リコージャパンは時代に付いていけているのだろうか? このまま働き続けることの意味はあるのだろうか? そんな疑問を抱いている人いませんか?
実際、openwork・キャリコネ・カイシャの評判という企業口コミサイトを見てみると、退職理由や不満点に「ノルマ」「将来性」などのキーワードが多数出てきます。
今回は、リコージャパンを辞めたい人の「転職」について考えてみたいと思います。
ノルマを追う日々や雰囲気の悪い社内環境に疲れてしまった
リコージャパンの営業職は、ただただノルマを追いかけ続ける毎日になるケースが多いです。ノルマを達成しないといけないというプレッシャーや精神的負担からか、社内の雰囲気はどこかギスギスしていて空気が重くなってしまっています。
さらに、上からの指示が滅茶苦茶で、それに従うだけでも精神的苦痛になるんですよね。しかも、現場の意見はガン無視という…。
ただ、中には和気あいあいとしている営業所もあるようなので、こればかりは運の問題なのかもしれません。
それでも今の環境が自分にとって良くないと感じたのなら、転職をしたほうがいいですよ。
まず、ノルマに追われる精神的負担を減らすため、ノルマが比較的少ない会社に転職する必要があります。そのうえ、自分が居心地がいいなあと感じる環境が整っている職場を選ばなければなりません。
そのために、転職エージェントを使うことをオススメします。
転職エージェントを使えば、担当者に「ノルマが少なくて、殺伐としていない会社がいい」と伝えるだけでその条件を満たした求人をいくつか得ることができるんです。しかも、採用率を高めるために、選考対策をしてくれるから、自分が良いと思った企業の内定を得やすくなりますよ。
仕事が多く忙しく、休みを無理やり取らされる
年々仕事量が増えていて忙しくなっているんですが、働き方改革による残業抑制のため、残業がしづらくなってきています。だからと言ってサービス残業をするわけにはいかず、現場はパンク寸前の様子。
さらに、事務処理がどんどん細かくなっているという口コミも多いです。それがさらに、業務量の増大に拍車をかけているんでしょうね。日々の業務に追いつくだけでもいっぱいいっぱいになってしまいそうです。
そんな状況の中、無理矢理休みを取らされるということがあります。
その分、仕事に負荷がかかり、余計に大変になるんですよね。
しかも、お客様にも迷惑がかかります。
無理矢理平日に休めるような状況ではなく、特に休みたいわけではないのに休みを取らされるというギャップはとても辛いですよねえ。そういう状況に嫌気が差したのなら、「業務量と人手がつり合っている会社」に転職しましょう。
転職エージェントを使うと、求人先企業の残業時間の実態がわかります。
残業が少ない会社という条件で求人を紹介してもらえれば、少なくとも「業務量が多くて残業が多発する会社」ではないということです。あとは人材の面だけですが、これは「職場の人数」や「主な業務内容」などを質問することで、その回答から察することができるのではないでしょうか。
業務の種類があまりに多すぎたり、あまりに人数が少なすぎたりする場合は、避けることができますからね。
人手不足の会社を辞めたい人へ。激務の辛さから解放されるための転職戦略を解説
リコージャパンの将来性に不安を感じる
- 会社の長期的なビジョンが不明瞭
- 若手の退職者があまりにも多い
- ビジネスモデルの崩壊を感じる
- 新しい成長分野が存在しない
- いつリストラされてもおかしくない
リコージャパンの退職理由の中で、トップクラスに多かったのが「将来性に不安がある」という意見なんですよ。人それぞれ理由を付けて語っていますが、特に多く挙げられていた理由が以上の5通りです。
上から順に見ていきましょう。
まず、会社の長期的なビジョンが不明瞭という点。これはコピー機が売れなくなってきている昨今において将来を見据えた事業を行っていないということや、施策がいつも行き当たりばったりということです。
その時直面した問題にだけ対処するから、期ごとに施策がぶれ、行き当たりばったりな施策になってしまっているのかもしれませんね。
また、若手の退職者が多すぎるということや、ビジネスモデルの崩壊を感じるということも長期的なビジョンが見えにくい理由になっているのではないでしょうか。
若手の退職者が多くなると、平均年齢がどんどん高くなります。しかも、リコージャパンの口コミでは「モチベーションの低いベテランだけが残っている」という意見があるんです。それなのに、若手を引き止めるための策や若手を増やすための策などは特に打たれていません。
これでは長期的なビジョンなんて、見えるわけがありませんよね。
そして、ビジネスモデルの件がとても深刻です。
リコージャパンが主力とするOA機器は、どんどん売れなくなってきています。ここ数年は保守料金がメインとなってきているわけですが、保守料金も競合のために安くなってきているんですよね。
モノクロのものだと、保守料金1円を切るような機械がザラにあるわけです。もちろん料金が高めのものもありますが、そういう極端に安いものに足を引っ張られています。
確かに、ビジネスモデルが崩壊していると感じるのも無理はないでしょう。
しかも、新しい成長分野が生まれないというのがこれまた不安なところです。
同業他社は医療分野に参入するなど、新しい事業に手を出して成長分野を生み出そうとしています。ただ、リコージャパンはそういう事業を行う様子は特になく、かといって既存事業の中で成長分野は存在しない…。
もしも、このまま成長分野が生まれなければ、このまま廃れ行くのみですよね。
そうでなくとも、業績悪化などからいつリストラされてもおかしくない状況なわけです。
それなら、思い切って転職してしまうほうが良いと考えるのが自然だと思います。
会社の将来性に不安を感じ始めた人へ。将来性がない会社4つの特徴&転職先の選び方
将来性が不安な人の転職先としては、同業他社で成長分野が生まれている会社を探すか、思い切って違う業界で今と同じ職種に就くかの大きく分けて二つの選択肢がありますよ。僕としては、後者がオススメです。
将来性が高い業界を探したり、「成長させたい」と思えるような会社を探したりするほうが、安心して楽しく働けるのではないでしょうか。