カフェ店員はとても素敵な仕事だと思います。

ただ、その裏にはたくさんの苦労や悩みがあることも事実です。

そして、たくさんの苦労や悩みからカフェ店員を辞めたいと思っても、「辞める」という一歩が踏み出せない人もいると思います。

「辞めたとしても悩みから解放される保証はないのではないか」
「他の仕事になんて就けないのではないか」

そんな人に僕が言いたいのは、「転職をすれば悩みが解消される可能性が高いし、カフェ店員の経験を活かせる仕事はたくさんある」ということです。

そこで、カフェ店員の悩みを解消するための転職先選びのポイントと、カフェ店員の経験を活かして働ける仕事の選択肢を紹介しましょう。

カフェ店員にありがちな悩み4選

  • 忙しい上に立ち仕事で体力がきつい
  • クレーム対応が精神的にきつい
  • 客との会話が苦手
  • 拘束時間が長い割に給料が低い

以上がネットでよく挙げられている「カフェ店員の悩み」です。

それらの悩みを解消するには、転職をするしかありません。

忙しさは店によって異なりますし、クレームや客との会話の発生率も客層によって変わるんです。拘束時間や給料に関しても、今の店で改善できる見込みはないのではないでしょうか。

だから、転職するしかないわけです。

ただ、カフェ店員以外の仕事に転職せずとも、今とは異なる店に転職することで解決する悩みもあります。

もちろん、カフェ店員の仕事自体を辞めて違う仕事に転職したいなら、話は別です。カフェ店員の経験を活かして転職できる仕事の候補は、後ほど紹介したいと思います。

まずは、異なる店に転職して悩みを解決するために重視したいポイントを紹介しましょう。

カフェ店員が違う店に転職するとき重視したい4つのポイント

1.店に足を運んで忙しさを見極めよう

店が忙しくなる時間帯と、その時間帯にどのくらい忙しくなるのかを事前にチェックしておきましょう。

ランチを提供しているならランチタイムが忙しくなりがちです。ほかにもモーニングを提供している時間や15時前後のティータイムなどに忙しくなる店が多い傾向があります。だけど、厳密な「忙しくなる時間帯」は店によって異なるはずですよね。

気になる求人があれば、その求人先の店舗に客として訪問しましょう。そして、なるべく長居しながら忙しくなる時間を見極めてみてください。

忙しすぎると体力的にきついという人は、このチェック作業をしっかりと行いましょう。

2.立地から客層を特定しよう

店の客層によって、客との会話の発生率が変わります。

そして、客層はその店の立地からある程度特定することが可能です。

たとえば、「ビジネス街のど真ん中にある店」の場合。客にはサラリーマンが多くなるでしょう。ランチに来るサラリーマンや、外回りの合間に休憩に来るサラリーマン。店の雰囲気によっては商談に来る人もいるかもしれませんね。

つまり、あまりのんびりとお喋りをしている余裕はない客が多いということです。

苦手な客との会話が生まれる可能性は低いと言えるのではないでしょうか。

このように、立地から店の客層を特定して会話の発生率を予想することができるわけです。

客との会話が苦手な人やなるべくクレーマー被害に遭いたくないという人は、立地を重視して転職先の店舗を選びましょう。

3.営業時間とシフトを確認しよう

拘束時間が長いのが気になるという人は、その店の営業時間とシフトを確認しましょう。

拘束時間の長さは、営業時間の長さによるものなんです。

大手チェーン店だと午前7時から午後9時・10時まで開いている店がたくさんあります。これを二交代制シフトで分けるとなると、前後半ともに6時間から7時間程度と短くなりますよね。そのため、正社員は交代しないことがあります。

だから拘束時間が長くなるというわけです。

以上のことから、カフェ店員の拘束時間を短くするには次の二つの方法が考えられます。

営業時間が短い店を選ぶ。
深夜営業をしていて交代制シフトを導入している店を選ぶ。

営業時間が短くなれば拘束時間も自ずと短くなりますよね。深夜営業をしている店はあまりにも営業時間が長過ぎるため、交代制にせざるを得なくなります。

ただし、深夜営業をしていたり24時間営業をしていたりする店でも、シフトによっては拘束時間が長いことがあるので注意が必要です。

転職エージェントを使い、シフトを確認することも大切ではないでしょうか。

4.給料アップを狙おう

転職して給料アップを狙うには、まず店長候補の求人に応募するという方法があります。

店長候補の求人は一般の店舗スタッフの求人よりも、給料が高いんです。

実際に求人を探してみると、一般のカフェ店員の求人には「給料18~25万円」と記載されている傾向があります。

一方、店長候補の求人には「給料25~30万円程度」と記載されていることが多いんです。

だから、店長候補として転職することで給料アップを狙うことができるということなんですよ。

また、現在個人店に勤めている人は大手チェーンに転職するという選択肢も視野に入れると良いでしょう。個人店より大手チェーンのほうが給料が高い傾向がありますから。

転職に活かせるカフェ店員の経験と、それを活かした転職先の選択肢

これまでは「カフェ店員が異なる店舗に転職することで悩みを解決する方法」を紹介してきました。

ここからは、カフェ店員の経験を活かせばどんな仕事に転職できるのかということを、簡単に紹介しましょう。

カフェ店員の仕事内容を踏まえると、カフェ店員には「接客経験」「状況判断能力」「事務処理能力」が備わっていると考えられます。

状況判断能力は、店内の状況を見て自分の仕事を自発的に見つけることで鍛えられているはずです。忙しければ忙しいほど、瞬時に状況を判断して動かなければ店が回りませんからね。

以上の三つの能力を活かせば、次のような職種への転職が考えられます。

  • 事務職
  • 販売職
  • バーテンダー
  • 企業受付
  • ホテルスタッフ
  • アミューズメントスタッフ

販売職から企業受付は接客経験を活かすことができる転職先の例として紹介しました。

ホテルスタッフとアミューズメントスタッフは「接客経験」と「状況判断能力」の両方を活かせる転職先の例です。

ホテルスタッフは客からのさまざまな問い合わせを受けることがあります。たとえば「近くの良さそうなレストランを教えて欲しい」などです。

ただ、「良さそうなレストラン」と言っても状況によっておすすめできるレストランは変わりますよね。恋人と過ごすためなのか、接待のためなのか、親孝行のためなのか…。客一人ひとりの状況に合わせて、ぴったりな回答を見つけないといけません。

だから、判断能力が必要なんですよ。

そして、アミューズメントスタッフは広いホール内で自分が今すべき仕事を見つけるために、判断能力が必要とされるんです。

以上のように、自分に備わっている能力が必要とされる仕事を探すことによって、カフェ店員の経験を活かした転職先が見つかります。

その中から自分の興味が惹かれるものを選べば、あなたにぴったりな仕事を見つけることができるのではないでしょうか。