パチンコ店は懐が広く、ニートに優しい業界です。

アルバイトから始めることもできるし、最初から正社員も十分目指せます。しかも、一般企業よりも短期間で役職に就くことができる! ニートがパチンコ店員になることで得られる恩恵は、かなり大きいです。

そこで、実際にどれだけのメリットがあるのかということや、パチンコ店がニートに優しい理由などをじっくりと語りたいと思います。

パチンコ店の仕事内容と給料、役職の仕組み

パチンコ店の仕事は、新台入れ替え作業・備品や部品の発注・ホールの巡回と出玉運搬などさまざまです。

基本的にアルバイトも社員も共通している仕事というのが多いため、感覚を掴むためにバイトから始めてみるのもアリだと思います。新台入れ替えや発注などは社員しかやらないので、そういった責任を負う作業をやりたくなれば社員になるというのも面白そうですよね。

また、パチンコ店には役職がたくさんあります。

平社員→班長→副主任→主任→副店長→店長。

ひとつのパチンコ店にこれだけの役職者がいると思うと、めちゃくちゃ面白いですよね。

班長はバイトスタッフに対する指示やフォローを行い、副主任ともなると本来NGなはずの釘調整をしたり、備品の管理などをしたりします。主任レベルになると本格的に店舗運営に関わるようになり、営業データの把握などもするようになるんです。

段々業務レベルが上がっていきますが、同時に給料も上がります。

班長ともなると月給30万円、副主任・主任になると30~35万円、店長は100万円程度と上がり幅がかなり大きいんですよ。店によっては主任でも50万円前後貰っているケースもありますし、パチンコ店はニートにとって「かなり稼げる夢のある仕事」と言えるのではないでしょうか。

ニートがパチンコ店に就職して得られるもの

1.接遇マナー

パチンコ店に就職すると、ニート時代は絶対に得られなかった接遇マナーが得られるようになります。それだけでなく、日常にも役立つ高いコミュニケーション能力も獲得できるんです。

パチンコ店は内定者向けに、コミュニケーション関係の研修を行っていることが多いんですよ。

内容は会社によってさまざまですが、「観察力を養う研修」「ヒアリングのコツ」「丁寧な言葉遣いや所作などの接遇マナーの基礎」などが得られるようになっていることがほとんどとなっています。

特に観察力とヒアリング力というのは社会全般に求められることですが、意外とこれらを高いレベルで持っている人は多くありません。人のことを観察して相手が望む態度を取り、相手に気持ちよく過ごしてもらうとか、相手の言いたいことを効果的に聞き出すとかね。

そういうことは、営業・コンサルタント・Webデザイナー・SE・介護士・ショップ店員・エステティシャンなどさまざまな仕事で活かせます。

2.マネジメント能力

班長になるとアルバイトに対する指示やフォローを行うと語りましたが、最初の役職である班長ですらそういう「マネジメント」の仕事をすることができるんですよね。そして、それがパチンコ店の大きな魅力なんです。

マネジメント能力とは…人や物を管理したり、物事を上手に運営したりする能力のこと。

その能力は、さまざまな場所で活かせるんです。

たとえば、イベントの企画運営をする会社に就職したり、自分でそれを起業したりする道が開けます。イベントの企画運営は人・物・工程すべてを管理し、うまく運営するというマネジメントの結晶みたいな仕事ですからね。

ほかにも、フリーランスになるときには事業主としてそれを活かせます。一般企業で言うと、人事部あたりがマネジメント能力を活かせる仕事の典型ですね。

そんな重要な能力だけど、これをニートからでも十分に得られるんです。

班長くらいなら1年程度でなれることが多く、2年もあれば副主任になれます。パチンコ店は出世スピードがとても速いんです。

経歴も学歴も不問だし、元ニートや元フリーターも高卒者も多い。ニートだからと言ってスタート地点が周囲よりも出遅れているということは決してありません。

ニートだろうと、十分出世を目指せます。

パチンコ店で上り詰めることを考えるのもアリですし、マネジメント経験を活かして違うキャリアに進むのもアリですよ。

3.体力

パチンコ店の仕事は、かなり体力を使います。

パチンコ店員が持ち運びしているドル箱は、かなり重いですからねえ。それを何度も上げ下げしているわけだから、当然体力はつきます。体力不足なニートにとっては最初はかなりきついですが、仕事に慣れた頃には体力も必然的に養われているわけです。

そうなると、ニートを「体力面で不安がある」と雇わない方針をとっている業界や会社に「ざまあみろ」と言うことができます。

たとえば、足で稼ぐ不動産の営業職、テーマパークのスタッフ、運動施設のスタッフなどですね。

バイトとしてパチンコ店に就職し、そういう体力が必要な仕事への足掛かりにするというのも良いのではないでしょうか。

一人暮らしを始めたいニートにパチンコ店はやさしいぞ!

就職と一人暮らしを同時に叶えたい! そんなニートにパチンコ店は優しいんです。

意外かもしれませんが、パチンコ店の求人の中には「寮付き」というものがたくさんあるんですよ。

しかも、ただただ部屋に住めるだけではありません。パチンコ店の寮付き求人の多くは飯付きで、お昼ご飯や晩御飯を無料で食べさせてくれるんですよ。それも社員寮の食堂とかではなく、通常の賃貸借り上げ社宅でも飯が付いてくる!

店の中に、賄いを作ってくれる人がいるんですよ。

たくさん稼いで、食費を節約して、たくさん貯金できるし、たくさん使えるわけです。食費が浮いた分、休前日に毎回パァーッと飲みに行くということもできます。

一人暮らしを始めたいという気持ちがある人は、求人の「寮・飯付き」という言葉にアンテナを張り、実際どのような寮と食事なのかを面接時にしっかり確認するようにしましょう。

ニートが持つパチンコ店への偏見を叩き切る!

1.信用が全く無さそう

社会的信用というのをどこに求めるかにもよりますが、一概にパチンコ店員は信用がない仕事とは言えません。

たとえば、クレジットカードを作るくらいは余裕ですし、ローンも組めます。これは単純にパチンコ店の給料が高めに設定されていることが理由ですね。支払い能力があるということが、クレジット・ローンにおける社会的信用の指標になりますから。

しかもフリーターや個人事業主とは違い、正社員という雇用形態になるため、信用されやすいんです。

まあ…個人に信用されるかというのは別問題になりますが、ニートよりはマシでしょう。

2.客も店員もなんか怖そう

店員に怖い人はほとんどいません。

パチンコ店に私生活で行ってみるとわかりますが、人の好さそうな黒髪の青年に、人当たりの良い金髪の女性の店員が多いです。パチンコ店はトラブルを凄く嫌います。グレーゾーンの商売だからというのがその理由の一端です。

そのため、雇う人の人間性に関しては注意深く見てきます。

ニートの掲示板スレッドで言われているような「怖そうなイメージ」は、ほとんどありませんし、店員同士のいじめ問題などもほとんど聞いたことがありません。

ただ、客に関してはやや怖い人がいます。

店員に怒鳴り散らす人がいるし、腹いせに足を踏んでくる人もいるし、トイレをわざと汚してくる陰湿な奴もいるんですよ。

そういう客の嫌な態度に耐えられないと思うなら、パチンコ店員はやめておいた方が良いと思います。

逆に、そんなものは蚊に刺されたようなものだと思うのなら、パチンコ店員に向いているでしょう。

3.パチンコ店員は底辺なのか

某大型掲示板のニートスレを見ていると、希望の職業が底辺かどうかを気にする人が多いんですよね。パチンコ店員もしきりに底辺と言われているけれど、決してそんなことはないと僕は思います。

パチンコは日本の大きな娯楽産業です。

ギャンブルと一言で片づけてしまうのは簡単だけれど、アニメ業界やゲーム業界とも繋がっているほどの重大産業のひとつだと僕は考えています。中毒になるならないというのは個人の問題であり、それはパチンコ以外のいかなる娯楽でもあることです。

「やめられないほどハマっている娯楽」が全くないという人のほうが少ないでしょう。

パチンコは大きな娯楽産業であり、決して中毒者を生み出す底辺の施設ではありません。そこで働くパチンコ店員は娯楽産業を支える重要な役割を持っているんです。

それに何よりも、精神的にも肉体的にも辛い仕事において、目標を持って頑張る人は底辺ではありません。

その点が気になっているニートの人も、安心してパチンコ店員を就職先のひとつの候補として考えましょう。