「ニートから就職できた人は、就職するためにどんなコトをやったのか?」
SNSで調べたり、身近な人に聞いたりしたことをまとめてみると、多くの人に共通しているコトがありました。
今回はその8つを紹介します。
ニート脱出を目指している人は、ぜひ参考にしてみて下さい!
プライドを捨てた
既に自分自身を恥じていているからこそ、ニートほど見栄やプライドが高くなりやすいんです。自己肯定感が低いからこそ見栄を張り、高いプライドを振りかざして自分を守ろうとしているのではないでしょうか。
そういう状態だと、人の助けを素直に得られないんですよね。友達にも親にも相談することができず、アドバイスをされてもそれを素直に受け入れられない。ハローワークや就職支援サイトという自分と遠い存在を頼ることなんて、到底できるはずがありません。
だけど、サラリーマンの転職活動すら一人だと難しいんです。ニートの就職活動を一人で成功させられるとは考えられませんよね。
それは、プライドや見栄を捨てないと就職できないということなのではないでしょうか。
プライドや見栄を捨てるには、まず等身大の自分に価値を見出して自己肯定感を高めることが大事です。ありのままの自分がダメだと思う心と、その反面「凄い奴でいたい」「優れていなければならない」という欲求や危機感が強いプライドと見栄を生むわけですからね。
だから、自分の長所を見つけ出して、それを伸ばすことを考えればプライドや見栄は次第に消えてゆくんです。
ハードルを下げた
ニート生活をしていると、世間と自分とを比べてしまうことがありますよね。だけど、世間と自分とを比べてしまうと焦りが生まれます。その焦りが強くなりすぎると、就職するハードルを無意識のうちに上げてしまうようになるんです。
こんな風にね。
「世間の平均年収はこれくらいだから、僕もこれくらいに…」
「世間はみんなこういう職業に就くのが良いと言っているから僕も…」
だけど、ニートがそのハードルをいきなり超えるのは難しいです。
ニートが自分と比べている「世間」というのは、学校を卒業してからずっとキャリアを積み重ねている人たちのことですから。そんな人たちとニートが最初から同じラインに立つことが途方もなく難しいということは、少し考えればわかると思います。
もちろん、最終目標は高いくらいがいいんです。
ただ、就職時のハードルは下げておき、就職後、段階的に最終目標に近づいていくようにすれば良いのではないでしょうか。
まずは最終目標から逆算して、自分がどんなキャリアを歩むべきかを考えてみてください。限界までさかのぼったらスタートラインが見えてきます。そこが今目指すべき就職先の目安というわけです。
ニートが就職で狙うべき年収の目安は?目標と妥協点の見つけ方を解説
チャンスを無駄にしないように心がけた
ニートだけに限ったことじゃないんですが、成功する人は必ずチャンスを掴んでいます。
そして、チャンスを掴めるかどうかは「普段の行動」によって決まるんです。そこで、あなたがチャンスを掴める行動をしているかどうか、判断する基準を紹介しましょう。
あなたは買い物をしていると、偶然行列ができていることに気が付きます。列の先を見てみると、どうやらこの列は発売後すぐ売り切れてどこでも買えなくなったゲーム機の購入列のようでした。あなたはそのゲーム機がすごく欲しかった。
財布を見ると、購入しても生活するのに困らないくらいのお金があります。ただ、行列に並んだところで確実に手に入るという保証はありません。
あなたはこの行列に並びますか? 並びませんか?
並ぶと答えた人の行動が、チャンスを掴める行動です。
並ばないと答えた人は、普段からチャンスを無駄にしている可能性が高い。
成功するために必要なチャンスというものには、大抵リスクが付きまといます。
リスクがあることを理解したうえで、メリットが大きいなら飛び込むようにするんです。
求人を見て「この会社待遇いいしニートも積極採用しているから良さそう」と思う。だけど、同時に「だけど社風が少し合わないかもなあ」という不安がある。そのときには、とりあえず応募してみるという選択肢を選びましょう。
そうすれば、就職のチャンスを掴めます。
自己分析を徹底した
就職できたニートは、必ずと言って良いほど自己分析を徹底しています。
自己分析がしっかりできている人は、自分に合う仕事をバッチリ選ぶことができるんです。そして、面接での自己アピールも適切に行うことができます。自己分析が就職を勝ち抜くための武器になるというわけです。
その武器を得るための方法を紹介しましょう。
まずは、自分の経験を棚卸して、ザックリとした年表を作ってみてください。
「小学生時代」「中学生時代」「高校生時代」「大学時代」「ニート時代」というくらいの分類で問題ありません。
そして、それぞれの経験を分析してください。分析項目としては、たとえばこういうものが良いのではないでしょうか。
- その経験をするに至った動機
- モチベーションの理由
- その経験の中で取り組んだ問題や課題
- 結果
- 結果から学んだことや影響を受けたこと
- 辛かったこと
- 辛さを乗り越えられた理由
これだけ詳細に分析していると、複数の経験に共通している行動パターンがあることがわかります。
その行動パターンには「積極的」「人のために動ける」「利益重視」などの名前が付けられるでしょう。
それらがあなたの長所でもあり、短所でもあります。
最後に、その長所と短所をあなたが興味を持っている仕事の適性と照らし合わせるんです。そうすれば、あなたに合う仕事と、適切なアピールポイントが見つかりますよ。
企業が求めていることを分析した
自己分析を徹底して自分の長所をアピールするだけだと、独りよがりになります。
就職できたニートは、そのうえで企業が何を求めているのかを徹底的に分析しているんです。
企業が求めているものというのは、その仕事において必要な能力もそうですが、自社の社風に馴染める人柄や仕事への姿勢なども含みます。アルバイトの場合は「入って欲しい曜日に入ってくれるか」ということも求められるんです。
問題はそれらをどうやって分析するのかということですが…。
求人を徹底的に精査するといいですよ。
求人を見ると、複数回繰り返している文言やほかの文章と比べてサイズが大きい文言などがあります。それは求人のアピールポイントなんですが、それを裏返せば企業が求めているものがなんとなくわかるんです。
たとえば、「選んで受けられる研修があります!」という文言があったとします。
それを裏返せば、「任意の研修にも積極的に取り組んでくれる人が欲しい」ということです。そういう求人は未経験歓迎とかニート積極採用とか書いていることが多く、しっかりと人材を育てたいという想いが強いと考えられます。
自分の性格や希望が、企業のそういう意図に合っているかどうかを考えてください。
合わないと感じたら応募を辞め、合うと感じたらそこをしっかりアピールして選考を受けましょう。
小さな目標とルールを作った
〇〇するまで〇〇禁止! という目標とルールを細かく設定するんです。
たとえば、「求人に応募して書類を出すまで酒やジュース禁止」「面接に行くまでゲーム禁止」などですね。
禁止令を出して何かを我慢することによって、目標を達成したいという意欲が高まります。そして、目標を達成するにはどうしたらいいかを自然と考えるようになるんです。就職関係の目標を設定すれば、就職対策を徹底して行うようになります。
そして、目標を達成したときに我慢から解放されることで、達成感が得られるんです。
それを細かく繰り返していくことにより、何かを成し遂げた成功体験が多数得られるようになります。それが自信に繋がり、就職活動と就職後に仕事を続ける糧になるのではないでしょうか。
ネガティブ思考を辞めた
ネガティブな考えばかりしていると、自分がダメな人間に思えてきます。就職するにしても「〇〇だったらどうしよう」という不安ばかりが頭を支配するようになるんです。そんな状態では就職なんてできませんよね。
だから、ネガティブ思考を辞めましょう。
ネガティブ思考の源のひとつは、悪口や批判にあります。
悪口や批判をするということは、欠点を探しているということですよね。常に何かの欠点を探していると、それが自分に対しても跳ね返ってきます。自己分析をするときに、欠点ばかりを探すようになるんです。
結果としてネガティブ思考になり、行動する気力が失われ、自己アピールもできなくなります。
まずは、悪口や批判をするのを辞めましょう。
その代わり、何かに関して常に「良いところ」を探すようにするんです。出来の悪いアニメを見たときにも「ストーリーはアレだけど作画はいいな」とか、「声優の演技はいいな」とか何か良いところを探すんですよ。
悪いところしかない人やモノは、なかなかありませんから。
それを続けていくと、自己評価も長所探しをするようになります。
結果としてポジティブ思考になり、行動する気力が漲り、自己アピールもハキハキとできるようになるわけです。そして、就職した後に嫌な上司に遭遇したとしても良いところを見つけ、自分の成長のために吸収しようという意識を持つことができます。
就職支援サイトを使った
就職できたニートは、必ずと言って良いほど人を頼っています。
親や友人に頼るのももちろんそうですが、就職支援サイトを頼ったという人が多いです。
就職支援サイトに登録すると、アドバイザーがあなたの担当に付きます。アドバイザーはあなたのニートという状況を把握したうえで、あなたに適切な就職アドバイスをしてくれるんです。
そのアドバイスは、「あなたにはどんな会社が合っているのか」ということや、「どういう項目を重視して求人を選べばいいのか」などなど、ネットでは得られない具体的なものばかりです。
そして、実際にあなたに合う求人の紹介もしてくれます。
さらに、その会社の選考に受かるように書類の添削や面接のアドバイスもしてくれるんです。ニートが自分で闇雲に求人を選んで応募するよりも、通過率はグーンッと上がるのではないでしょうか。
ここまで語ってきたことを実践しながら、その仕上げとして就職支援サイトを使ってみましょう。
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