無能な上司は困りものですが、優秀過ぎる上司というのもなかなか辛いですよねえ。

優秀な上司に対しては憧れという感情を持つ人も多いけど、憧れを通り越して怖いと感じたり、プレッシャーや引け目を感じる人も多いと思います。僕は前者だけど、僕の友達の弟が「上司が優秀過ぎて仕事辞めたい」と相談してきたことがあるんです。

そんな上司が優秀過ぎて逆に辛いという人に、個人的なアドバイスがあります。

意外と、優秀過ぎる上司の下で部下は育たないらしいよ

優秀過ぎる上司の下では、部下は育たないという話があるんです。

部下の成長のために一番良いのは、人柄は良いが仕事はそんなに…な上司だと言われています。優秀過ぎる人は自分の仕事をガンガン自分でこなし、その姿を部下に見せつけることが多いです。

そうしようとしなくても、結果的にそうなってしまっています。

仕事の面白いところを上司が全部やるため、部下は仕事の楽しさを感じることなく、成長もできずに、仕事を辞めたいという気持ちが膨らんでしまうんです。

また、上司が意図しないところで部下はプレッシャーを感じ、最悪の場合自信喪失してしまいます。

上司が優秀過ぎるから辛いという状況は、別におかしいことではありません。それどころか、当然の結果とも言えることだということを、まずは知っておきましょう。

自分の感覚は正しい! その自信を胸に、上司が優秀過ぎて辛い時の対処法を見ていきましょうね。

上司が優秀過ぎて辛いときの、対処法三つ

上司が優秀過ぎて辛いときの対処法は、三つあります。これは引け目を感じたとき、自信喪失したとき、プレッシャーを感じるときなどに常に使える方法だと思うんです。キーワードは「自分は自分」だ。

相手の弱みを握る

見出しから「怖い」と思うかもしれませんが、何も攻撃的な意味ではありませんよ。

相手の弱点・スキを知ることで、その人に親近感がわくことありませんか? 一見すごく完璧に見える人が実はプレゼンが苦手だったり、実は酒に弱かったりすると面白いですよねえ。人は適度に弱点が見えている人に対し、好印象を抱きやすい心理があります。

相手の弱みを握ることにより、プレッシャーや引け目は緩和されるのではないでしょうか。

弱みは、仕事上のものでも性格上のものでもプライベートのものでも、なんでもOKです。

優秀過ぎる上司の弱点を知るため、積極的に上司と関わりましょう。積極的に飲みに誘うとか、上司の仕事に同行するとか、そうすることで弱点は見えてきます。相手を観察することも大事です。

また、積極的にかかわることで仲良くなることでも、プレッシャーや引け目は消えることがあります。

優秀過ぎてどこか遠い存在に感じるからこその憧れや恐怖であり、近い存在として認識することでそういうものは消えるのではないでしょうか。

他人の能力と自分の能力を関連付けしないこと

上司の能力が高いから申し訳ないと感じるとか、自信喪失してしまうとかいうのは、他人の能力と自分の能力を関連付けていることが原因だと思うんです。もっと言えば、それらと待遇などをも関連づけているのではないでしょうか。

優秀過ぎる上司と比較して自分はダメだと感じ、上司はその優秀さゆえ好待遇なのだと思い込む。

この二つにより、「僕なんかはどれだけ頑張っても待遇が良くなることはない」と卑屈になるわけです。

違う、間違っていますよ。

優秀過ぎる上司と比較するから自分はダメだと思い込み、あなたは実は自分が成長していることに気付いていません。優秀な人と比較することで自分を見つめなおすよりも、相手の事ばかりを見ているからそれに気づかないし、自信喪失をしてしまうんです。

比較するなら、過去の自分とだけにしておきましょう。

また、仕事が優秀だから待遇がよくなるというのも微妙に間違っています。社会の仕組みは能力と待遇がイコールではなく、そこに人柄・評価する人間の好みなど恣意的なものが入り込むものです。

他人の能力と自分の能力とを関連付け、さらに待遇とも結びつけるのは不毛だからやめよう。

仕事で得意なことを伸ばそう

上司の優秀さにどうしても辛い思いを抱いてしまい、他人の能力と自分の能力とを比べることがやめられない人もいると思うけど、そういう人は自分が成長するしかないと思います。あとは、今の会社を辞めることくらいですね。

ただ、目標設定をするときに「上司のようになろう」とする必要はありません。

上司が得意なことと、自分が得意なこととは違うじゃないですか。

自分が得意なことを伸ばすように努力をすることで、自分自身に目を向けることができます。先ほど語った「他人と比べて他人ばかり見ている状況」から、その努力で脱出できるわけです。

自分自身の成長だけに集中することができ、自信も回復するのではないでしょうか。

結局、自分は自分なのだ

上司が優秀過ぎるから辛いという人に大事な考え方は、結局のところこういうことです。

自分は自分なのだ。

「あれ欲しい! クラスの〇〇くんは持ってるよ」と言った少年時代、親に言われた言葉を思い出しましょう。

自分は自分でしかなく、他人のようになれるわけではありません。優秀な上司を必要以上に羨むことも妬むことも、恐怖を抱くことも正常な心理だけど、もっと自分自身に目を向けてあげましょう。

今後、自分がどのようになりたいのか?

自分の課題を発見し、ゴールへ向かうための努力が大事です。