日立製作所というと、インフラから僕たちの身の周りのものにまで幅広く関わっている誰もが知る大企業です。多くの社員を抱える大企業だからこそ、企業口コミサイトなどには「日立製作所を辞めた」という人が多くその実情を投稿しています。

実際、今、日立製作所を辞めたいと考えている人も多いでしょう。

そんな人のために「よくある退職理由」から日立製作所に合わない人の特徴を紹介したり、転職活動をするための戦略の立て方をアドバイスしたりしたいと思います。

「退職理由」で見る日立製作所に合わない人の特徴

  • 激務が辛い
  • ワークライフバランスが保てない
  • 仕事をするときのスタンプラリーとシステム処理の手間が嫌だった
  • ちょっとした打ち合わせのために果てしない労力を使うのが辛かった
  • 転勤が多いのがキツい
  • 若いうちからチャレンジさせてもらえない
  • 裁量権が無さすぎる
  • 任される仕事に男女での不平等がある
  • 意見を自由に語れない

openworkキャリコネという企業口コミサイトから「よくある退職理由」を集めました。

日立製作所は激務だという声が、SE・設備維持管理・開発などさまざまな部署で挙がっています。特にSEなどのシステム開発にかかわる仕事だと、月100時間を超えて残業をすることもザラにあるということです。

休日朝帰りになることも、平日午前様で帰れないということも、珍しくはありません。

疲労が重なり鬱になりかけたという経験を語る人もいます。実際にそれだけ働けば、うつ病や過労になるのは当然のことでしょう。

そういった環境下では、ワークライフバランスは保てませんよね。特に最近は「ワークよりライフ」という風潮が加速していますから、それを理由に日立製作所を辞めたいという気持ちは非常によくわかります。

僕も激務からワークライフバランスが保てないと感じたのが、直接の転職理由でしたから。

また、日立製作所は大企業です。

だからある程度は仕方がないのかもしれませんが、仕事をするときに承認スタンプラリーを行ったり、システム処理に時間がかかったりするのが煩わしいんですよねえ…。なかなか仕事を先に進めることができず、非効率です。

さらに、ちょっとした打ち合わせをするだけなのに時間の調整などに手間がかかり、打ち合わせ本番よりも調整してる時間のほうが長いということもあります。

そして、若いうちからチャレンジさせてもらえることが少ないというのも、日本的大企業あるあるなのかもしれませんねえ。

ただ、最近は大企業の中でも若手のチャレンジを認める会社はあります。次代を作るのは若手なのだから、そういう風にしなければ企業の成長は難しいでしょう。そんな時代にある中、取り残されている感じがあるのも、退職理由の一端を担っているのだと思います。

その「挑戦できない社風」というのは、裁量権の無さにも繋がってくるでしょう。

個人の裁量権があまりない会社だから、若手からチャレンジすることが難しいと言えますから。そして、裁量権が無いということは自分の能力をフルに発揮しにくいということでもあります。

どんどん新しいことを学んで、ガンガン活躍したいと考えている前向きな社員にとっては、裁量権を持たされないことは何よりも辛いでしょう。

意見を自由に語る雰囲気も場もないということが、その辛さにより拍車をかけます。

また、男女で任される仕事に違いが出てくるのも時代遅れですよね。しかも、この口コミはSEなどの「男女での力量差が生まれにくいだろう仕事」であっても見られます。

こういう時代遅れ感のある風習や風潮というのは一見大したことがないものに感じられますが、会社の将来性にもかかわる大事な問題だと僕は思うんです。今はネットを通じて時代遅れなものはどんどん広まり、人が寄り付かなくなる時代。

今は些細なことでも、こういう昔ながらの良くない部分を放置しておけば、やがてそこから大きな問題に発展していきます。

以上のような退職理由を見ていると、企業としての根本に疑問を感じている人や、仕事に対して前向きな人は日立製作所には合わないのではないかと考えさせられますね。

そういう人は日立製作所で働き続けるメリットは、もうかなり薄くなってきているのではないでしょうか? むしろ転職したほうが幸せになれる確率が高いのなら、「大企業だから」と躊躇する意味はありません。

日立製作所から転職するための転職戦略

まず、仕事に対して前向きな人にも、企業としての根本の部分に疑問を感じている人にも、考えてみて欲しいことがあります。

それは…ワークライフバランスについてです。

仕事と私生活との理想的なバランスというのは、人によって大きく異なります。たとえば、僕なら「仕事3:私生活7」くらいで生活したいのが本音です。一方僕の親友は「仕事6:私生活4」くらいと言います。

そうして自分なりに仕事と私生活との比重を考えて、どちらをどの程度充実させたいのかを決めてください。そして、そのバランスを実現させるためにはどの程度の残業時間なら許容できるのか、どの程度の年収が欲しいのかを考えるんです。

その結果が、あなたが理想とするワークライフバランスになります。

理想のワークライフバランスが決まったら、あとは自分の悩みをどのように解消するかを考えてみてください。

よくある退職理由のうち、「裁量権」「意見が自由に言えない」「男女不平等」「転勤」に関しては業界や仕事を変えなくても、会社選びで解消できるものです。ただ、大企業特有のものに関しては中小企業に移るなどしなければ、解消するのは難しいでしょう。

そこで、転職エージェントを使うことをオススメします。

「裁量権が大きい会社」「男女平等な会社」などの特徴は、求人を見るだけではわかりません。ただ、転職エージェントには各企業の実態を調査したデータがあるため、そういった特徴を伝えれば、それに合う求人をオススメしてくれるんです。

また、中小企業に転職するときに待遇を下げないためのアドバイスや、どうして日立製作所という大企業を辞めて転職活動をしているのかという転職理由の作り方アドバイスなども得られます。

そうして対策をしていけば、日立製作所から転職して自分自身を活躍させられる道が見つかるのではないでしょうか?