土木作業員を辞めたい!異業種に転職するならココ!

辞めた人は口を揃える。

「もう二度とやらねえよ」と。

土木作業員の仕事を辞めた人は、その結果どんな仕事をすることになったとしても皆「辞めてよかった」と言います。

今の仕事が辛くとも「前よりマシ」と言うんです。土木作業員は、それほどまでに厳しい仕事ということですよね。

辛い仕事の代表格的な扱いをされている土木作業員の仕事ですが、辞めたいなら辞めるべきだと僕は思います。

辞めたほうが良い理由は?

辞めたいなら辞めたほうが良いと述べる理由は、大きいもので二つあります。

最初に語りたいのが「合う、合わないが激しい」ということです。

この仕事が合う人にとっては、土木作業員の仕事は天職になり得ます。職場の人間関係に馴染むことができて、体を動かして仕事をしながらスキルや筋肉を身につけていくのが楽しい。体育会系的なノリが好きな人にとっては、良い仕事でしょう。

ただ、「辞めたい」と強く感じる時点で、この仕事があなたに合わないということが確定しているも同然なんです。

多くの仕事は合う・合わないなんてすぐに判断できませんが、土木作業の仕事は比較的早くにその判断ができます。

その判断基準は一ヶ月以上その職場にいて「楽しい」と感じることが多かったか、「辛い」と感じることのほうが多かったかどうかです。

合う人は「楽しい」と感じることが圧倒的に多く、合わない人は「辛い」と感じることが圧倒的に多い。

能力がどうこうよりも、そういった精神的な面での合う・合わないに土木作業員の仕事の向き不向きは左右されると思います。

土木作業員の仕事の合う・合わないは、「楽しい」か「辛い」かという直感で決まるんです。合う人は楽しいと感じることのほうが圧倒的に多いから辞めたいと思わないし、合わない人は辛いことが多いからすぐ辞めたいと思う。

だから、辞めるべきというのが一つ目の理由です。

専門性が無い土木作業員は将来が不安

辞めるべき理由二つ目が、土木作業員には将来性に不安があるからです。

土木業界自体には、将来があります。人が生きている限りは、必ず土木が必要です。どれほど文明が発達したとしても、それは変わりません。

ただ、専門性が無い作業員の将来性に関しては不安があります。

土木業界で高年収・残業もあまり無くて休日もあるという、良い待遇を得られるのは専門性のある人だけ。

オペレーターの免許があるとか、生コンクリートを扱う資格があるとか、ダムやトンネル、橋梁といった専門性の高い分野の仕事をしている人には、将来性があります。

大手ゼネコンの土木部門に入社しているような、土木の中のエリートですね。

専門分野が特に無いただの作業員は、使い潰されて終わるだけです。

転職するなら選択肢は二つ

土木作業員から転職をするなら、選択肢は二つあります。

資格を取得して、土木業界の中でも専門性の高い仕事に挑戦する。

全く違う仕事をする。

土木業界の中でも、仕事内容によっては残業も休日出勤も無くて給料もそれなりという仕事はあります。

稼げる仕事もあるし、土木作業員よりは体育会系のノリが弱いところもあるでしょう。手に職をつければ仕事が一気に楽しくなるという意見も、よく耳にします。

土木作業員は合わなくても、他の仕事なら合うかもしれません。

土木業界から離れたいなら、全く違う仕事を探すのもアリです。

異業種転職なら、オススメは?

土木関係の中で資格を取るなら、自分が少しでも興味を持てる資格を取ればいいと思います。ただ、異業種転職となると別です。

自分の好みだけで選んだとしても、それだけで転職が成功できるほど甘くはありません。土木作業員からの未経験転職が不可能に近い仕事もあります。

異業種転職をするなら、土木作業員から転職しやすい仕事を探しましょう。

  • 警備
  • ビルメンテナンス
  • 営業
  • 製造業

土木作業員からの転職がしやすいと思われる仕事をいくつかピックアップしてみました。

特にオススメなのが、製造業。

製造業に転職するなら実際に工場で働く作業員でも良いでしょうが、興味があるなら購買部や生産管理・品質管理なんかもオススメです。管理系の仕事なら、安全管理が比較的転職しやすいんじゃないでしょうか。

実際に土木から製造に流れる人が多く、先例がたくさんあるのもオススメの理由のひとつです。

転職エージェントを活用して転職をすることを、普段から僕はオススメしているんですが、エージェントを利用するなら特に先例が多いということは大事です。

過去に土木界隈からどんな人が、どんな待遇の得られる職場に転職したのかというデータは、自分がどんな職場に転職できるかどうかの指標になります。

自分と同じようなスキルを持つ人間が待遇の良い職場に転職したデータがあれば、転職エージェントはそれと同等以上の待遇の良い求人をあなたにもオススメできます。

逆に自分と似たような人があまり良い待遇が得られていなければ、現実的に最低どれくらいの待遇が得られるのかという最低ラインを決めることもできます。

自分の経験やスキルに見合った求人を見つけるためにも、土木作業員からの転職で選ばれることの多い職種を選ぶというのは、とても良い戦略です。

異業種転職の最低条件

転職先に選ぶべきオススメの職種を紹介しましたが、実際に転職活動をはじめる前に確認しておきたいことがあります。

PC操作、ちゃんとできますか?

僕の言う「ちゃんとできる」というのは、ワードで文書が作れてエクセルで簡単な表くらいは作れるというレベルの話です。電源をつけてインターネットができるとか、Youtube見れるよとかいうレベルの低い話ではありません。

現場作業員系の仕事以外だと、ワードとエクセル操作は就職の最低条件です。

「自信ないなぁ」という人には、ハローワークの職業訓練でPC操作を習うことをオススメします。

最低限そのレベルに達してから、転職活動を始めましょう。そうすることで、求人の選択肢が格段に増えます。

「大丈夫、そのレベルには達してる!」という人は、最低条件クリア。

希望職種を決めて、求人探しの旅に出ましょう。

仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人へ
ヒサダ

はじめまして。当ブログの管理人ヒサダです。

僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…

それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。

転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。

  • 転職を決断する勇気が出ない
  • この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
  • 転職後の自分をイメージできない
  • 辞めることを言い出しにくい
  • 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
  • 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない

これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。

でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。

だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。

僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。

そして、数多くある転職エージェントの中で1番おすすめなのはマイナビエージェント。当ブログで150人を対象に行ったアンケート調査で評価が最も高かった転職エージェントです。

アンケート調査の詳細やその他のおすすめ転職エージェントはコチラの記事をご覧ください↓

上記のページでは、転職エージェント利用者の口コミや、転職活動を早めに始めるメリットなども紹介しています。

仕事に対して漠然とした悩みを抱えている人も動き出すきっかけが見つかるかもしれません。ぜひチェックしてみてください!

-仕事の悩み