通称ジョブホッパー。

就労意欲はあるものの、なかなかひとつの仕事が長続きしない人のことをそう呼びます。アルバイトや派遣社員でホッピングする人が特に多いですが、正社員でもホッピングしてしまう人は案外いるんです。

ただ、「いい加減一つの仕事を続けたい!」と思っているのではないでしょうか。わかっていてもどうしてか長続きしない…。焦りや不安を感じ、悩んでいる20代のみんな!

大丈夫、ジョブホッピングは治るから。今回はその方法を含め、「1つの仕事が続かないこと」に関して僕なりに考察してみたいと思います!

そもそも論:定職に就く必要性を考えてみた

ひと昔前は終身雇用が基本だったから、皆定職に就きました。定職に就くことで老後が保証されるという安心感もあったし、今に比べて年齢や勤続年数に応じたボーナスの増額や給料アップ・出世といった大人としてのステップアップのフローが明確だったんです。

だから、是が非でも1つの仕事を続けようと頑張った。

今はどうだろうと考えてみたら、大企業も大量リストラを行う時代。老後が保証されているなんていう実感はどこにもなく、年齢・勤続年数に応じた明確な特典やステップアップのフローも見えません。

ひょっとしたら、定職に就く必要なんてないんじゃないか?

そう思う人も多いと思います。

僕が思うに…その考え方は、ある意味では正しいけど、ある意味では間違いです。

自分が大変な思いをしてまで一つの会社にしがみつく意味は無いし、ブラック企業で消耗するくらいなら転職したほうが良いと僕はこのブログで散々語っています。そういう意味では「ひとつの仕事にこだわる必要はない」と言えるわけです。

ただ、それは自分が苦しめられていて「今の仕事を辞めた方が明るい未来が掴めるとき」に限ります。

また、見境なしに仕事をポンポンポンポンと変えても良いという話にはなりません。転職回数が多くなればなるほど、正社員として再就職することは難しくなるからです。そういった現実を踏まえて考えると、やはり最終的には何かひとつの仕事に、そしてどこかひとつの会社に落ち着かないといけないと思います。

人間は根無し草では生きていけません。

安住の地が、必要です。

続かない原因は、自分? それとも仕事?

ひとつの仕事が続かない原因は、自分と仕事の両方にあると僕は考えます。

たとえば、自分に合わない仕事をしているからすぐに「辞めたい」と思うという考え方ができますよね。僕は結構このブログ内で「仕事の合う・合わないは重要だ」と語ることが多いです。合わない仕事を続けることには苦しみが伴うし、生産性も低くなるのではないかと思っているから。

だから、続かない原因は仕事にあると言えます。

ただ、自分自身には無いと言い切れますか? 多分、余程神経が太い人以外は「自分に非はない」と断言できないと思うんですよ。「もしかしたら、自分の性がそうさせるのかもしれない」とか「飽き性かもしれない」とか、考えたことが一度はあるんじゃないでしょうか。

だから、続かない原因は自分自身にあるとも言えますよね。

安住の地を見つけるためには、自分自身も何とかしなきゃいけないし、自分に合った仕事を見つけるということも必要不可欠になるわけです。「案外大変だなあ」と感じるかもしれませんが、これが本当に大変…!

自分の中にある原因は、何か? どうしてジョブホッパーは生まれるのか

ひとつの仕事が続かない「自分自身の中にある原因」…それは、辞め癖です。

これは現代の若者には多いと言われている癖や症状で、ひとつのことに集中と興味が長く続かないだとか、物事に見切りをつけるのが早すぎるだとかいう理由で辞める癖がついているというもの。現代の若者は色々なものに対してドライになっているという話を、テレビか何かで見たことはありませんか?

僕は、辞め癖の原因はそこにあると考えています。

今の20代は、現実に苦労している大人たちの背中を見て育った世代ですよね。経済の黎明期が終わって「安定してきた」と言えば聞こえがいいけど、実際はインフレやデフレに苦しめられたりバブル崩壊後の尻拭いをしなければならなかったり…。

僕ら20代の親は、大変な思いをしてきたと思います。

そういう大人たちの背中を見て育ったら、社会に期待なんて持てなくなりますよね。しかも「ブラック企業」なんていう言葉が大流行してしまったということもあり、僕ら20代はドライにならざるを得ないんです。

特に! ブラック企業が流行したことによる弊害は大きい!!

人々が自分の会社に対して、多かれ少なかれ疑問を持つようになったんです。ブラック企業を見分けられるのは良いことだけど、これには弊害もあります。「この会社はブラックかもしれない」と、すぐに疑うようになったことです。

疑いを持ち、早々に見切りを付けて転職します。そこで成功したらいいけど、失敗してしまったらまた転職…。

転職と失敗をするうち、辞め癖が付くわけですね。

そして、辞め癖が付いてしまった人のことをジョブホッパーと呼ぶわけだ。昨今この言葉が生まれてきた理由や、20代に「一つの仕事が続かない人が多い」と言われている理由は以上の流れ。

だとしたら、安住の地を見つけるための第一歩は…?

辞め癖を強制することだ!

辞め癖強制プログラム…どうやって辞め癖を治すのか

仕事が続かない人のための第一歩、辞め癖強制プログラム、始動!

最初に、自分を責めすぎないことが肝心。自分自身に原因があることさえわかっていれば大丈夫。「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」と思いすぎると、逆に逃げたくなりますからね。癖を気にしすぎると、逆にその癖が強調されるということは多いです。

だから、まずは自分を責めすぎないことが第一。

次に、他の会社と比較しすぎないことが大事です!

転職回数が多くなると、会社を見る目が育ちます。色々な会社を知っているわけですからね。だから、今までの職場と比べてしまったり、他の職場と比べてしまったりすることで「この職場は案外良くないところかもしれない」という疑いが生まれやすくなります。

実は良い会社なのに、比較しすぎるあまり悪く見えるということもあるからもったいないですよ。あなたは非常に目が肥えていると思うので、その肥えた目をなるべく使わないようにしましょう。

他の職場と比較するのは、求人探しだけにしてくださいね。入社後は「隣の芝は青い」から、比較すると今いる環境よりも良い環境があるように思えてくるものです。そう思うと、転職せずにはいられなくなって、また辞めてしまいかねません。

以上二つを実行するだけでも、逃げ癖は大分和らぎます。

総じて言えるのは、考えすぎるなということです。ひとつの仕事が続かない人は、物事をアレコレ深く考えすぎる傾向があるように僕は思います。考えるのは良いことだけれど、考えすぎると深みにはまるからダメですよ?

自分に合った仕事や職場を探そう

辞め癖強制プログラム最後の砦が、自分に合った仕事・職場を探すことです。考えすぎないことと、これの二つさえしっかり出来ていれば次の仕事はちゃんと続くはず! ただ、自分に合った仕事や職場を探すのが難しいんですよねえ。

一応、簡単にする方法はあります。

最初に、転職エージェントに登録しましょう。希望条件はありますかと聞かれるので、正直にわからないと答えてください。わからないままではキャリアコンサルタントはどうしようもないので、一緒に希望条件を模索してくれます。

あなたは性格面などの自己分析を行い、キャリアコンサルタントはスキルや経験から専門的な分析を行うという分業体制で希望条件を模索できるんです。その上、性格面で主観だけではなく友人の客観的な意見を取り入れれば完璧。

自己分析さえしっかり出来ていれば、自ずと自分に合った仕事・職場の条件が浮かび上がります。キャリアコンサルタントは多くの職種・会社に関わっているので、浮かび上がった条件からあなたに合う仕事と職場の求人をたくさんオススメしてくれるでしょう。

良いですか?

考えすぎないことと、自己分析が大事ですよ。

あとは…最終手段的なものもあります。今、実家暮らしをしている人は、実家から少しでも距離を置くために一人暮らしをしましょう。仕事を転々としていても生きていける状況があると、辞め癖はなおりにくいです。

逆に、転々としたら困る状況をつくることによって、仕事が続くようになります。

最初にやるべきことは、考えすぎない姿勢作りと自己分析。最終手段は、退路を断つ! これです。