調べてみると、大塚商会は社風が厳しいようですね。その社風に馴染めず、辞めたい気持ちを抱えながら働いている人も少なくないのでしょうか?

実際、openworkキャリコネカイシャの評判には大塚商会を退職した人の口コミが多数投稿されています。

そこで、それらの口コミでよく見られる意見をまとめながら、それぞれにどう対処すればいいのかをアドバイスしましょう。

長時間労働と体力勝負、そして厳しい社風

営業のターゲット予算が、すごく高い。

とにもかくにも数字、数字、数字数字数字数字…!

数字という言葉が頭の中でグチャグチャに溶けてしまうほど、大塚商会は数字意識が高いです。高い数字を続けて取れれば英雄、数字が達成できないことが続けば人間未満。人格否定を恐れ、給料を上げるため、数字を取ろうと多くの社員が躍起になります。

そのためには、残業をするしかありません。

月次残業40時間という規制があるが、当然それにおさまるはずがないですよね。ただ、規制を超えた残業をすることはできないとされているため、申告できず、サービス残業になります。

また、大塚商会の仕組み的に「上位ほどえげつない残業時間になり、下位ほど残業できなくなる」んです。

というのも、各営業部門の成績下位30%の社員は、強制的に残業ができなくなるんですよね。月40時間という規制は月10時間以内となり、その取り締まりも厳しくなる。

そのため、上司は規制の入った社員に対し、他の7割の社員と同じ仕事を任せなくなるわけです。仕事の質も量も下がり、数字を達成することはさらに厳しくなり、這い上がるのは実質不可能に近い状態になります。

一度3割に入ってしまえば、ずっとその3割どまりということがあるわけです。

そうなると、いよいよ本格的に人間扱いされなくなります。

トップほど長時間労働&体力勝負になるが、トップは給料が良くなる。

成績下位ほど残業からは守られるが、仕事のやりがいと職場の立場と高い給料は望めなくなる。

なんというジレンマ…。

働き方が厳しいという以前に、大塚商会は社風が厳しいですよねえ。

ただ、営業よりも状況が厳しい人たちがいます。

システムエンジニアです。

彼らは営業からの無理難題に答え続け、同じような時間残業をしたうえに、セールスまでしろと言われています。企業口コミサイトに「営業とそれ以外の部署とで扱いが全然違う」という意見があるんですが、まさにそう。

営業会社だから仕方がない部分もあるんですが、これは扱い悪すぎでは? と疑問と不信感を抱かずにはいられませんね。

そういう厳しい社風や、長時間労働&体力勝負の状況、プレッシャーなどに嫌気が差したのなら迷うことなく転職することをオススメします。

転職先は、たとえば、「インセンティブの無い会社」「ノルマが小さい業界や会社」が良いでしょう。

インセンティブが無くても、成績に応じて昇給があったり、ボーナスが変動したりという形で還元してくれる会社がたくさんあります。インセンティブで稼ぐのとは違い、ある程度で昇給の頭打ちがあるのがデメリットですが、その分プレッシャーは小さいです。

ノルマが小さい業界や会社に関しても、高給を得られる可能性と引き換えに、プレッシャーの小ささやライフワークバランスを得ることになります。

そこだけ留意して、転職活動について考えてみましょう。

仕事と比較して給料が低すぎる

営業は数字で評価されるが、インストラクターや事務などは評価基準がありません。評価基準が無いから成果を挙げようと、何をしようと、給料が上がらないんです。じゃあ残業が少ないのかというと、決してそんなことはありません。

始発出勤・終電帰りは当たり前、昼飯さえ食えない状況が続きます。

また、営業職に関しても部門間で給料の差があるんです。

複合機・消耗品営業は、給料水準が大塚商会の中でトップクラスに高い。一方、通信インフラや基幹システムを扱うような法人営業は、給料が低いです。この両者にどれくらいの差があるのかというと…。

専門営業の成績トップの給料が、複合機・消耗品営業の下位のそれと同レベルということ。

じゃあ残業が少ないのかというと、やはりそんなことはないわけです。

これでは「仕事に対して給料が低すぎる」と感じても、仕方がありませんよねえ。

もっと、自分を正当に評価してくれる会社に転職しましょう。

まず、転職市場は徹底した「市場価値主義」です。あなたの経験・実績・能力・適性などから算出された市場価値に基づき、入社時点での年収が決定されます。そこにかかるバイアスは、その会社がどこをどう評価するかという一点くらいのものです。

だから、転職するというだけでも正当な評価は受けやすいと言えます。

そこから継続的に正当な評価を受け続けるには、わかりやすい評価基準を設定しているかどうかで決まるのではないでしょうか。

営業以外には評価基準が無いということでしたが、その基準が用意されていれば、評価が上がり下がりし給料も上がり下がりするわけですよね。事務なら「作業量と正確性」「効率化への取り組み」「部内の評価」などが基準となるでしょう。

また、営業に関しては「その会社が重視している部門」に転職することで給料が高くなりやすくなるのではないでしょうか。

大塚商会の将来性、大塚商会での自分の将来性に不安

大塚商会という会社の将来性と、大塚商会で働く自分自身の将来性と、両面の不安を語っている人が企業口コミサイトに大勢います。

前者に関しては、「複合機・出力機器」業界が全体的に厳しい状況にあることを根拠としている人が多いです。確かに、複合機はどんどん売れにくくなっていると言われていますからねえ。

ペーパーレス化を進める企業も多いですし、企業の複合機への関心は年々薄まっています。今後はもっと薄まる可能性もあるわけです。

複合機やその消耗品を重視している大塚商会の将来性が危ういのではないかと感じるのも、無理がないと思います。

そして、後者「自分自身の将来性」の問題です。

企業口コミサイトで見られた将来性に関する口コミを見ていると、次のような意見が挙げられていました。

  • 厳しい社風に今後ずっと耐え続けられる気がしない
  • 教育が不十分に感じる
  • 一度沈むと成長する機会が無くなる

研修に関してはしっかり用意されているものの、それが現場での仕事に繋がらないと感じている人が多いです。無意味な研修ばかりあり、著名人を招いての研修も本社でしか受けられず、これでは成長できないのでは? という懸念。

成長ができないということで言えば、営業成績下位3割に入ると成長機会が失われるということもそうですよね。

これまで語ってきた内容から、個人の成長という意味での将来性は確かに危ういです。

それならもう、将来性の高い業界で、実りのある研修が充実した会社を探し、転職したほうが良いのではないでしょうか。

自分が「成長できる!」と思う社風があることも大切ですね。

現在の職種での経験年数が長いのであれば、一度キャリアを見直し、キャリアアップしたり幅広いキャリアパスを考えて転職をすることも考えてみましょう。そうすることで新しいことを学び、さらなる成長ができるはずです。