休みが少ない=不幸
休みが少ない仕事・会社を辞めたいと思ったらすぐにでも辞めるべき。
僕はそう思います。
仕事は仕事。プライベートにしか人生の楽しみを見いだせない僕にとっては、休みが少ないのは「不幸」でしかありません。同じ気持ちの人も多いのではないでしょうか。
というわけで、「休みが少ないとどんだけ不幸か」っていう話と、「転職先はどんな職種・業界がいいのか、どうやって会社を選べばいいか」を語りたいと思います。
休みが少ないと… 旅行が出来ない
休みが週に二日あると、一泊旅行が出来るんですよね。土曜日に出発して観光して泊まって、日曜日に帰ってきて翌日の出社に備えることができます。
たまには羽を伸ばしてゆっくりしたいなというときに、それを実現できるほどの時間的余裕があるというのはありがたいもんです。
休みが少ないと、旅行なんてできません。
週に1日の休みだとしたら、日帰り旅行しか出来ない。日帰り旅行をしようにも、日帰りって意外としんどいからやる気が起きないんですよね。
せっかくの週1日の休みに疲れるようなことをするのはな… と躊躇しちゃいます。
だから、旅行が趣味という人は完全週休2日じゃないとしんどいです。
せめて有給は取得できないと話になりませんよね。
休みが少ないと… 恋人が作れない
休みが少ないと「恋人いてもデートする暇がない」「構えない」ということで、恋愛自体を避けるようになるんですよ。
それに、そもそも休みが少ないと会社以外に出会いを探しに行けないし…。
出会いがあっても、休みが少ない人なんて嫌でしょう?
だから、休みが少ない仕事をしているうちは恋愛なんてできない。
恋愛もできないから、結婚もできない可能性が高い。
そういうわけで、ずっと休みが少ない仕事をしていると、天涯孤独になるのではないかという不安が襲ってきます。恋愛もそうですが、友人関係も絞られてくるんですよね。
休日が多い仕事をしている人と休みを合わせづらかったり、疲れてるだろうからと気を使われて誘ってもらえなかったり…
休みが少ないと… 疲れがとれない
僕が前の会社で働いていたときの6日間働いて1日休むというサイクルでは、なかなか疲れがとれませんでした。
休み1日を寝て過ごしたとしても、倦怠感が残ります。人間はそう燃費よく出来てないんですよね。
6日間働いて、しかもその6日間の自由時間は無いに等しい。
そうやって働き続けて1日だけ休んだとしても消費した体力に、体力の回復が追いつかないんですよね。
感覚的には3分の1くらいしか回復してなくて、週6日フルで働いたら3日は連続で休まないとフルで復活しないんじゃないかと最近気づきました。
「隔週で週2日休み」とかでも僕にはキツいです。辞める理由としては十分だと思います。
休みが少ないと… 免許が取れない
休みが少なく、有給が取れないとなると免許の取得ができません。自動車免許以外にバイクの免許が欲しいなと思っても、休みが少ないとなかなか講習を受けられませんよね。
週1日の休みすべてを講習に当てないと厳しいですが、1日しかない休みを講習で潰す気にもなれない…。
結局、免許の取得を見送ってしまいます。
僕の知り合いもバイクの免許が欲しいけど休みが無いから取れないと諦めてました。
結局、休みが少ないとマイナスにしかならない
色々なことを語ってきましたが、結局休みが少ない仕事をしているとできないことって「趣味全般」と「遊び」、そして「休養」という三種類に収束されるんですよね。
旅行は趣味であり遊びであり、恋愛や友人関係は心の休養でもあるでしょう。
その他免許の取得なんかは実用もかねてますが、多くの方は仕事で使う以外の免許は趣味で取得しますよね。
仕事が少ないと趣味が出来ず、趣味が減って無趣味になる。
結果、人生に味が無くなってしまう。
休みが少ないと休養が足りなくなる。
その結果、仕事のパフォーマンスが落ちてしまう。
休みが少ない仕事に就いていると、自分のためにならないだけでなく、周囲の人間や会社のためにもならないんです。仕事のために休みを削ってるのに仕事のパフォーマンスが落ちて本末転倒ですし、何一つ良いことがありません。
休みが少ない会社にいると、まるで仕事のための人生にように思えます。
でも、仕事は人生のためにあります。自分が味のある幸せな人生を送るためにお金が必要だし、メリハリも必要だから仕事をする。
年間休日日数が増えて気づいたことは、休みが少ない仕事というのは人生と仕事の関係性を逆にしてしまうということです。
結論:休みが少ないと幸せになれない。
休みが多い仕事を狙って転職活動を始めてみては?
休みが少ないと幸せになれない…だから、休みが多い仕事を狙って転職活動を始めておきましょう。
例えば、DODAが提供しているキャリアコンパスというサイトの世論調査によると、こういう仕事が休みが多いようです。
業界で見てみると…
- 自動車・輸送機メーカー
- 電子・電気部品・半導体メーカー
- 医療機器メーカー
職種で見てみると…
- 先行開発・製品企画
- 生産技術
- エンジニアリング
…メーカーしか無え! そう、特に休日が多い業種は主にメーカーなんです。この後も世論調査の結果は続いていますが、ベスト5全部メーカーだからもう清清しい。上から順に1位・2位・3位なんだけど、3位の医療機器メーカーでも130.5日もの年間休日という凄さ!
ちなみに、職種を見てみてもエンジニア系が多いんですよね。
「モノを作る生産側が休日多い」ということになるけど、実はこれには理屈があります。
自社で製品を作るメーカーは、自社の都合で生産計画を練れますよね。だから、無茶なスケジュールで無茶な量をこなすようなことは基本的にありません。休日をしっかり取っても間に合うように設定しているし、他社にそれが揺さぶられることもないから、休日日数が多くなりやすいんです。
エンジニア職ばかり上位に上がっているけど、営業職に関しても似たことが言えます。メーカーは商社に比べると顧客が一定なことが多いから、これまたコントロールしやすく比較的休みが多いんです。もちろん、会社によりけりですが。
BtoBだと、企業間のやり取りが多くなります。日本の企業は本当にまじめで、こまめなメール返信や対応を求めるんですよね。だから、企業間のやり取りが多いと休日に対応しないといけないことも多くなり、休日を満足に取れなくなってしまうことがあります。
こちらの記事でさらに詳しくまとめてみました↓
休みが多い仕事に転職したいならココ!おすすめの職種・業界、企業の特徴を紹介
ちなみにちなみに、一番休日が少ないのはコンビニでした。
これは「24時間・365日休まず営業」だからでしょうね。それが当たり前になっていて、年末年始や夏季休暇という長期休暇を取りづらいんだと思います。
ということで、休日が多い仕事を狙うなら、メーカー・エンジニア職が転職先の候補に上がります。休日が多い業種ランキング10位まで遡っても9割メーカーですからね、休日たくさんを求める=メーカーという方程式は変わりません。
残りひとつはクレジット/信販業者でした。メーカーはちょっと…というなら、そこを狙ってみるのもアリかもしれません。
ただし、休みが多い業界・職種だったとしても、厳密には会社によって違いがあります。会社選びを間違えると「休みが多い業界なのに休めねえ!」という状態になるので、注意しましょう。
逆に、休みが少ないとされている業界・職種だとしても、ホワイト企業なら休めます。
つまり、最終的には、会社選びがものを言う!ということです。
しっかり休みが取れる会社を見極めるには、転職エージェントを使えばOKです。
「休みが多い会社に転職したい」という希望を伝えれば、休日日数が120日を越えた求人を紹介してくれます。
そう、細かいことは考えなくても半自動的に休日が多い求人を集めることができるんです。
転職エージェントについては以下の記事を参考にしてみてください↓