ビルメンテナンスは「楽な仕事」としてネットで紹介されることが多いですが、実際は汚く、危険で、きつい仕事ですよね。

そんなビルメンテナンスの仕事を辞めたい、と悩んでいる人もいるでしょう。

今回は、よくあるビルメンテナンスの悩みを分析しつつ、「ビルメンテナンスにおすすめの転職先」を紹介します。

ぜひ参考にしてみて下さい!

ビルメンテナンスを辞めたい7つの理由

ネットでビルメンテナンスの悩みを調べたところ、次の悩みを抱えている人が多いということがわかりました。

  • 汚い
  • 危険
  • 看護師や介護士との人間関係が険悪
  • 拘束時間が長い
  • 暇すぎる
  • 激務
  • 給料が低い

これから、それぞれについて簡単に説明していきたいと思います。

辞めたい理由1.汚い

ビルメンテナンスは、何かと「汚い」仕事をしなければなりません。

下水処理や汚物処理などをしなければならないことがあるし、介護施設では浄化槽に詰まった紙おむつの除去もしないといけません。

そういう仕事だと言ってしまえばそれまでだけど、汚い仕事をするのは億劫で、ストレスが徐々に溜まってしまいますよね。

辞めたい理由2.危険

ビルメンテナンスの仕事には、たくさんの「危険」が潜んでいます。

ガスメーターや電力メーターの点検をする際、触ると死ぬような機械がたくさんありますよね。ボイラー点検の際も、触ると大やけどをするという危険があります。

また、病院ではゴミ袋に使用済みの注射針が入っていて、刺さることがあるんですよね。使用済みの針が刺さるのは、感染症の危険がありそうです。

辞めたい理由3.看護師や介護士との人間関係が険悪

病院や介護施設では、看護師や介護士との人間関係が険悪になりがちです。

看護師や介護士たちも、ストレスが溜まっているんでしょう。そのはけ口にされているのか、ビルメンに対するあたりがキツイんですよね。

ネットには「人間扱いすらされない」という声がありました。

辞めたい理由4.拘束時間が長い

ビルメンテナンスには宿直があります。仮眠と待機時間があるとはいえ、24時間拘束されるのはきついです。待機と言っても仕事中だからリラックスできません。何も起こらなくても職場に居続けなければならないのは、苦痛ですよね。

辞めたい理由5.暇すぎる

24時間勤務中6時間待機、という現場がありますよね。この時間が、現場によっては暇になります。無資格のうちは待機時間中に勉強をするでしょうが、資格をある程度取得してしまうと待機時間中に何をすればいいかがわからなくなりますよね。

あくまでも「待機」だから、寝ることもできないし…。

辞めたい理由6.激務で辛い

ビルメンテナンスは、現場によって激務になりますよね。

激務だと言われているのは、病院とホテルと商業施設です。

病院は看護師から何でもかんでも頼まれて忙しくなるし、設備が古い病院だと夜間に何度も異常が起きて仮眠しづらい…。

ホテルは日中だろうと夜間だろうと変わらず忙しいですよね。日中は客室の修繕で忙しく、ときには厨房の設備点検や修繕を依頼されます。

夜間はというと、客室の修繕が忙しい日中に点検できない箇所を点検しなければならず、仮眠もままなりませんよね。

商業施設はクレーム処理とトイレの詰まりが多いし、イベント準備で夜間に電気配線をしないといけないし…。

激務な現場に配属されると、本当に辛いですよね。

辞めたい理由7.給料が低い

ビルメンテナンスは無資格だと年収250万円が相場です。

ビルメン四点セットと呼ばれる資格を取得したとしても、年収はあまり伸びません。特に独立系のビル管理会社は給料が低い傾向があり、資格を取得しても270万円前後にしかなりませんよね。

大手系列系でも役職に就かなければ300~400万円程度です。

正直、割に合いませんよね。

ビルメンテナンスにおすすめの転職先

経験を活かせる転職先や悩みを解決できる転職先など、ビルメンテナンスを辞めたい人にオススメの転職先を紹介したいと思います。

転職先候補1.電気工事会社

第二種電気工事士の資格を取得していれば、電気工事会社に転職できます。

電気工事会社では、一般住宅や小規模店舗などの設備工事を行うことになるでしょう。

また、電気工事会社で働く電気工事士は、見習い期間でも250~350万円程度の年収を提示する会社が多いです。

見習い期間を終えると300~500万円の間で給料がアップしていきます。

資格を活かせるだけでなく、給料も上げられるため、オススメです。

転職先候補2.電気保安協会

電気主任技術者を取得していて、実務経験がある人は電気保安協会に転職できる可能性があります。

また、ビルメンテナンスから転職すると年収が上がる可能性が高いんです。

関東電気保安協会の求人によると、採用後は非正規職員で月給は業務内容と年齢に応じて15万8千円~27万1千円の間で決定されるとのこと。

正規職員に登用された後は昇給が行われ、「基本給+各種手当」が支給されるだけでなく、年2回のボーナスも支給され、年収が500万円以上になることがあります。

経験を活かせるだけでなく、高い年収が得られるのが電気保安協会のオススメポイントです。

転職先候補3.化学系メーカー

化学系メーカーは引火性液体を取り扱うことが多いため、危険物取扱者乙種4類(乙4)が必要になります。特に研究開発や製造に関する部署での有資格者の需要が高いんですよ。

また、化学系メーカーは年収500万円以上可能の求人が多く、ビルメンテナンスより給料が高いのもオススメポイントです。

転職先候補4.石油会社

石油会社は石油という引火性液体を製造・管理する会社のため、乙4保有者は石油を貯蔵・管理する仕事など、重要な役割を任されることが多いです。

求人を見てみると、その際の年収は400~1000万円と高年収になっています。

また、石油会社の営業スタッフにも、乙4の資格保有者を優遇する求人が多い傾向があります。営業の場合は資格が必須ではない分、資格手当が付くんです。500万円以上の高年収を狙えますよ。

転職先候補5.施設警備

施設警備は、監視カメラのチェック、入館受付業務、巡回、緊急時の対応などの仕事を行います。

ビルメンテナンスの仕事と似ている部分が多いため、ビルメンテナンス経験者は警備業界では評価が高いです。

それでいて、施設警備には汚い仕事や危険なメンテナンス業務がありません。年収はビルメンと大差ありませんが、汚い仕事と危険な仕事が無い分、割に合うと言えるのではないでしょうか。

転職先候補6.工場の仕事

工場は残業が少なく、拘束時間が短いです。交代制勤務なので、生産数に関わらず仕事を終えられます。24時間稼働の工場で3交代制勤務にすれば、拘束時間は8時間だけです。

年収は300~400万円程度が相場となっています。正社員として働き、溶接など仕事に必要な資格を取得すれば、年収400~500万円程度にはアップすることもあるんです。

「汚くて危険で激務なのに給料が低い」と悩んでいる人には、とても良い転職先ではないでしょうか。