激務への不満や成長できない環境への不安… デンソーを辞めたいと感じている人にはさまざまな想いがあると思います。決して会社が悪いのだとは言い切れないけれど、「ここではない」と感じることはどの会社でもよくあることです。

今回は企業口コミサイトからよくある悩みを抜粋し、転職経験者の目線で転職戦略を考察してみたいと思います。

ぜひ参考にしてみて下さい。

【調査に利用した口コミサイト】openwork/キャリコネ/カイシャの評判

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デンソーは激務だが、対策が見られない

デンソーは、まだまだトップダウンの傾向が強いですよねえ。

会社方針として「うちはボトムアップでいくぞ!」と掲げているのにも関わらず、だ。それを変えようとする動きがなかなか見られないわけです。会社方針はお飾りなのか、パフォーマンスなのかという疑問を持つ人もいると思います。

そんなトップダウンの業務負荷が、下にいる20代・30代の若手におりてくる。そのため、若手が常に業務過多になっている部署が営業にも技術的な部署にもあります。

さらに、設計などの技術的な部署においては業務負荷が高い職場と低い職場との差があまりにも大きく開きすぎているんですよね。デンソーは「残業時間削減しようぜ」という働き方改革を行っているんですが、実際にそれで残業が減って万歳三唱拍手喝采し、アフターファイブを謳歌する職場がある。

しかし、血涙が流れるのではないかと思うほどに働いている職場も、同時に存在するわけです。

その業務の偏りを均一化しようとする動きは、見られません。

働き方改革と言いながら残業時間削減を掲げるだけで、業務の見直しが行われないのでは激務で本当に辛い想いをしている人たちからしたら「何もしていない」のと同じです。もしかしたら、格差を感じづらいだけ、何もしていない方がマシとすら感じるかもしれません。

それならもう、転職してしまったほうが良いと思うんです。

デンソーがいくら業界の中では給料が高い会社と言っても、激務で心身の健康を害してしまっては元も子もありません。実際、鬱になる社員も少なくはないという口コミがあります。

だから、自分がそうなる前に、辞めてしまいましょう。

転職先には、残業が少ない会社や働き方改革が成功している会社などを選ぶと良いと思います。働き方改革の成功とは、残業規制と業務の見直しとの両方をしっかりと行っている状態のこと。

また、残業規制だけでなく、フレックスタイム制度や在宅勤務制度などの制度面の改革も行われているとなお良いでしょう。

まずは仕事と私生活とのバランスを見直し、そこから心と体のバランスも保とう!

チャレンジできず、成長もできない

デンソーは意志決定が、あまりにも遅いと語る人が多いです。

まず、自動車メーカーに左右され過ぎているんですよね。それは自動車部品を作る会社だから仕方がない部分があるにはあるんですが、意思決定くらいは自社でしっかりとした意志を貫いてほしいと思うのもまた、仕方がないことだと思います。

そういうメーカーに左右されることを、「メーカーが要請すればチャレンジするが、要請しなければチャレンジできない体質」と語る人も口コミサイトにはいました。

そういう体質から変わろうという動きが社内に無いわけではないんですが、中間管理職が慎重な意思決定を重んじ過ぎるせいで挫折してしまっているんですよね。

やはり、デンソー全体がなかなか動けない社風・企業文化なんでしょう。

また、デンソーは文化が特異的です。

まず、愛知県という土地柄が閉鎖的だという口コミがたくさんあります。これはデンソーと関わりが深いトヨタの企業口コミサイトにも散見されるものです。

そういう意見を投稿する人が語るには、閉鎖的な土地に居続けているため、社内もかなり閉鎖的なムードに包まれているとのこと。さらに、ネガティブな思想も蔓延っていて、あまり明るい会社とは言えないんですよね。

デンソーの慎重すぎる社風の原因の一部が、そういう特異的な文化にあるのではないでしょうか。

このまま文化的特異点に巻き込まれていては、自身の成長にも足かせがかけられるのではないかという危機感を抱くのは妥当なことだと思います。

また、僕が思うに「愛知県に骨をうずめる覚悟がなければ、デンソーで働き続けることはできない」んじゃないかな…。

そして、合わない社風の会社に無理して馴染もうとすれば、自分の根底にある性格や信条などが捻じ曲げられてしまう可能性が高いんじゃないかとも思うんです。それを曲げないと、合わない文化に適応することができないから。

ただ、そうなると自分の中にずっと違和感を抱え続けることになります。

だけど違和感を抱えたまま働くのは辛いから、やがて「考えることを辞める」んですよね。そうして深く思考することを失えば、自身のキャリアをも考えなくなり、そこで成長がストップする。

じゃあ馴染もうとせずに会社に居続けてみたらどうでしょう?

それはそれで、その会社の仕事を吸収することへの抵抗感がありませんか?

結局、成長はしづらいわけです。

逆に、自分に合う土地、自分に合う社風に馴染むことができれば、自分の根底にある価値観などは土地や企業のそれと同調して進化を遂げます。そして、その会社の価値観に同調した状態だから吸収力も高くなり、成長速度が今以上にアップする。

だから、自分に合う土地を選び、自分に合う会社を選び、転職することが大事なんです。

デンソーという会社に成長の可能性を感じない

前項では自分自身の成長を語りましたが、今度は会社の成長・将来性の話です。

デンソーの意思決定が遅かったり、とにもかくにもスピード感が無かったりすることに不安を抱く声がとても多いんですよ。

そういう人が語るには、「この業界は今後もっと開発スピードが求められる世界になる」のだそう。そのため、新規参入してきた企業のスピード感にデンソーが付いていけなくなり、業績が落ち込むのではないかと予想しているわけです。

会社が成長しないということを、ほぼ確信のように感じている人は、迷うことなく転職すべき。

確信できない状態の人も、とりあえず様子をみながら求人を探し、良い縁があれば転職すればいいと思います。

転職先には同業界の新規参入者を選んでもいいし、製造業の中でも自動車部品以外を扱っている会社を選んでもいい。営業職なら、製造業に絞る必要も無いと思うので、あなた自身が将来性が高いと考える業界に飛び込むのも面白いでしょう。

未来はあなたの手の中。

会社に未来を感じなければ、自分で道を選び、自分で未来を切り開きましょう。