責任感が強すぎるから仕事が辛い… 向いている仕事や改善方法を考察

責任感は、仕事においてとても大事なものです。

しかし、責任感が強すぎると疲れてしまいますし、周りからひんしゅくを買うこともありますよね。どんなに良いことも行き過ぎてしまうと短所になり得るわけです。責任感が強すぎることは、仕事上短所にも長所にもなります。

改善することも、責任感が強いことを活かして自分に向いている仕事に転職することもできるのではないでしょうか。

責任感が強すぎる人に向いている仕事の例と、改善法を紹介します。

仕事においては責任感が強すぎることが長所にも短所にもなり得る

責任感が強すぎるというのは、仕事において長所にも短所にもなり得ます。

まずは、長所から見ていきましょう。

  • 時間を守る
  • 有言実行する
  • 慎重であるが、チャレンジ精神がある
  • 与えられた仕事を最後までやり切る

続いて、短所を紹介します。

  • 全部自分で抱え込んでしまう
  • 自分が全部把握していないと気が済まない
  • 人の指導がうまくない
  • 自責が強すぎる

責任感が強すぎる人は、全部自分で抱え込んでしまうというか、全部自分で把握して抱え込まないと気が済まないところがあると思うんです。僕の友人にも責任感があまりに強すぎる奴がいるんですが、彼はそう言ってフリーランスになりました。

「全部自分の責任にしてしまいたいし、仕事に関してわからないことがあるのが嫌だ。他部署の事も把握していたい」というのが、彼の言葉です。

そういう性格であるため、人に仕事を任せたり人を指導したりするのが下手。自責の考えが強すぎるため自分自身でストレスを生んでしまうことも、多々ありますよね。

しかし、この短所を逆に考えるとどうでしょうか。

作業全体のことをしっかり把握・管理することができると言えます。

責任が強すぎる人の長所と、そことを活かせば結構色々な仕事が向いているのではないでしょうか。

責任感が強すぎる人に向いている仕事を考えてみた

責任が強すぎるという性格は、仕事において長所にも短所にもなります。長所も短所もどちらも仕事には活かせる! 逆に考えれば短所すら長所になり、向いている仕事を探すための鍵になります。そのカギを使って責任感が強すぎる仕事の例を考えてみました。

ディレクター職

ディレクション業務というのは、作業全体の流れを管理することです。

アニメ制作の現場で言うと、「原画は誰に任せるか」という人員配置から「作業アップのスケジュール」「成果物の回収」「自分が担当する話数の完成」までを管理することになります。

その作業において、わからないということがない仕事なんですよね。全体を把握したい人、一人で抱え込みたい人にとっては天職にもなり得る仕事だと僕は思います。

ディレクターというとテレビ業界のイメージが強いですが、実際にはディレクション業務は様々なところで行われているんです。

最近はテレビよりむしろWEB・ゲーム・アニメ・広告あたりが、メインの活躍の場になりますよ。

IT系の営業職

IT業界の営業職は、ディレクターと似ているところがあります。ディレクターほどさまざまな分野の人を統括することはありませんが、技術職とクライアントとを結び要件やスケジュールをまとめる役割がありますからね。

責任感が強くなければ、どこかで折れてしまう仕事です。

営業がポンコツなら仕上がる成果物も良くならないし、良かったとしてもやたらとスケジュールが押しますからねえ。

生産管理

生産管理の役割は、製品がしっかりと計画に基づいて出荷可能な状態になるように管理することです。製造の計画と現状の把握・管理調整も行いますし、製造者と営業職との調整も行います。

要は物が作られてから売られるまでを総合的に管理する仕事ということで、責任感が強すぎる人にとってはかなり向いている仕事なんです。

責任感のほかには、マネジメント力・対応力・予測能力や情報分析能力などが必要とされます。製造業・メーカー勤務の経験があれば有利になりますが、未経験でも可能な求人も多いですよ。

総務

総務は、会社の何でも屋さんです。

他部署で行わない仕事は、総務がなんでも行います。その都合上、会社によって総務の管轄になる仕事は変わるんです。人事部が無ければ総務が人事を行うことになるし、大企業より中小企業のほうが多くの分野の仕事にかかわることになります。

一人で色々抱え込みたい人には、ぴったりです。

事務系は女性のイメージが強いかもしれませんが、僕が見てきた中だと総務は比較的男性の数も多いと感じます。男女ともにオススメしやすい仕事です。

ビルメンテナンス

ビルメンテナンスの仕事は、ビルの設備を管理することです。

空調設備・電気設備・水道設備などの定期的な保守点検を行います。建物全体の何でも屋というイメージですね。電気関係の資格があった方が良いですが、待機時間が長いため、働きながら資格取得の勉強をして業務分野を広げる人が多いです。

ビルが正常に機能するよう、責任ある仕事が求められます。

タクシー運転手

なるべく早く、そして安全にお客様を目的地まで確実に送り届けるのがタクシー運転手の仕事です。接客業の側面も強いものの、本来の目的はそこにありますよね。タクシー運転手には、お客様を安全に早く目的地に届ける責任感が求められます。

会社に勤務していながらもフリーランスに近いスタイルで仕事をするため、仕事におけるあらゆることを自分で把握・管理することが可能です。

運転が苦にならないなら、オススメですよ。

責任感が強すぎる自分に疲れた人へ。改善法は…

責任感が強すぎる自分に疲れている人は多いと思います。

責任感が強すぎる人は、往々にして頑張りすぎの傾向があるんですよね。「自分がやらないと」と思うあまり自分の限界を超えて走り続けるため、一呼吸を置くと途端に疲れ始めます。

責任感が強すぎる自分を改善したい…。

ただ、責任感が強いということを改善する方法というのは、ほとんどないと僕は思っています。

自分自身が「人を頼ること」「完璧を求めないこと」を意識して、その意識を行動に移すことでしか改善できません。

しかし、責任感が強すぎることを利用してやることで、辛い思いからは解放されるはずです。

今は責任感に振り回されてしまい、自らの責任感に利用され走らされている状態なんだと思います。責任感が強い人に向いている仕事に転職することで、自らの責任感を思う存分利用してやりましょう!

そうすると無理をする必要もなくなり、自然と辛い気持ちが消えます。

本来責任感が強いのは、悪いことではないはずなんです。

コントロールして味方に付ければ、怖いものはありません!

仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人へ
ヒサダ

はじめまして。当ブログの管理人ヒサダです。

僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…

それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。

転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。

  • 転職を決断する勇気が出ない
  • この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
  • 転職後の自分をイメージできない
  • 辞めることを言い出しにくい
  • 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
  • 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない

これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。

でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。

だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。

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