友達に「仕事を辞めたい」という相談を受けたときのアドバイス

「なあ、俺、仕事辞めたいと思ってるんだ」

友達からの、突然の告白に「おい急にどうしたんだよー」と戸惑いの笑みを浮かべながら答えるも、友達はどうやら本気の様子。

そういえば、仕事が辛いと言っていたよなと思いながらも、言葉に詰まってその場ではうまい事が言えない…。

仕事を辞めたいという相談を友人から受けたとき、その友人が大切であればあるほど、何を言えばいいのかわからなくなりますよね。

僕自身も友達に仕事を辞めたいと相談しましたし、友達にも相談されたことがあるのでよくわかります。

そこで、友達に「仕事を辞めたい」という相談を受けたとき、どうすればいいのかを僕がアドバイスしましょう。

アドバイスのための、アドバイスです。

※自分自身が誰かに相談したいと思っている方はコチラの記事を読んでみて下さい。

まずは、話を聞こう

仕事を辞めたいと言うからには、何か理由があるはずです。

僕はこのブログで「辞めたければ辞めればいい」といつも書いていますが、仕事を辞めるというのは実は重大決心ですからね。

色々な職場をひょうひょうと渡り歩く人は別ですが、そういう人はわざわざ相談なんてしないでしょう。

だから、その理由を聞き出してあげることが大事です。

理由がわからないと、アドバイスのしようがありませんからね。

「仕事を辞めたい」と相談してくるということは、相手はアドバイスを求めています

仕事を辞める以外に選択肢があるのかどうか、仕事を辞めるとしたらどうすればいいのかが知りたいんです。辞める以外に選択肢がないとわかっているなら、相談というより報告になりますからね。

報告して背中を押してほしいだけとか、愚痴りたいだけでない限り、真剣なアドバイスを欲している。

それなら、まずは理由を聞かなければ何も始まりません。

辞める以外の選択肢は無いのか一緒に模索する

仕事を辞めたいと思っている理由を聞き出したら、辞める以外の選択肢は無いのかを一緒に模索しましょう。

たとえば、給料が低いという理由なら、交渉してみてダメだったら辞めればいいというアドバイスができますよね。

人間関係の悩みなら愚痴を聞いて、そこからどうにか人間関係を円滑に進ませる方法が無いかどうか考えることもできます。

ただ、人間関係が理由の場合はほとんどが辞めるしか選択肢が無いでしょう。

人の心が絡む問題に関しては、一方的に「改善しよう」と思っても、相手もそう思っていないとどうにもなりませんから。

ただ、上司が不満なら「異動」という選択肢があるでしょう。

このように、辞める以外の選択肢がある場合にはそれを提案してあげます。

それでダメだった場合、いよいよ仕事を辞めるというのが現実味を帯びてくる。提案したけどそれはもう実行済みだったなら、仕事を辞める後押しをするのが友人の務めではないでしょうか。

友人というのは、寄り添いあってダメなところはダメと言い、最後にはその人の見方として後押しをする存在であるべきだと、僕は思います。

だからこそ、最初は辞める以外の選択肢を見つけて、友人に現実と戦わせることも大事なんです。

ただ、それは精神的に追い詰められていない場合の話。

精神的に追い詰められてるかもしれないことも考慮する

現実と戦わせることも大事だと述べましたが、友人の性格や様子などから考えて精神的に病んでいそうな場合は戦わせてはいけません。

そんな状態で戦わせると、最悪死んでしまいます。友人が友人を追い詰めることほど、悲しいことはありません。

ただ、精神的にとても辛い思いをして病みそうになっている・病んでいる人ほど、それを人には言わないものです。だから、相手の精神状態を見極めるために、話を聞かないといけません。

とりあえず、愚痴大会をするという名目で飲みに誘いましょう。

「愚痴大会」というのが、相手の本音を引き出すためのポイントです。

一方的に愚痴を聞くというのでは、相手も話しづらいですからね。お互いに愚痴を言い合うというのであれば、負い目も引け目も感じませんし、自分が本音で語ることによって相手も本音で語りやすくなります。

そうして、友達の本音を聞きだしましょう。

それで、精神的に追い詰められていると判断できたら、頑張るなと言って上げてください。

精神的に追い詰められている人が、それ以上がんばる必要はありません。

心が追い詰められるというのは、頑張った証拠です。信じるから裏切られたとき傷つくし、信じていないと傷つかないのと同じで、仕事を頑張ってない人は仕事で追い詰められませんから。

だから、ここいらで少し休もうと提案してあげましょう。

適当でいいじゃんか、と。

大事なのは「少し休むこと」です。最終的には仕事を辞めるための背中を押すことになるでしょうけど、今すぐ仕事を辞めたところで今度は「転職」を前に精神がこわばってしまいます。

まずは、「無理やりにでも有給を取って、少し休め」とアドバイスするんです。そして、旅行をするなり好きなことを思い切りやるなりして心をリフレッシュさせることが大切。

そして、その後で「辞めたい」という気持ちが消えないなら、仕事を辞めればいいとアドバイスしましょう。

頑張れる精神状態の人には、少し現実と戦ってもらう。

頑張れる精神状態でない人には、休んでもらう。

仕事を辞めたいという相談を受けたときのアドバイスは、このどちらかだと僕は思います。

仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人へ
ヒサダ

はじめまして。当ブログの管理人ヒサダです。

僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…

それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。

転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。

  • 転職を決断する勇気が出ない
  • この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
  • 転職後の自分をイメージできない
  • 辞めることを言い出しにくい
  • 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
  • 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない

これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。

でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。

だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。

僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。

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