大和ハウスの営業はきついという話が、有名です。不動産や住宅業界全体的にそういう傾向があるものの、大手だからか、大和ハウスの話がかなり目立っています。ただ、営業がきつい以外にも会社への不満はあるんですよね。

そこで、大和ハウスを辞めたいという人が同意できるような「よくある退職理由」をopenworkキャリコネカイシャの評判という企業口コミサイトから吸い上げてみました。それらをそれぞれ説明しながら、転職先選びのアドバイスなどをしてみたいと思います。

残業スパイラル、休日出勤サバイバル

大和ハウスは、残業が多いですよね。

入社当時から拘束時間が半端なく長いという口コミを投稿している人が大勢います。さらに、月の残業時間が80時間を超えることが多いうえに、その半分以上はサービス残業になるということです。

もともとサービス残業があったのはそうですが、働き方改革による残業規制で、残業代の申請が思うようにできなくなっているという側面もあります。

「帰りたくなったよ」といきものがかりを歌っても、終電が無くて簡単に帰れないということは日常茶飯事。

さらに、休日出勤もあります。

「大和ハウスは休めない」という話が、どの口コミサイトでも多いです。そして、「大和ハウス」と検索すると「休みない」というキーワードが出てきます。それほどまでに、休日出勤があるということはもうお馴染みなんですよね。

特に営業はノルマがあり、かなりきつい締め上げも行われています。そして、営業職は残業が月200時間を超えることもザラにあるということです。

達成できないものに、休日などない! ということなんでしょうか。

うひゃあ、死ぬ…。

そういう状況があるから、心身ともに疲弊し、大和ハウスを辞めたいと思うのでしょう。

それなら、残業を減らし、年間休日日数を110~120日程度は得るということが、転職活動の目標になります。どうして110~120日かというと、110日あたりは一般的な数字、120日あたりは「休みが多い」と言われる数字だからです。

120日よりも多い会社も業界によってはありますが、高い給料を維持するのが難しくなります。

基本的には、休日日数と残業時間と給料とのバランスを見る形で求人をチェックすると良いですよ。

ただ、住宅業界が全体的に忙しい傾向があるため、業界を変えるか、職種を変えるかのどちらかの選択肢を取ることが必要になるケースもあると思います。自分にとってそれが必要かどうか、吟味することから始めてみましょう。

ルーティンワークの憂鬱

営業は土地所有者に飛び込み営業をかけ続ける仕事。

そこに創造性はなく、新鮮さも刺激もない。一通りやり方を覚えたら、あとはガワだけ変えて同じことを繰り返し続ける毎日になります。それは営業以外の事務も経理も設計もある程度は同じことなんですよね。

設計は少なからず創造性があるものの、実際は品番チェックなどのルーティンに費やす時間が多いです。

以上のようなルーティンから、スキルアップが望めないのではないかという憂鬱が、大和ハウスにはあるように感じます。

ルーティンからも学べるものがありますが、「もう成長ができない」と確信したのであれば、今のルーティンで学べるものは全部吸収しつくしたのでしょう。

だから、転職することを、オススメします。

営業職なら大和ハウスと異なる営業手法をメインにする会社に転職したり、思い切って業界を変えてみたりすることでスキルアップができる可能性が高いです。コンサルタント的な役割を含む、アドバイスや提案型の営業職が特にオススメ。

設計はルーティンに割く時間が少ない会社を選ぶだけでなく、今と異なる特質を持った設計を行う会社に転職すると刺激があり面白く、成長機会も増えるのではないでしょうか。

昔ながらの営業付き合い

企業口コミサイトに、こういう投稿がありました。

支店長と所長が接待をし、下の者はその送り迎えをさせられるというものです。80・90年代のリーマンドラマでよく見た光景ですが、2000年代になってからは現実でもドラマでも見ませんよね。

百歩譲って送りはいいとして、迎えは夜中だろうと容赦なく電話がかかってくるのだからしんどい。

しかも、支店長がツケで飲み食いをし、その飲食代の支払いを下の者がさせられるということもあるようです。そのうえ支店長の誕生会に強制参加させられ、プレゼントを贈ることを義務付けられ…。

挙句にはプライベートにまで干渉されます。

お客さんの家に飲みに行くという事例も無きにしも非ず。

現代的な感覚からすると、謎! ただただ謎!

そういう旧態依然とした営業付き合いというものが、大和ハウスの一部の支店では未だに行われているんですよね。

正直、業務時間外にそういうことをさせられる会社は、現代的価値観では「異常」です。

他社に転職するだけで、簡単に解決できるでしょう。逆に言えば、転職をしない限り、解決する可能性は低いです。

その支店に問題があると言えばそうなんですが、そういう支店が生まれる土壌が会社にあるわけですよね。そして、それを見逃しているという現状があります。

そういう支店が少数派だとは言い切れないし、今後新たに生まれないとも言い切れない。

また、旧態依然とした営業付き合いは無くても「罵声やパワハラ」を行っている支店長や所長は多いです。そういう圧力による人材のコントロールというのも、古臭いことだと、現代の価値観に合わないことだと、言えますよね。

やはり、これは会社全体の問題なんです。

だから、転職をするというのが現実的な解決策だと僕は思います。

ストレスで胃や心に穴が開く前に、自分にとって働きやすい会社に移りましょう。