「スーパーの店員を辞めたい」

給料の安さ、クレーマー対応の辛さ、新型コロナウイルスによる精神的負担 etc.

SNSなどで調査してみると、スーパーの店員を辞めたい人の声が多数見つかります。

そこで今回は、スーパーマーケット店員の悩みを分析しつつ、転職経験者の僕なりの角度でおすすめの転職先や転職活動のポイントを考えてみたいと思います。

ぜひ参考にしてみてください!

スーパーの店員を辞めたい理由で多いのは?

給料が低い

30代の平均年収でも400万円程度、20代だと300万円前後です。特に給料が低い店だと、20代正社員で年収250万円程度ということもあります。

仕事の大変さと給与額を計りにかけたとき、「給料が低い」と感じる人が多いようです。

また、長く働くことで順調に昇給できる業界ではないので、将来のことを考えて不安を感じている人も多いです。

サービス残業が多い

スーパーの正社員は、拘束時間が長い傾向があります。

正社員はパートやバイトに比べて作業量と種類が多いんですが、1店舗あたりに配属される人数は少ないんですよね。その割にはバイトもパートも大勢います。少人数で正社員特有の仕事をしないといけないため、どうしても残業せざるを得なくなるんです。

そのため、毎日10時間以上働くことになる店舗もありますよね。

しかも、残業代は出ません。

立ち仕事で足腰がツラい

スーパーの店員は立ち仕事ですよね。現場担当は常に接客のため立っているか、売り場で商品メンテナンスや棚出しをするために立って作業をしているかのいずれかです。座って休むというわけにもいかず、常に立っていないといけません。

座れるのは裏で休憩しているときくらいですよね。その上拘束時間が長いために、一日の大半の時間は立って何かをしているんじゃないかと思います。だから、体力的にしんどいと感じる人が多いようです。

休日が圧倒的に少ない

スーパーは長期休みがほとんどありません。

大晦日も三が日もGWも、今どきは営業しているスーパーが多いですからね。休むどころか稼ぎ時で、むしろ忙しいという店舗も多いです。もともと平日休みが無くシフト制で、急な呼び出しなどで休みが削られがちになるのに、長期休暇も無い…。

年間休日はかなり少なくなってしまいます。

バイトやパートの管理がしんどい

スーパーの正社員の仕事は、店舗内の作業だけではありませんよね。バイトやパートの管理もしないといけません。教育指導、シフト管理、人間関係の管理などなど…。店舗内での作業で忙しくしながらそれらの管理をするのは、骨が折れますよね。

また、神経もすり減ります。パートのおばちゃん同士の派閥問題とか、いじめ問題とか、トラブルが絶えませんからね。それらのトラブルが発生しないように目を光らせたり、トラブルが発生した際に対処したり…。

身も心もボロボロになりそうですね。

スーパーから転職するならどんな仕事が良い?おすすめの転職先候補を紹介

倉庫管理

倉庫管理は、入庫した商品の仕分けや商品の出荷準備、在庫管理などをする仕事です。

倉庫管理は膨大な種類と数の商品を管理しなければなりません。

管理能力が無いと難しい仕事です。

スーパーの陳列棚を管理し、人材も管理してきたスーパーの正社員なら、管理能力も高いのではないでしょうか。

また、スーパーと比べて顧客対応が無くて精神的に楽です。シフトもガッチリ決まっていて、サービス残業もほとんどありません。

食品卸売

商品卸売の仕事は、生産者から商品を仕入れ、商品を必要としている小売業者に売ることです。

食品卸売業は、生産者とスーパーとをつなぐ役目を持っています。スーパーの実態やそこで働く人間のことを深く理解しているスーパーの正社員であれば、その調整役にぴったりではないでしょうか。

全くの異業種に抵抗感がある人には、特におすすめです。実際に小売から卸売に転職する人は多いんですよ。これまでの知識を活かせますからね。

また、調整上手な人材になれば、商品の納品量や取引先の数を増やすことに繋がります。優秀な人材だと年収800万円程度を実現することも可能です。

企業受付

企業受付の仕事は、自社に訪れる客を該当部署に繋ぐこと。

企業受付はスーパー正社員の接客経験を活かせる転職先の選択肢のひとつです。

企業受付なら、スーパーのように馬鹿なクレーマーも少ないでしょう。企業の来客は、自分の会社の看板をぶら下げています。よほどの馬鹿で無い限り、無茶なクレームをつけてくることはないでしょう。

クレーマーのストレスから解放されつつ、経験を活かすことができます。

しかも、規則正しく土日祝日休める企業が多いんです。残業も受付はあまりありません。

広報

広報の仕事は、自社の新商品・新サービス情報などを社内向けに共有したり、社外向けに発表したりする仕事です。

スーパーと広報とがイメージ的にあまり結びつかないと感じる人もいると思います。

ただ、実際は共通点があるんです。

スーパーで働くには、「誰に何をどのくらい、どうやって、いつ販売するか」を考えるのが大事ですよね。仕入れる商品、時期、ターゲット、量すべてを計算しないと大きな利益を得るのは難しいです。

企業の広報も、商品の良さを伝えるために、「誰にどんな情報を、どれくらいの密度で、どのように、いつ伝えるのか」を考えることが必要とされます。

だからスーパーの正社員は、広報に向いている可能性が高いです。

スーパーの店員からの転職を成功させるためのポイント

スーパーの店員のように「単純作業」「誰にでもできる」(←実際そんなことないんですが)と思われている仕事をしている人は、転職できないんじゃないかと不安になりがちです。

でも、専門スキルを持っている人だって違う職種に転職するのは厳しいんですよ?

同じ仕事で職場を変えるなら簡単ですが、専門スキルがあってもそれが別の仕事で役立たないと意味がありませんからね。他の仕事をするということは、一度ゼロに戻るということなので誰でも厳しいんです。

だから、スーパーの店員だから転職できない、なんてことはありません。

断言しましょう、努力次第で転職の難易度を下げることができます

「じゃあどんな努力をすればいい?」

自分自身が経験してきたことと、自分自身の実績やスキルを書き出す努力。

そこから自分に向いている仕事を探し、その中で自分の希望を叶えられる仕事を探し出す努力。

そして、そこに転職するために企業調査や分析を怠らず、対策を練る努力。

この3つの努力を怠らなければ、転職は難しくありません。

ただ、この3つの努力は結構大変なんです。特にスキルや経験を書き出すというのが、一人きりだと難しい…。自分自身で考えてしまっては、どうしてもマイナス補正がかかって「自分には何もない」ように思えますからね。

この作業を少しでも楽にするには、転職エージェントを頼るのがオススメです。

転職エージェントは何がどの仕事に役立つのかを教えてくれますし、経験やスキルの棚卸しも手伝ってくれます。転職活動に関するアドバイスを細かくしてくれるので、一人で悩むよりは断然楽です。

また、求人先の実態を教えてくれます。これが一番重要です。

求人情報に書かれている情報は採用者側が書いた情報ですから、いくらでも嘘をつくことができます。自分たちに都合の良いことを書いているわけですからねえ。

ただ、エージェントが調査を行った職場に関しては、その職場の実態をキャリアアドバイザー自身の言葉で伝えてくれるんです。第三者の情報なので信頼できます。

これでブラック企業やミスマッチを避けましょう。

こうやって戦略を練っていけば、ゆっくりでも確実に転職できます。早めに行動を起こして、より良い転職先を探して行きましょう!