歯科医院の受付を辞めたい…

でも、「歯科医院の受付を辞めたところで、他に就ける仕事があるのかな」「辞めても悩みが解決できるとは限らないんじゃないかな」といった疑問が仕事を辞める足かせになることがあります。

今回は、歯科医院の受付の悩みを解決するための職場選びのポイントや、歯科医院の経験を活かせる転職先の選択肢を紹介します。

ぜひ参考にしてみて下さい。

よくある【歯科医院の受付を辞めたい理由】

  • 作業が追い付かない
  • 覚えることが多すぎる
  • 職場に仲間がいない
  • 医師や歯科衛生士との人間関係に問題がある
  • 給料が低い

歯科医院の受付の仕事は、患者の受付対応や会計と、予約の管理、レセプト業務ですよね。それに加えて、受付と歯科助手を兼ねている場合は治療の準備や片付け、道具の洗浄なども行います。

レセプト業務だけでも作業量が多いのに、こんなにやることがあっては追いつかないのは当然ですよね。

さらに、これだけの作業量をこなしても給料は低いです。月給18~20万円が相場となっています。歯科医院によっては13~15万円程度になることもありますよね。正直、作業量との釣り合いが取れていないと感じてしまいます。

以上のような悩みは、転職しなければ解決できません。

どれもこれもが、今の職場で働く上で変えようがないことだからです。業務範囲は院によって決められているし、職場に仲間がいないのも自分だけではどうしようもありません。

給料は交渉で上げられるかもしれませんが、無理に交渉してはその院に居づらくなる危険性があります。

他の仕事に就かなくても、違う歯科医院に転職することで解決する悩みもあります。

次の章では「違う歯科医院に転職するときに重視したいポイント」を紹介します。

違う歯科医院に転職するときに重視したい3つのポイント

1.転職先の受付の人数をチェックしよう

歯科医院の受付は一人しかいないことがあります。多くても二人程度です。

ただ、同じ職種の人間が職場に複数人いるということは、とても大切なことなんですよ。

同じ職種の同僚が職場にいることで、気軽に悩みを相談したり愚痴を言い合ったりできるようになります。

それに、歯科医や歯科衛生士との人間関係を良好に保つためにも、受付の同僚がいることは重要です。

歯科医や歯科衛生士は受付を軽視しがちですから。

歯科医や歯科衛生士と受付との間には立場上の上下関係がありますからね。さらに、受付や歯科助手だけ資格が不要な仕事です。そこから序列が生まれ、序列が低い受付の人たちを軽視する空気が生まれることがあります。

歯科医や歯科衛生士から軽視されれば、人間関係を良好に保つことは難しいです。

いじめが発生することもありますし、軽視されていると感じるだけで相手のことが怖くなったりしますから。

その悩みを解決するには、受付の同僚がいることが大切です。

弱い立場の人間でも複数人いれば、歯科医や歯科衛生士も受付や助手のことを軽視できなくなりますから。

もちろん、同僚の数なんて求人には記載されていません。

転職エージェントを使い、アドバイザーに「受付や助手の人数」を確認しましょう。

2.今より給料が高い求人を探し、昇給の仕組みを確認しよう。

給料が割に合わないと思うのなら今より高い給料を転職で勝ち取ることをオススメします。

最初から高い月給を提示している求人を選ぶのはもちろんですが、それより大切なのは「昇給」です。高い月給を得ることができても、昇給しないのではそのうちに不満が生まれます。

長く働いていて実力もあるのに、働き始めと給料が変わらないわけですからね。

そこで、昇給の仕組みが求人に詳しく記載されているかをチェックしましょう。

たとえば、資格取得ごとに給料がアップするとか、年次昇給が何回あるとかですね。そして、昇給率や昇給額まで詳しく記載されている求人を積極的に選ぶようにしましょう。

3.受付とレセプト業務だけを任される歯科医院を探そう

歯科医院の受付の業務範囲は、院ごとに異なります。

たとえば、先程から語っているように「歯科助手」として、治療行為以外のほぼ全ての雑用を任せている院もありますよね。

一方では、受付とレセプト業務に限定している院もあります。

受付とレセプト業務に限定している院はやや少ないものの、探せば求人が見つかるんです。業務範囲が広すぎることを悩んでいるのなら、業務範囲が受付とレセプトに限定されている院の求人をしっかり探しましょう。

転職エージェントを使えば、そういう求人を探すのが簡単になりますよ。

歯科医院の受付経験を活かして働ける転職先の候補

ここまでは「違う歯科医院に転職するときのポイント」を語ってきました。ここからは、歯科医院の受付経験を活かして働ける仕事の選択肢を紹介します。これはあくまでも一例です。自分にはどのような経験や能力があり、それをどのような仕事で活かせるのかを考える際の参考として捉えてみてください。

1.企業受付

企業受付の仕事は、一般企業にて来客者の対応をすることです。

来客者を担当部署に繋いだり、アポイントメントの電話を担当部署に繋いだりします。場合によっては来客者を応接室などに案内することもあるんです。

この仕事は、歯科医院の受付とかなり似ていますよね。歯科医院の受付は来院患者の対応と案内ですから。

歯科医院の受付の経験を活かせる仕事だと言えるでしょう。

ちなみに、年収は300万円前後が相場です。

2.異なる科目の医療事務

歯科医院の受付の仕事には、レセプト業務も含まれますよね。

医療事務の仕事は、来院患者の受付対応と案内、会計とレセプト業務です。この点が完全に一致しています。

ただ、他の科目では医療事務が治療の準備や後片付けなどをすることはあまりないんです。そういう仕事は看護師の業務範囲ですから。

今の仕事を活かしながら、ほぼ確実に業務範囲を限定できます。その上、大きい病院を選べば同僚の数も多くなるんです。給料も高くなりますよ。

だから、歯科以外の医療事務は歯科医院の受付の転職先候補として、オススメです。

3.ホテルフロント

ホテルフロントは、全く異なる分野で歯科医院の受付の経験を活かせる仕事です。

ホテルフロントの仕事内容は宿泊客の受付と会計、予約管理、宿泊客からの問い合わせ対応です。この「受付と会計、予約管理」は歯科医院とほぼ同じ仕事と言えます。細かいマニュアルは異なるものの、接客経験と接客ノウハウは活かせますよ。

さらに、年収は300~350万円が相場です。経験年数が経てばフロントのリーダー的ポジションに就くことができる可能性があります。そうなれば年収はさらに上がるでしょう。

それだけじゃありません。

経験を活かして高級ホテルに転職したり、ホテルコンシェルジュになったり、キャリアパスはさまざまです。

ホテルフロントに転職すれば、今後のあなたの人生の選択肢は大きく広がります。