新卒でパチンコ店員になった友人が「辛い、辞めたい、将来性が不安だ」と言いました。

確かに、パチンコ屋の社員というのはかなり激務なイメージがあります。それに将来性に関して不安があるというのは誰から見ても明らかですよね。そういう事情からパチンコ店員を辞めたいという人は多いです。

ただ、パチンコ業界は転職するときにマイナスイメージを持たれやすいのではないかという不安があるかと思います。

本当にそうでしょうか? 自己分析をし、適した仕事を選べば、そう難しい話でもないんだと僕は言いたい! パチンコ店員を辞めたい人に、転職をアドバイスしたいと思います。

まずは、パチンコ店員を辞めたい理由をおさらい! 自分を見つめなおそう

パチンコ店員を辞めたいのなら、転職を考えた方が良いと思います。ただし、転職を成功させるには自己分析が重要です。その一環として、まずはパチンコ店員を辞めたい理由をおさらいしましょう。

自分がどうして辞めたいのかを知ることで、あなたに合った転職先が見えることがありますから。

理由1.パチンコ屋は激務で労働時間が長い

パチンコ屋は…激務。

次々と出てくる出玉を運び、フロント内を巡回し、ときには怒り狂う客をなだめる。ただただその繰り返し、繰り返し、繰り返し。朝も昼も、夜もなく18時間勤務する日も月に1日や2日ではありません。

会社によりますが、僕の友人が新卒で入ったところは「公休が1か月に5日」しかありませんでした。開店前から閉店後の深夜25時くらいまでの通し勤務もあり、身がもちません。

月の労働時間は軽く300時間を超え、残業は100時間にも上ります。

業界全体がある程度ブラックという前提をもって成り立っているような、そんなところ。労働組合というものは存在しないか、存在していたとしても機能はしていない。決して人手不足ではないのに、どうして社員にこんな負担がかかるんだ…!

ハチャメチャな勤務体系から、パチンコ屋の社員を辞めたいと思う人はとてもとても多いです。

僕の友人が辞めた理由もこれでした。

理由2.パチンコ屋社員の将来性は危ういのではないかと思った

パチンコ屋社員の将来性が危ういのではないか? という理由で転職を志す人も多いです。

パチンコ店員のキャリアというと、店員・店長・エリアマネージャー・本部の幹部という感じでしょうか。広がりは無いものの、ひたすら縦に上っていく仕組みになっています。上に行けば給料は結構高くなるため、金銭面で言えば将来性が無いとは言えないかもしれません。

ただし、パチンコ業界は「長く働けば働くほど、他の業界から嫌われる」というバッドステータスを抱えています。

キャリアチェンジをしたいとなったとき、どっぷりパチンコ業界に漬かるほどに転職市場では弾かれてしまう。

キャリアの広がりという意味では全く将来性が見えませんね。それでもパチンコ屋の正社員として定年まで働ければ良いと思うものの、定年退職をする人は少ないです。

結局、パチンコ業界は「太く短く稼いで見切りをつけ、いつかは離れる場所」ということですよね。

理由3.客層が悪く、ストレスが溜まる

  • 負けた客が、腹いせにトイレの壁に大量の大便を貼りつける
  • クレジットカードを「貯玉カードだ」と言い張り怒鳴りつける
  • 打ちもしないのに毎日くる
  • 店員に威張り散らすのは当たり前、脅しもあるよ
  • 客同士の喧嘩が結構な頻度である
  • なんかエキセントリックな悪臭がする
  • 飲み物を下げたり灰皿掃除したりすると、店員の手を叩いてくる

パチンコ屋には、奥さんのことや仕事のことなど自分の生活を片隅で考えながら息抜きで打っている客と、全てを捨てて打っている客との二種類がいると僕は思うんですよ。大体、店員さんに迷惑なことをする客というのは、後者です。

紹介した「クソ客あるある」のほとんどが、そういうタイプの客。

問題なのは、そういう人間の尊厳とか他人への経緯とか全てを捨てて打っている人のほうが長居するということですよね。

メイン客層が悪いというのは、非常にストレスが溜まります。これだけで、転職する理由としては十分すぎるほどです。

理由4.足腰が…

ドル箱運搬で腰がやられるというのは、パチンコ店員からよく聞きます。

大学時代、パチンコ屋でバイトしていた知人も「腰痛い」と言っていました。腰痛は職業病と言えるわけで、湿布とお友達にならざるを得ないという…。整体に通ったり、病院に行ったりするのも日常ですよねえ。

転職先は座り仕事か、適度に歩きと座りがある仕事が良さそうです。

パチンコ店員を辞めたい人におすすめの転職先

パチンコ屋を辞めたい理由としてよくあるのは「激務」「クソ客」「定年まで続けられないこと」「腰痛」ということでした。

これらを解消しながら、パチンコ店員の強みを活かす転職先を考えてみたので、紹介しましょう。

1.ホテル業界

パチンコ店員のアピールポイントのひとつは、接客経験です。本当に酷いクソ客に対しても毅然に対応してきた経験は、必ず活きます。特にホテル業界に関しては、そういう「毅然な態度を崩さないこと」が強く求められているんです。

ホテルの仕事は様々。

求人数が多いフロントの仕事は、接客と各種事務作業です。チェックイン・チェックアウトの受付対応、タクシーの手配、各種トラブル対応、宿泊客からの問い合わせ対応などなど…。接客と言っても幅が広いんですよね。

さまざまな事態が起こるホテルにおいて、冷静な接客ができるのは強いアドバンテージになります。

ホテルの客層はそのホテルのランクにもよりますが、最低ランクだとしてもパチンコ屋より客層が悪いということはなかなかありません。

また、ホテル業界が無くなることはなく、キャリアパスも用意されているため将来性もあるのではないでしょうか。

2.営業職

営業職はコミュニケーションスキルを活かせる仕事としては、鉄板ですよねえ。

個性的な客たちと日々格闘…コミュニケーションをしてきたパチンコ店員には、高いコミュ力があると僕は思います。営業をしていると、それはそれで個性的な人たちと付き合うことになるんです。

その人のタイプを分析して、それぞれに合った対応をすることが求められます。

また、法人営業を選べば客層が著しく悪くなることはありませんし、将来性がある業界なら定年まで働くことも可能です。営業からマーケティング職など他のキャリアを目指すこともできます。

パチンコ店員の転職先としてはかなり良いのではないでしょうか。

3.タクシー運転手

タクシーの客層はさまざまです。

良かったり、悪かったりします。深夜帯だと酔っ払った人も多く、車内に嘔吐する人がいるため客層が悪くなりがちですが、昼はそういうこともありません。

また、担当区域によって客層が変わります。繁華街あたりは酔っ払いが多いし、観光地は観光客が多く外国人の客も頻繁にくるわけです。客層に関してはある程度コントロールでき、コミュニケーション能力を活かせます。

2種免許に関しては支援してくれる会社も多いです。

運転が嫌いでなければ、オススメですよ。

4.運送業や製造業もオススメ

「接客はもう辛いから嫌だ」という人には、重いものを運搬した経験を活かして運送業に転職することをオススメします。

客と接するようなことはかなり少なく、運転と集荷・荷下ろしの繰り返しの仕事です。基本は運転しているため座り仕事ですが、客先では適度に動きます。将来性に関しては微妙かもしれませんが、少なくともこの業界が無くなることはありません。

ただ、トラックの運転がネックとなるでしょう。

運転はちょっと…という人には、製造業もオススメですよ。

パチンコ店員の転職は可能! しっかり対策して辛い業界を辞めてやろう

パチンコ店員のアピールポイントは、体力・根性、接客能力の二つがメインになります。

それらのうちどれか一つをメインウエポンとして選び、転職先候補を立てましょう。僕がオススメしたのはその基本となる転職先です。あとは人それぞれ備わっている能力をサブウエポンとして選べば、選択肢はもっともっと広がるでしょう。

パチンコ業界は今後、消える可能性も示唆されています。

パチンコ業界に就職して後悔している人、とにかくパチンコ店員を辞めたい人は転職を目指しましょう!