたいな「御社の企業理念に」という堅苦しいことは言わなくていい。

一言でもいいんですよ。

例としては、こんなものがあるでしょうか。

  • コツコツとした作業をするのが好きだから(データ入力バイトなど)
  • 得意なマルチタスクを活かせるから(コンビニバイトなど)
  • この機会に人とのコミュニケーション能力を鍛えたい(接客業)
  • 将来やりたい仕事に役立つため

基本的には、「自分の能力とその仕事の特徴を結びつけるだけ」で好印象な志望動機が出来上がります。だけど、自分の能力の中にその仕事に役立つものが無いと判断したならば、今後のために能力を鍛えたいという志望動機でも決して悪くはありません。

巷では「独りよがりでNG」とされていますが、ニートというマイナスステータスを持っている人がそれを言うと、「向上心」として受け取ってもらえる可能性が高いですからね。

また、希望しているバイト先の仕事に将来やりたい仕事に役立つ部分があるのなら、それ自体が志望動機になります。

あとは、それぞれの志望動機にエピソードを付けるとさらに効果的ですよ。

たとえば、「ゲームのレベリングやスポーツの戦績表作りなど、コツコツした作業が好きだから」という具合ですね。

ニートにありがち? バイト面接NG集

1.難しい質問に…

「あなたにとって仕事とは?」という曖昧で難しい質問がたまにあります。

意識高い店長とかがやりがち。

だけど、「アルバイトでこんな質問が来るなんて想定外」とテンパる人は多い。ネットで見たNG例の中には「趣味みたいなもの」「生きがい」「登山」などと曖昧な答えが多かったです。

ニートなのに仕事が生きがいとはこれいかに? という感じですし、登山なんて大喜利みたいですよね。

質問内容は曖昧だとしても、答えはしっかり具体的に書きましょう。

たとえば、最後の「登山」という大喜利みたいなものを具体的に表現してみると、こうなると思います。

「僕にとっての仕事は登山と同じで、最初は苦しいけど達成したときの楽しさはこの世で一番の喜びだと感じるものです」と説明すれば、相手は納得しやすいでしょう。

2.「しか」「だけ」はNG

「〇〇しか」「〇〇だけ」という言葉を、ニートや引きこもりなどの自信のない人は使いがちです。

だけど、バイトの面接でそういう限定的な言葉を使ってしまうと、ネガティブなイメージになります。

たとえば、あなたが調理バイトの面接官だとして、仕事内容に対して現時点でどれだけ対応できるのかを聞いたとき、こう答えられたら残念な気持ちになりませんか?

「チャーハンくらいしか作れません」

逆に、こう答えられたらなんだかポジティブなイメージになりませんか?

「チャーハンを美味しく作ることができます」

ここに「働きながらやれることをどんどん増やしたいです」と付け加えれば、完璧ですよね。

このように、言葉遣いひとつで印象はガラリと変わります。

ここまで語った志望動機や履歴書の書き方などに気を遣うのはもちろんですが、面接の練習をするときには言葉遣いにも気を付けて練習を重ねましょう。