圧倒的無気力!

仕事のやる気が出ない…。辞めたいと思うこともしばしば。この悩みを抱える人は結構多いです(特に新卒1年目や20代に多い)。

仕事のモチベーションには、誰しも波がありますからね。「とことんやってやるぜ!」と燃えているときもあれば、「もう嫌だ辞めたい、何もしたくない」と思うときもあるわけです。

ただ、あまりに「やる気が出ない状態が長い」もしくは「やる気が出ない状態が深刻」な場合は危険信号かもしれません。

そこで、今回はその原因や転職という選択肢を僕なりに考えてみました。

転職経験者の意見として参考にしてもらえたら嬉しいです。

【20代に多い】仕事のやる気を失う原因とは

人の身体的欲求と精神的欲求を満たす概念に、マズローの欲求段階というものがあります。この欲求段階には5段階あって、1番から5番に近づくにつれて欲求を満たす難易度が上がるんですよ。

1番目は「食べる・寝る」といった生理欲求、2番目は「身の安全や経済的安定」といった安全欲求。日本に住んでいる時点で、1番目の欲求はほとんどの人が満たしています。2番目の「身の安全」は満たしているけど、経済的安定はどうだろう。

微妙ですね。

3番目は「コミュニティに属していたい、仲間が欲しい」という社会的欲求で、4番目は自身を認めて欲しいという承認欲求。一番上の5番目は「理想の自分でいたい」という、自己実現欲求です。

以上五つの欲求全てが満たされてこそ、人は満足感を持って生きられるというわけですよ。20代はこの途中である人が多いから、満足感が薄いと考えられます。

特に承認欲求と自己実現欲が欠けているのではないでしょうか。

それが、20代が仕事のやる気を失う理由。

「認められたい」「こういう自分でありたい」という欲求は、多くの人の原動力になっています。特に仕事をするときには「自分の仕事ぶりを上司に認めて欲しい」とか、「たくさん稼ぎたい」「昇進したい」とか思うものですよね。

それが満たされないうちは、不安や焦りが募ります。

また、満たされるかどうかもわかりません。それがどれだけ先のことなのかもわからないわけです。

だから、やる気がなくなることが多いんですよ。目標が霧に包まれている状態だから、どうやって手を伸ばせばいいかわからず手を伸ばす気力が失せるわけです。

仕事にやる気が出ない人は転職を検討するべき

僕は、仕事にやる気が出ない人は一度転職を検討するべきだと思います。

理由は大きく分けて4つあります。

理由1.仕事が適当になっていく

やる気がない状態で仕事をすると、無意識のうちに仕事が適当になっていきます。手を抜いてやろうと思う人も中にはいますが、多くの場合はそんなこと思わなくても知らないうちに手を抜いてしまっているんです。

モチベ不足に加えて「なんか最近ミス増えたな」「うまくいかないな」と思っている人は、ほぼ確実に適当になっています。

これの何が危険かというと、仕事が適当になることで仕事がうまくいかなくなり、さらにモチベーションがダウンすることです。モチベダウンスパイラルに陥ってしまい、仕事するたびにやる気がそがれていきます。

最終的に、取り返しのつかないようなミスをすることもあるのではないでしょうか。

理由2.自分自身の成長に繋がらない

やる気がないと仕事が適当になるだけじゃなく、積極性を欠くようにもなります。積極的にさまざまな仕事に挑戦したり、たくさん仕事しようとしたりするのはやる気がない人には無理ですよね。

「とりあえず与えられた仕事だけ適当に終わらせりゃあいっか」

そんな状態で、自分自身の成長などあり得るでしょうか?

職業人としての成長も社会人としての成長も…人間としての成長も止まってしまいます。それならいっそ仕事を変えてやる方が、最終的には大きく成長できるのではないでしょうか。

転職するのは、大きくジャンプするための助走として一度後ろに下がることになるんです。

理由3.ストレスを溜め込み、最悪の場合…

やる気がない状態で今の仕事をすることで、知らず知らずのうちにストレスをため込んでしまっている可能性があります。

これを放置すると…無気力状態が悪化し、出勤困難症や引きこもり・ニート・うつ病などになりかねません。

特に、現状が自分の理想と遠すぎるという自覚がある人、今の仕事環境が酷いという自覚がある人は環境を変えないとヤバイですよ。

その状態を続けている限り、自己実現欲求が満たされることはありません。

永遠に満たされない欲求を求め続けるあまり、やる気を失っているんです。それが、僕が思う「うつ病になるタイプのやる気の失い方」です。

理由4.「面白くない」のは実際かなり辛い

やる気がない状態で働き続けても、生きることが苦しくなるだけです。これからの長い人生の中で仕事をしている時間は途方もないくらいに長いわけだから、そんな時間をやる気なく適当に過ごすことに価値はあるのでしょうか?

生活のための金を得るという「意味」はあるかもしれないが、人生において財産となり得る「価値」は無いと思います。

自分の人生を面白くするも、つまらなくするも自分自身。ブルーハーツは言いました。「未来は僕等の手の中」と。

やる気を維持できる転職先を見つけるには?

ポイント1.ある程度の裁量権のある仕事や会社を探す

やる気には多くの人に共通している「源泉」というのが、いくつかのパターン存在します。そのうちのひとつが「自分の行動を自分でコントロールできること」なんです。仕事で言うところの裁量権の有無ですね。

裁量権があるということに、僕らは「頼られている」「必要とされている」と感じることができます。

それがやりがいに繋がるというわけです。

また、人から言われて何かをするよりも自分の意思決定により行動を起こす方が高いモチベーションが必要とされる行為なので、モチベーションを保ち続ける努力も行うようになるでしょう。

単純に、自分の力で結果を出すことができるのが面白いというのもありますね。

例えば、裁量権が大きな仕事というと、企画職・営業職・タクシーなどが挙げられます。

ポイント2.チームワークが大事な仕事を探す

やる気の源泉に「コミュニケーションによるモチベーション」というものがあります。これは、「チーム全員で何かを成し遂げること」にモチベーションを見出すことです。チームワークをすることにより、自分だけの仕事ではないと思い頑張れるのだと思います。

チームワークが大事な仕事というと、飲食・ホテル業界・IT関係・アニメやゲーム業界などが個人的には思い浮かびました。

飲食店は厨房の中で全員が役割を持って料理を完成させているし、厨房とホールとの連携が大事ですよね。ホテル業界も様々な役割を持つ人同士の連携で成り立っているため、チームワークの仕事と言えます。

IT・アニメ・ゲームというのは、それぞれ形が違うもののモノづくりですよね。

プログラムや原画を書く人がいれば、それを監督する人もいて、全体的なプロセスを管理する人もいる。そういう連携こそが必要な業界です。

また、「誰かのための仕事」という意識も生みやすく、さまざまな意味で「コミュニケーションによりモチベーションが上がる仕事」だと言えるのではないでしょうか。

ポイント3.仕事の成果が待遇に反映されやすい仕事を探す

仕事の成果が直接給料に結び付くと、やる気が出ますよねえ。

やる気の源泉としてカテゴライズするのなら、「成果重視タイプのモチベーション」と言えるでしょうか。

仕事の目的を達成することを何よりも重視し、過程より結果が大事というタイプの人に当てはまることが多いです。それを実感するために必要なのが「待遇に結び付く」という要素ということ。

例として仕事を挙げるなら、営業職・販売業などのノルマがある仕事ですね。

自分のやる気の源泉を探り、それに合った仕事を探そう!

仕事のやる気を保ち続けるための条件を転職先選びのポイントとして紹介しましたが、これは人によって異なります。

チームワークにやりがいを感じるか、達成感にやりがいを感じるか、裁量権にやりがいを感じるか…。

多くの人はその3タイプのどれかに分類されます。

自分のやる気の源泉を傾向として探り、それに沿う仕事を見つけることで、自分の人生を未来を面白くできるのではないでしょうか。

その理想を完全に叶えることは、20代の今は難しいかもしれません。

ただ、その理想に近い仕事や職場を探すことはできます。

転職エージェントを利用することで希望条件に沿った求人をたくさん手に入れられる。転職エージェントを使うなら、希望条件の洗い出し自体を手伝ってもらうこともできる。面接アドバイスも受けられるから、選考通過率も上がるでしょう。

とにかく、自分が「こうありたい」という姿を思い描き、その理想を実現できる職場を今すぐに探すんです。

そこでもやる気が出ない状態になることもあるかもしれません。ただ、それは道半ばだからです。自分にとって良い環境でやる気を失うことは健全なこと。その後には必ずまた「やる気」が沸き上がってきます。

やる気が出ない状態があまりに長引くのなら、あなたは無意識に絶望と諦めの渦中にいるんです。絶望と諦めから抜け出して、希望の明日を目指して進みましょう。