外回りとサボりは、営業職のハッピーセット。
でも、「このままダメ人間になりそうで不安」「罪悪感でモヤモヤしてる」という人も多いじゃないでしょうか?
というわけで今回は、営業職のサボり癖の治し方や、僕が「サボり」について思っていることを書きたいと思います。
営業職のサボり癖の治し方
サボり癖を治す方法を議論すると、「気合い」「根性」という精神論を語る人が多いです。気合いや根性で癖が治ったら、誰も苦労しません。癖というのは付くのは簡単ですが、一度付くとなかなか取れないもの。
寝癖をとるのに苦労した経験はありませんか?
寝癖は髪の毛の根元から癖がついて、毛先が色んな方向に跳ねてしまうこと。サボり癖も寝癖と同じで、心の根っこから癖が付いてしまっているんです。寝癖を直すとき根元に水をかけたり、スプレーを噴霧するように、サボり癖も根っこから治さなくちゃいけません。
「どうしてサボり癖が付いたのか」という話からしないといけないんです。
サボり癖の原因として考えられるのは…
- 「仕事に感動がなく無味乾燥としてきて、飽きた」
- 「トラブルがあって怖くなった」
- 「結果が出なくてやる気が出ない」
- 「プライベートの不安や疲れ」
人によって、サボり癖の原因となるものは違うと思います。ただ、プライベートに問題がある場合以外全てに共通しているのは、今の仕事や職場に不安や不満を感じているという点です。「飽きた」という不満であり、「トラブル続き」という不安…。
自分の会社の商材やサービスが信用ならなかったり、今の会社が嫌だったり、そもそも営業の仕事自体が嫌な場合もあるでしょう。自分が何に不満を感じているのか、それを明確にすることでサボり癖の原因を突き止めることが可能です。
それを明確にするのは、他でもない自分自身。少しだけ、考えてみてください。
そして、それらの原因を取り除く他に、サボり癖を治す手段はありません。
その原因となっているのは「今の仕事」や「今の職場」であることが多いですよね。要は「転職をすることでサボり癖が治る可能性が高い」ということです。
ここで考えるべきなのは「転職先は営業職か、それ以外か」ということ。
営業職という仕事自体ではなく、今の会社に原因がある場合は営業を続けたほうが良いでしょう。
営業職を続ける場合、今の職場の不満点を具体的に見出す必要があります。自分の会社のどこが「嫌だな」と思うのか、実際に書き出してみてください。その不満点を基準に求人探しをすると良いでしょう。
ただ、営業職自体が嫌だという人も多いと思います。その場合は、営業職以外で異業種転職をしてみましょう。営業が向いていないからサボってしまうのかもしれませんから。そうなると、今度は営業職とは真逆の特徴を持つ仕事をしてみても、いいのかもしれませんね。
営業を辞めたい人必読!営業から転職するときの立ち回り方&おすすめ転職先
【個人的な意見】営業職は上手にサボってなんぼ
営業職で大事なのは結果です。
結果あっての過程であり、結果の伴わない過程はいくら社会人として正しくても営業としては正しくありません。逆に、サボるなど社会人として正しいとは言えない過程を踏んでも、結果さえ出せればそれが正義になるんです。
それが、営業という仕事だと僕は思います。
安直にサボるのは当然ダメですが、意図的に休憩を挟んでリフレッシュすることは大切です。
人から見ればサボりでも、それは仕事のパフォーマンスをあげるための準備ですからね。だから、営業職にとって「サボり」というのは悪い側面だけではありません。「サボる人はだめ人間」と一概に言えない部分があります。
だから、結果が出るならサボってもかまわないと思います。
ただ、自分自身「これはダメなクセだ」と思うのなら、治す努力をしましょう。