保育補助の悩みをネットで調べてみると、「大変な割には報われることが少ない」「仕事のやりにくさを感じる」という意見が目立ちます。

今回は、そういった悩みに着目しながら、「辞めたい」と感じている保育補助の人が転職によって幸せになるためのポイントをまとめていきます。

悩みを解消できる保育所に転職するもよし、保育補助以外の仕事に転職するもよし。

この記事があなたの動き出すきっかけになれば幸いです。ぜひ参考にしてみて下さい!

辞めたい保育補助が抱える悩み

1.保育士との人間関係

保育士と保育補助という立場には、暗黙の上下関係が生じてしまうことがあります。「補助」という役割がそうさせるんですよね。

だから、苦手な保育士に対しても無理して共感したり、立てたりしないといけない場面があります。それに、保育士自身が「常勤保育士のほうが保育補助よりも偉い」という雰囲気を出すこともあるでしょう。

そこから発展して保育士による保育補助イジメもありますよね。

保育士との人間関係が、あたかも「お偉いさんへの折衝」みたいになってしまうのが保育補助の精神的に辛いところではないでしょうか。

2.雑用が多すぎる

子どもと関わりたいと思ったとしても、なかなか関われないということがありますよね。

保育補助の仕事は保育士の手伝いです。

ただ、資格を持つ保育士には保育士なりのプライドなどがあります。直接子どもと関わる保育はなるべく保育士である自分の手でやりたいと思う人もいるでしょう。

そのためか、掃除や、保護者に配るお便りの作成と印刷、事務作業など…何かと雑用ばかりになってしまうんですよね。それも保育補助の大切な仕事ではあるんだけれど、そればかりやらされては「子供と関わりたい」と思っている人にとっては辛いところです。

3.仕事の見通しが立たない

保育補助の仕事に決まりきった流れはありません。

その都度必要なことを保育士に任されるから次に何をやるのかがわからないし、気が抜けませんよね。

それどころか、仕事の範囲も明確に決まっているわけではないでしょう。子どもに直接かかわる仕事をさせてもらえない場合もあれば、保育士とほとんど変わらない仕事をすることもありますよね。

それは保育園ごとに異なる場合もありますし、同じ保育園でも日によって違ってくる場合もあります。

今日何をするのかがわからないまま仕事に入ることに不安を感じる人にとっては、「保育補助を辞めたい」「保育補助は向いてないかもしれない」と思う原因になるのではないでしょうか。

毎日何をするかわからないことにワクワクできる人には、向いているのかもしれませんけどね。

4.どこまでやるべきか問題

先述の通り、保育補助の仕事の範囲は明確に定まっていません。

そのため、「どこまでが保育補助の仕事なのか」という問題が生まれます。

子どもの世話をしたいと思っても、「でしゃばっている」と保育士に思われてしまうことがあるんですよね。一度そういう評価を下されると、イジメの対象になったり、もう二度と子どもに関わる仕事を任せてもらえなかったりする可能性があります。

逆に、保育士が取るべき責任を保育補助が押し付けられることもあるんですよね。

以上のようなことから、「これはやっていいのかな」と毎回毎回ビクビクしなければならなくなります。

それが、保育補助の仕事を「やりにくい」と感じさせる大きな原因となっているのではないでしょうか。

【選択肢1】保育補助としてより良い職場に転職

1.業務範囲を明確に決めている職場を選ぶ

保育補助を辞めたい理由になる「働きづらさ」は、業務範囲が明確ではないことに起因することが多いように感じます。

雑用ばかりさせられるのも、仕事の見通しが立たないのも、どこまでやればいいのかがわからないのもそうですよね。

それなら、業務範囲を明確に決めている保育園を選べば解決するのではないでしょうか。応募時や面接時などに、保育補助の業務範囲はどこからどこまでかを聞いてみてください。

返答が曖昧なら業務範囲は決まっていないということになります。逆に、スッパリと答えてくれた場合は業務範囲が明確に決まっているということです。

できるだけ具体的に答えてくれた保育園に転職しましょう。

2.保育園の方針をチェックする

保育の方針が自分の思い描いているものと合わないと、納得できず辛い想いをします。

その保育園に勤めている保育士の中にも、もちろんそういう人がいるでしょう。ただ、長く勤めている人はその園の方針に同調している可能性が高いです。だからこそ長く働くことができるのでしょうから。

つまり、保育の方針が合わない園に転職してしまうと、保育士同士の人間関係も難しくなるということです。

保育園の方針はHPなどに記載されていることがあるので、まずはそれを見てみてください。ただ、その時点で「この保育園は合いそうだなあ」と思っても、まだ安心してはいけません。

面接で再確認しましょう。

HPには当たり障りなく良さそうな感じに書いているけれど、実際は違うということがあるんです。

ここは確実に二重チェックをしましょう。

3.園の見学は絶対にする

保育園は面接時などに見学をすることができるケースが多いです。

見学を実施しているところに応募したのなら、絶対に見学はしておきましょう。もし、見学を実施していない保育園だとしても、面接で園を訪れるときにチェックすることが大切です。

チェックしたいのは、次の三項目。

  • 雰囲気
  • 保育士や園長の人柄
  • 保育士と保育補助の人間関係

これらをチェックすることによって、人間関係が自分に合うかどうかが見えてきます。人間関係は実際に見て感じ取ることでしか判断できないので、絶対にここを怠ってはいけませんよ。

直観的に「ダメだなあ」と感じたら、直観を信じて辞退しましょう。

【選択肢2】保育補助以外の仕事に転職(経験を活かせる転職先など)

1.子供向け習い事教室

子ども向けの習い事教室に転職すれば、あなたは「保育補助」ではなく「先生」になります。

直接子どもに関わる仕事ができるだけじゃなく、暗黙の序列のようなものともさよならできるわけです。さらに、保育補助としての経験を思う存分活かすことができます。それだけじゃなく、英語・音楽・習字などあなたの得意分野をも活かせるんです。

自分の能力を最大限に発揮して仕事をするということと、自分の能力を通して子どもの成長を促せるということは大きなやりがいになるのではないでしょうか。

また、社員を募集しているところもありますし、アルバイトやパートでも働けます。バリバリ働きたい人にも、家事や育児との両立を図りたい人にも、オススメです。

2.子供服の販売員

子供服の販売員の仕事は、接客・会計だけじゃなく、品出しや商品整理・倉庫整理など多岐に渡ります。朝から仕事をする場合は開店準備や朝礼などもありますね。保育補助と同じくやることが多い大変な仕事ですが、だからこそ保育補助の経験をフルに活用できると言えるのではないでしょうか。

それに、保育補助の仕事を通して得た「気配り能力」も活かせますよ。

また、子どもの面倒をみる仕事は辛いけど、子どもに関わる仕事はしたいという人にかなり向いている仕事です。

給料は時給にすると1000円程度、正社員の月収の場合は18~24万円程度となります。

3.飲食業

保育補助を辞めたいという人の中には、子どもと関わる仕事自体を辞めたいという人もいるでしょう。

そういう人にオススメな仕事のひとつが、飲食です。保育補助は保育士や子どもに対して「気配り」が欠かせませんよね。飲食もまた、気配りが欠かせない仕事なんです。

ホールは客の動きに気を配らないといけません。そして、キッチンは調理の流れに気を配って常に自分の仕事と役割を探して動き回る必要があります。気配り上手な人でなければ、なかなか勤まらない仕事です。

だから、保育補助からの転職先としてのオススメ度はかなり高いですよ。

デメリットがあるとすれば、「気配りをすること自体が辛い」という人には不向きということですね。

4.ホテルのフロント

保育補助は保育士との人間関係が大変な分、コミュニケーション能力が鍛えられる仕事ですよね。

そして、毎日違う仕事の流れにその都度対応していく「対応力」も鍛えられる仕事だと思います。

ホテルのフロントに大事なのは、コミュニケーション能力と対応力なんですよ。

対応力が必要なのは、「宿泊客の問い合わせや要望に応えなければならない」ためです。

だから、ホテルのフロントは保育士の要望に応え続けてきた保育補助にはかなり向いているのではないでしょうか。

それに、ホテルには男女関係が半々くらいの職場がたくさんあります。そして、高級ホテルでもない限り、コンシェルジュ・フロント・ベルボーイなどの分類があるわけではありません。そのため、職種同士の序列も無いです。

保育補助を辞めたいという人のあらゆる悩みを解消してくれる仕事と言えましょう。

以上のように「保育補助として得た能力」を活かしながら、保育補助を辞めたい理由を解消できるような仕事を探せば、幸せに働けるようになるのではないでしょうか。