接客業から事務への転職は王道。メリットや転職活動のポイントを解説

「接客業から転職したい? それなら事務がオススメですよ!」

こういう話を耳にしたことがある人、目にしたことがある人は多いんじゃないでしょうか。実際、僕も以前このブログで「接客業から事務への転職は王道パターンだ」と語ったことがあります。

その理由は、「接客業を辞めたい」と思っている人が抱えている悩みの多くは、事務に転職することで解決する可能性が高いからです。

この記事では、接客業から事務に転職するメリットや、転職活動の予備知識などを紹介しています。

ぜひ参考にしてみてください!

接客業から事務に転職するとどんな良いことがある?

客からのクレームなどから解放される

接客業の悩みとして一番に挙げられることが多いのが、客からのクレームですよね。いい客もいるんだけど、どうしても嫌な客もいるものですから。嫌な客の相手をするのは疲れるし、理不尽なことを言われて腹が立つやら憎らしいやら情けないやら複雑な気持ちになります。

そういう、客がらみのストレスから解放されるというのが、事務に転職する一番のメリットだと思います。

事務職も職場によっては来客対応があるため、客の相手をすることが全くないとは言い切れませんが、接客業よりも頻度は圧倒的に少ないです。来客対応なんてほとんどないという職場もあります。

サビ残から解放される可能性が高い

接客業は残業が多いですよね。

しかも、サービス残業が横行しているという話をネット上でよく目にします。僕が普段行くお店で働いているあの人も、その人もサービス残業をしているのかもしれません。サビ残って、なんのために働いているのかわからなくなりますよね。本当辛い…。

事務職はそのストレスから解放されます。

事務職は残業自体が少ないです。だから、わざわざ残業代を出さないというリスクを負うメリットがありません。残業をしたら残業代が出るわけで、頻度も少ないから「たまになら残業してもいいかな」という気持ちにさせてくれます。

規則的な生活を送りやすくなる

接客業は、業種にもよりますが、シフト制が多いですよね。だから、生活がどうしても不規則になりがちです。特に飲食なんかは、営業時間が長くて昼に働いたり夜に働いたり大変だと思います。

接客業から事務に転職したら生活が規則的になったという話をよく聞きます。

生活が不規則になると、自律神経が乱れて寝付けなくなったり、体が常にだるくなったり色々なデメリットがあります。なんとなく常にだるい感じがするなあという人は、多いんじゃないでしょうか。

事務は、基本的に定時で帰れます。

土日休みで、休日出勤なんてほとんどありません。休日に事務を呼び出さないといけない状況なんて、なかなか無いですからね。事務の仕事は社内で完結することがほとんどだから、休日出勤するほどの緊急性はありません。

接客業から事務への転職で活かせる経験やスキルは?

接客業から事務への転職で活かせる経験やスキルはいろいろあります。

たとえば、小売店に勤めていた人なら売り上げデータをまとめたり、売れ筋商品に関する資料やPOPを作った経験がある人が多いと思います。データをまとめること、資料を作成することの二つは事務の基本業務だから、その経験は面接などでアピールできるでしょう。

また、職場によっては、事務が来客対応をすることもあります。とはいえ、別の部署に取り次いだりする程度ですが、コミュニケーション能力は活かせるでしょう。

接客業を経験したという自分の現在を、少しでもプラスに捉えていれば面接に役立ちます。面接で一番ダメなのは、自分の経験を悲観的に考えることです。理屈や論理よりも、あなたが「接客業の経験は事務に役立つ」ということを自覚し、それを熱心にアピールすることが何より重要だと思います。

接客業から事務に転職するうえで身につけておくべき知識は?

事務には特別な資格は不要ですが、最低限度のPCの知識は必要です。一般事務なら、ワードとエクセルは問題なく扱えないといけません。

どの程度扱えればいいのかは職場にもよりますが、ワードなら表やグラフの挿入などは出来ないと話にならないでしょう。エクセルなら、グラフの作成やSUMなどの最低限の関数の知識は必要です。

事務に転職する前に、一度自分のPCスキルを確認しておきましょう。

どうしても不安なら、MOS(マイクロソフトオフィス・スペシャリスト)の資格を取ると良いと思います。これは、ワード・エクセル・パワーポイントというビジネスに必要なソフトをしっかり実用レベルまで扱えるという証明になります。

また、経理事務なら簿記2級以上は必要になります。

一般事務ならPCスキル、経理事務ならそれに加えて簿記の知識と、どの事務職を選ぶかによってハードルの高さは違います。ちなみに、専門船が高い事務職になればなるほど給料は高くなる傾向があります。

事務未経験者は転職エージェントの活用がカギ!

事務の求人は、比較的未経験者もOKという求人が多いです。とはいえ、経験者を優遇しているところが多いのもまた事実。

もしも、未経験者のあなたと経験者の誰かが同じタイミングで応募した場合、経験者が取られてしまう可能性が高いです。

少しでも通過率を上げるために対策をしないといけません。

そこで必要になるのが転職エージェントです。

転職エージェントを使うことで、未経験OKの事務の求人を簡単に見つけることができるし、未経験者としての効果的なアプローチ方法をアドバイスしてもらうこともできます。

上手に活用して転職活動を有利に進めましょう。

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仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人へ
ヒサダ

はじめまして。当ブログの管理人ヒサダです。

僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…

それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。

転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。

  • 転職を決断する勇気が出ない
  • この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
  • 転職後の自分をイメージできない
  • 辞めることを言い出しにくい
  • 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
  • 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない

これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。

でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。

だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。

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