複合機・複写機事業に力を入れる富士ゼロックスですが、近年リストラなどが話題になっています。そういった事情や、かねてよりの不満もあり、富士ゼロックスを辞めたいという人は少なくないでしょう。

そこで、openworkキャリコネカイシャの評判などの企業口コミサイトから富士ゼロックスのよくある退職理由を抜き出し、それぞれに転職戦略のアドバイスをしたいと思います。

徹底的なコスト削減に戸惑う人が続出している

ゼロックスが富士フイルム傘下に入ったことで、「富士ゼロックス」という名前になった。それにより、ゼロックス時代とは経営方針も社風も大きく変わったんですよね。その例が、徹底的なコスト削減です。

ゼロックス時代には「福利厚生が素晴らしい、心配になるほどだ」という意見もありましたが、富士ゼロックスになってからはその福利厚生がガンガン削られています。

その一例が、住宅関連の補助が薄くなったことです。全国転勤が付きまとう割には、社宅・住宅手当などがあてにならず、転勤のたびに負担がかかる。これでは付いていけない、とのことです。

ほかにもどんどん削減されてきており、ゼロックスで働くメリットのひとつが消え始めていると言えます。

また、コスト削減は「給料の上がりづらさ」「人員削減」などにも表れているんですよね。早期退職・リストラなどが富士ゼロックスではたびたび行われています。

そして、ゼロックスの社員が稼いだ粗利が富士フイルムの他事業に投資されていることにも不満を感じる人が多いです。これでは、「誰のためのコスト削減か!」いう話ですよねえ。

言い方が悪いかもしれませんが、富士フイルムに搾取されているような構図になってしまっています。

そう感じたのなら、もう転職してしまった方が良いでしょう。

転職するときには「福利厚生の充実度」「給与水準の高さ」を基準にすると、今の不満を解消しやすいです。給与水準に関しては「残業代含む」ものではなく、基本給ベースで考えてくださいね。

残業代が多くを占める場合、働き方改革推進により残業が減らされ、給料が大幅に低くなることがありますから。

成長できる環境ではないのではないかという不安

以前は集合教育を定期的に行っていたようですが、ここ数年はコスト削減の煽りを受けてか、集合教育が行われていません。それ以外の研修も、段々と削られていっています。

特に中堅は放置されている傾向があり、「勝手に自分たちで勉強して、勝手に自分たちで伸びてね」という放任主義です。それは当人たちにモチベーションがあれば成り立ちますが、福利厚生の削減などによりモチベーションを削がれている状況ではなかなか難しいでしょう。

事実、「周囲に、成長に貪欲な人がいない」という口コミがあります。

全体的に、人材の成長がストップしてきているようです。

その状況下で目標と出来る人がおらず、いても教育体制の不満などから退職してしまっているケースが多いんですよね。成長を望む人が、成長しづらい環境だと言えます。

自分自身で勉強をして成長をすることはもちろんですが、研修が充実している会社に転職する必要があるでしょう。

また、自分のキャリアをもう一度設計し直し、自分が思い描く成長を実現させるにはどのような経験を積むべきかを考え、転職先選びをするのも大事です。

富士ゼロックスの今後は大丈夫なのか? という不安

富士ゼロックスの今後を心配する声が、近年大きいです。

富士ゼロックスは以前から複写機産業に頼ってきました。その理由は「他の事業が赤字になっていたとしても、複写機産業が黒字になっていたため」と元社員は口コミサイトで語ります。

複写機・複合機メーカーと言えば、リコーが2018年に大幅赤字をたたき出したとニュースで騒がれていましたね。リコーホームページ内の「過去10年間の業績推移」の当期利益を見ると、2018年は1,353億円の赤字ということです。

同じ分野の事業に頼っている競合会社が大幅赤字ということで、富士ゼロックスにも暗雲が立ち込めてきたと言えるのではないでしょうか。

社員口コミでも「複写機の枚当たりの売り上げ単価が急速低下している」という意見が寄せられています。

もともと、富士フイルムは別に複写機・複合機に頼っていなかったんですけどね。それがゼロックスを買収したことにより、複写機ビジネスの比重が増えることになり、ゼロックスが赤字になれば富士フイルムの経営自体も悪化してしまう可能性が高いです。

富士ゼロックスの今後は、誰の目から見ても「暗い」と言えるのではないでしょうか。

悩んだら転職エージェントに相談してみよう

福利厚生や給料に不満があるならそれらが充実している企業を探せばいいし、教育体制に不満があるなら研修が充実している企業を探せばいい。将来性に不安があるなら、今後伸びてくるような商品をメインとするメーカーを探せばいいと思います。

ただ、それがとてもとても難しい!

福利厚生・給料・研修という項目は、求人だと当たり前のように美化されています。「制度はあるけど利用できない! 嘘はついてない!」という詐欺まがいなことも多いので、イマイチ信用できません。

今後伸びる商品をメインとするメーカーを探すにしても、まったくの別業種で将来性の安定を目指すにしても、どういう業界が良いのかを判断するのは大変です。

そこで活用したいのが、転職エージェント。

転職エージェントを利用することで、福利厚生・給料・研修の充実度に関して企業の実態データから「本当の情報」を知ることができます。そもそも、担当者に「こういう求人がいいです」と伝えれば、それだけでそれらの充実が図れるんです。

驚くほどに楽ですよねえ…。

また、キャリアプランの設計し直しに関しても、あなたの意見や状況を踏まえて客観的にアドバイスをしてくれます。将来性が高い業界に関しても、分析を手伝ってくれるんです。

富士ゼロックスを辞めたいと悩んだら、とりあえず転職エージェントに相談してみると良いのではないでしょうか?