部下に対してマウントを取ろうとする上司、本当に鬱陶しいですよねえ。

仕事の指示をしながらマウントを取ろうとしてきたり、関係ない雑談の中でもマウントを取ろうとしてきたり…。上司と話すのが億劫になってしまいますよね。

そこで、マウンティング上司に悩んでいる人のために、マウンティング上司への対処法などを紹介します。

上司がやりがちなマウンティング【まとめ】

1.学歴マウンティング

学歴マウンティングとは、相手の学歴をバカにしながら自分の学歴を自慢することです。

「俺東大だけど、お前どこだっけ? ○○大学だっけ? Fランだからかあ。お前が仕事できないのは」

未だに学歴で人を判断する人や、学歴を誇るあまり学歴が低い人をバカにする人がいますよね。社会に出たら学歴よりも「仕事ができるかどうか」で判断されるのに…。学歴で世を渡ってきた人の末路という感じでしょうか。

2.地位マウンティング

地位マウンティングとは自分の役職や配属、年収などを使って自分を優位に立たせ、相手を貶めようとすることを指します。

たとえば、次のようなことを言ってくることがありますよね。

「これだから平社員は…!」
「お前にはこんな高価なものは買えないだろう? 年収○○だからな」
「成績最下位の部署にいるような奴にはわからないかもしれないが…」

こういう人は配属の部署が変わったり転落したりすると急におとなしくなります。

3.人脈利用マウンティング

人脈利用マウンティングとは、虎の威を借る狐のことです。

人脈利用マウンティングをする人たちは、「業界の有名人○○さんと知り合い」ということなどでマウントを取ろうとします。自分自身のことではないのに、自分が強くなったと勘違いしているわけです。

また、「お前は本当ダメだなあ。専門家の知り合いが言ってたんだけどな…」と知り合いの言葉を借りてマウントを取るタイプもあります。

ところで、以上のような人を随分前から知っていませんか?

そう、スネ夫です。

4.仕事の武勇伝マウンティング

仕事の武勇伝マウンティングとは、自身の仕事での成功や苦労でマウントを取ろうとすることを指します。

「お前はダメだなあ。俺が若い頃は常に成績トップだったぞ」みたいなことを言ってくるのが、このマウンティングの特徴です。「俺が若い頃はこういう苦労をした」という逆マウンティングもあります。

過去の栄光などにしがみつく、今を生きることのできない人ということではないでしょうか。

どうして上司はマウントを取りたがるのか

ここまで、よくある上司のマウンティングを紹介してきました。

ここからはマウンティング上司の対処法を紹介したいところですが、その前に「どうして上司はマウントを取りたがるのか」を語りたいと思います。

それを知ることで、マウンティング上司対策がとりやすくなるんです。

そもそも、マウンティングというのは動物が他の個体の背中に乗る行動を指します。相手の背中に乗ることで「自分のほうが優れた個体だ」と主張しているんです。猿などによく見られます。

これが僕ら人間が行っている「マウンティング」の語源です。

つまり、マウンティング上司は自分自身が優れている人間だと誇示したいわけですよ。

では、なぜ自分自身の優位性を声高に主張したがるのでしょうか。

それは、自信のなさや不安などの表れだと僕は考えます。

「弱い犬ほどよく吠える」ということわざと同じです。

自信のなさや不安などから目を逸し、それらを覆い隠したいんですよ。だから、自分自身が優れた人間であることを声高に主張し、誇示しようとするんです。

しかも、自分は上司ですからね。他より優れてなければいけないという義務感や、いつか自分の立場が脅かされるかもしれないという恐怖などがあると考えられます。

以上のような心理が、マウンティング上司を生むのではないでしょうか。

マウンティング上司は自分を上げながら相手を下げるようなことを言いがちなのが、その証拠です。

まとめると、上司がマウントを取ろうとするのは「自信のなさや不安を覆い隠し、自分自身の立場を守ろうとしているため」ということになります。

マウンティング上司の対処法4つ

対処法1.心の中で逆マウントを取ろう

上司がマウントを取ろうとする度に、心の中で逆にマウントを取ればいいんです。

そうすれば、少しは心が落ち着きます。相手が負け犬の遠吠えをしているように感じて、ストレスが緩和されるんです。

逆マウントはどんな些細なことでも構いません。

たとえば、「俺すげえかわいい彼女いるし」とか「俺歌うめえし」とかでもいいんです。自分が他人より優れていると感じることならなんでも。

対処法2.落ち着いて穏やかに対応しよう

マウンティング上司に反撃するのは、NGです。

落ち着いて穏やかに対応することをオススメします。

マウンティング上司は自分自身の優位性を誇示したいんです。不満げな態度を取ったり熱くなって反論しようとしたりすれば、相手は「俺の言葉が効いてる」と得意げになります。マウンティング成功と思い、勝ち誇った気持ちになるんです。

そして、さらなるマウンティング欲を刺激してしまいます。

堂々と穏やかに対応することで、マウンティングは効果がなかったと思わせましょう。そうして簡単には優位に立てないと感じさせることで、マウンティングの対象から外されることができますよ。

対処法3.あまりへりくだりすぎないようにしよう

落ち着いて穏やかに対応することでマウンティング対象から外れると語りましたが、これは「へりくだる」ということではありません。

相手をむやみに立てようとしたり、自分がへりくだって相手の優位性を認めたりすると余計にマウンティング対象になります。「こいつは俺の優位性を認めてくれる。こいつと話すことで俺の優位性はずっと保証される」と考える可能性があるためです。

落ち着いて穏やかだけど、へりくらだず自信満々な態度を取りましょう。

対処法4.転職という選択肢を常に頭に置いておこう

マウンティング上司に悩むくらいなら転職をしよう、というわけではありません。

ただ、転職するという選択肢を用意しておくだけでいいんです。それだけで、マウントを取られても「こっちはいつでも転職できるんだよ!」という心の余裕ができます。心の余裕ができることで「マウントを取られた」という意識も薄くなるんです。

「そんなことを言うと転職するぞ?」と、あたかも自分が主導権を握っているような気持ちになれますから。

それが、自信満々な態度と穏やかな対応に繋がります。つまり、マウンティング対象から外されやすくなるというわけです。

そのために、実際にいつでも転職できる状態にしておくことをオススメします。

転職エージェントに登録して、「こういう会社に転職したい」ということだけでも伝えておきましょう。

そうすると求人がメールボックスに届くようになり、本当に「いつでも転職できる状態」になりますよ。

そして、これを機に職場の他の問題に気づいたり、他にもっと条件が良くて自分に合いそうな会社の求人に出会ったりすれば本当に転職をするのもアリではないでしょうか。