セラピストは人を癒やす仕事ですが、実はセラピスト自身が一番癒しを必要としているのかもしれません。

施術で体を酷使。勤務は長時間。狭い職場の人間関係に心も疲弊。

「セラピストを辞めたいなあ」と思っている人も多いのではないでしょうか?

今回は、セラピストならではの仕事の悩みを「転職」で解決するためのお役立ち情報をまとめました。

ボディ系セラピスト、心理系セラピスト、リラクゼーション系セラピストのみなさん、ぜひ参考にしみて下さい!

セラピストにありがちな辞めたい理由を分析

  • 給料に不満がある
  • 体を壊した
  • 激務や長時間労働が辛い
  • 人間関係がしんどい

正社員のセラピストの平均年収は300~350万円。施術と長時間労働で身体を酷使して得る対価としては、あまり高いとは言えませんよね。

長時間労働は「店舗の営業時間とシフトの都合」で発生することもありますが、店を掛け持ちしてセラピストが自ら長時間労働をせざるを得なくしているケースもあります。

掛け持ちをしなければならないのは、業務委託契約だと給料が不安定なためですよね。リラクゼーション業界は業務委託の個人事業主としてセラピストを抱えるのが主流だから、個人事業主として不安定な身分で働くことに辛さを感じている人も多いでしょう。

【セラピストを続けたい人へ】悩みを解消するための求人選びのポイント

給料を上げるためのポイント

給料を上げるには、三通りの方法があります。

ひとつ目の方法は、日当保障アリの店舗を探すことです。

業務委託契約でセラピストを抱え込む店の中には、客が少なくてもある程度の日当を保障してくれる店があります。ネットの求人を見たところ、保障額の相場は1日7000~10000円程度です。

これに施術1回あたりの歩合給がプラスされます。

二つ目の方法は、集客の良い店舗を探すことです。

単価が高くても集客が悪ければ、給料総額は低くなりますからね。

集客の良い店舗を見極めるには、店舗の立地、店舗の人気度をチェックしましょう。

客が集まりやすい傾向のある立地は、「駅から近い」「ビジネス街に近い」などです。

ホテル内サロンは集客が限定的になるため、おすすめできません。

三つ目は正社員になる方法です。

ネットで求人を探せば、正社員のセラピスト求人が多数見つかります。正社員になれば月収が安定するので「給料が不安定で辛い」という悩みは解消されますよ。

また、ネットの求人を見ると月収の幅を広くとっている店舗が多いことがわかります。月収の下限を20万円とし、上限を50~60万円にしているんです。経験と実績があるセラピストであれば、今より高い給料が得られる可能性が高いと言えます。

それだけではありません。正社員として働きながら経験を積む中で、さらに上がる可能性もあるということです。

人間関係のストレスを解消するためのポイント

指名制の店と、指名数やランキングなどを公表している店は人間関係が険悪になる傾向があります。

指名制の店では指名数が多い人と少ない人とで、給料にハッキリとした差が出ますからね。誰もが自分の待遇を良くするために指名が欲しいんです。だから、指名が多い人をイジメたり新人つぶしをしたりという人間関係のトラブルが発生しやすい傾向があります。

指名数を公表していたり、ランキングにしていたりする店は特にそうです。

だから、指名制を採用していない店または、指名数やランキングを公表していない店に転職しましょう。

【異業種に転職したい人へ】セラピスト経験を活かせる転職先候補を紹介

セラピストの仕事自体に嫌気が差しているに人に残された道は、異業種への転職です。

でも、いざ転職活動を始めようにも「どんな仕事を探せばいいかわからない」という人が多いと思います。

そこで着目したいのが「セラピストとしての経験や、そこで培った能力」です。

まずは、セラピストとしての経験や能力を活かせる仕事をターゲットにしてみてはいかがでしょうか?

セラピストとして働いている人は「コミュニケーション能力」と「カウンセリング能力」に長けていると思います。

セラピストは黙って施術をしていればいい仕事ではありませんよね。時には会話でお客様を癒やしたり楽しませたりする必要があります。そのため、コミュニケーション能力が備わっている可能性が高いです。

そして、セラピストをしているとカウセリングを行う機会がありますよね。リラクゼーションサロンでは施術前に「どういう悩みがあるのか」を聞き出すことがあるでしょう。

カウンセリングをするときには会話の中からお客様の需要を発掘する「分析力」や、相手のニーズに合った物事を考える「発想力」などが必要になります。セラピストは、それらの能力を有している可能性が高いんです。

では、これらの経験や能力を活かせる転職先候補をいくつか紹介していきます。

美容室のレセプション

美容室のレセプションの仕事は、電話対応・予約管理・会計・接客などの受付業務です。セラピストの接客経験・コミュニケーション能力を活かせます。

また、中にはレセプションが客の要望を聞いたり、客につける美容師を判断したりする美容室もあるんです。店によってはセラピストのカウンセリングに関する経験・能力を活かせるのではないでしょうか。

ただ、美容室の場合はアシスタントがレセプションを兼任することが多いです。レセプション専用のスタッフを担当するサロンは近年増加傾向にありますが、まだまだ主流とまではいきません。

求人を探す際には注意しましょう。

ホテルフロント

ホテルのフロントは電話対応・予約管理・会計・受付、客からの問い合わせの対応を行う仕事です。

宿泊客はフロントに様々な問い合わせをします。たとえば「周辺の観光情報を教えてほしい」などです。

こういう問い合わせに対し、フロントは真摯に対応しなければなりません。周辺の観光情報を質問された場合には、宿泊客がどんな情報を欲しているのかを聞き出す必要があります。そうして客一人ひとりに合う情報を提供しなければならないんです。

そのためホテルのフロントは、接客能力・コミュニケーション能力・カウンセリング経験全てを活かせます。

バーテンダー

バーテンダーに求められるのは「一人ひとりのお客様に合ったお酒を作ること」です。

この「お客様に合った酒」を判断するのには、さまざまな情報が必要になります。

たとえば味の好みや、その日の状況、気分などです。

お客様に合った酒を判断するための情報を聞き出す必要があります。さらに、そこから「どんな酒がいいのか」を判断するには分析力が必要です。セラピストが普段行っているカウンセリングで得た分析力が活かせるのではないでしょうか。

また、お客様の好みを判断するだけでなく、「こういう酒が飲みたい」と言われたときに最適な酒を用意するのにも分析力などが必要になります。