介護事務あるあるパート1「何故か介護の仕事を手伝わされる」。

介護事務というのは、とにかく忙しい仕事だと思います。事務作業だけでも忙しいのに、介護の仕事を手伝わされることもあり、残業になるのはよくあること。そんな介護事務を辞めたいと思うのも、無理はないことでしょう。「事務」だというから来たのに! とねえ。

そんな介護事務を辞めたい人がよく語る「あるある話」をまとめ、介護事務の転職先の選択肢を紹介したいと思います。

介護事務を辞めたい人がよく語る、退職理由をまとめてみた

  • 超! 忙しい
  • 介護職と兼任させられた、もしくは手伝わされる
  • 人間関係
  • 給料がやっすい!

介護事務の仕事は、とにかく忙しいです。

どうして? 単純に業務量が多いから! 介護報酬請求業務のため、月末と月初めは死ぬほど忙しいですよねえ。国が「毎月10日までにデータを送ること」と言うもんだから、利用実績をまとめたり請求を確認したりする作業でてんてこ舞いになってしまいます。

しかも、忙しいのに正確性が求められますよね。

利用実績データをミスると、請求報酬が施設に入らなくなるから! そうなるともう大問題ですよ。首がスパーンッと飛ばされてもおかしくはない案件になってしまいますからねえ。

情報管理に関しては近年ますます厳しくなってきており、行政の目もギラリと光る。書類整理・管理を常に徹底しないといけないということもあり、介護の需要が多いということも手伝い、介護事務の業務量は膨れ上がる! アドバルーンのように…!

しかも、介護職と兼任させられることもあります。

介護職はどこも人手不足だから、仕方がないのかもしれません。仕方がないかもしれないけど、介護事務としては「事務職のはずなのに」と「こんなはずじゃなかった案件」になります。辞めたいと言い出しても、上の人は文句言えませんよ、この件に関しては。

兼任とまではいかなくても、ふとしたときに手伝わされることもありますよねえ。

もともと仕事が忙しいから残業しがちなのに、手伝わされて仕事が遅れたらもうヤバイ。

しかも給料が安い…!

介護業界全体が給料低いという問題がありますが、介護事務は専門職のような手当が無い分さらに給料の水準が下がります。ボーナス含めた年収は200万円から250万円となり、月収にすると15~20万円の間というところが多いです。

良くて20~23万円とかですね。

また、介護事務は一般企業の一般事務より人数が少ないため、人間関係が非常に密になり、女性同士の人間関係トラブルを抱えている職場も多いです。

事務という楽そうなイメージからは遠く、なかなかに大変な職場と言えるでしょう。

介護は、介護士だけじゃなく事務もハードということですねえ。

以上! 介護事務を辞めたい人あるあるでした。

給料重視ならこの転職先

介護事務は業務量が多くて残業もたくさんあるのに給料が安い! そこが不満点になりやすいんだったら、今度は給料を重視して転職したいという人も多いはずです。ただ、給料重視の仕事を紹介するには「事務や内勤にこだわる人と、そうでもない人」とに分けないといけません。

まず、事務や内勤にこだわる場合――。

  • 営業事務
  • 経理事務
  • 人事
  • 貿易事務

事務や内勤系の仕事は、専門性を高めると給料が高くなる傾向があります。

じゃあどうして介護事務の給料が低いのか? それはもう介護業界が儲かってないからじゃないですかねえ。正直、介護事務の待遇は一般事務並です。

営業事務は専門性が高いとは言いづらいかもしれませんが、営業という会社の利益に直接かかわる部署だからか給料が高めに設定されています。その分、ブラック企業に勤めると営業の残業に引っ張られて残業するハメになることがあるので注意。

経理事務は簿記3級以上を持っていると転職しやすい仕事です。

簿記関係の知識が求められるため、給料が高い傾向があります。介護報酬請求や点数管理の仕事で「事務処理の正確性」を磨いてきた介護事務にとっては、向いている仕事と言えるでしょう。

簿記を取得していないと転職は無理じゃないの? いえいえ、これから勉強する姿勢があることをアピールすればワンチャンスあります。あとは、介護事務も正確性が要求される仕事であることもアピールしましょう。

人事は他部署との調整業務があるものの、そこにストレスを感じなければ転職先としてオススメです。

採用や部署の人数調整など会社にとって大事な部分を担う仕事のため、人事部を置いている会社は人事を重視します。給料も比較的高めだし、出世すれば結構な高給も望める仕事です。

最近は女性も出世させる会社が多いため、出世欲がある人にはオススメ。

ただ、人事は規模が小さい会社には部署そのものが無いケースが多いので注意しましょう。

最後に貿易事務…英語が求められる仕事ですが、英語が得意なら、能力を活かしながら高めの給料をもらえる天職になるかもしれません。ただし、残業が多い傾向があるのがネックとなります。

給料は高いけど残業が多いということに納得できるなら、オススメですよ!

事務や内勤にこだわらないなら、営業という選択肢もあります。

裏方なのに介護の仕事もさせられる介護事務が辛いなら、思い切って表舞台に立ってみるのもアリだと思うんです。ただ、介護の仕事は給料が良いとは言えないし、兼任が辛いということは介護の仕事も辛いんだと思うから候補から除外しました。

そこで、営業。

新卒採用だと女性は営業に配属されにくいですが、中途採用だと採用するところも多いです。

女性が活躍している会社の営業に転職して、今よりもウンと高い給料で働いてみませんか? オススメはメーカー法人営業、またはIT営業です! 前者は残業が少なく、後者は適度に忙しく働けます。

自分が営業に向いているかどうか、転職エージェントに確認してもらうのもアリですね。

ホワイト求人探しにも、転職エージェントは役立ちますよ。

介護事務から医療事務という選択肢もおすすめ

個人的にオススメしたい転職先の候補は、「給料重視ならこの仕事」で語りました。

最後に、「実際に転職者が多い仕事」を紹介したいと思います。

それは、見出しにもある通り医療事務です。

医療事務と介護事務は、双方向的に転職者が多い傾向があります。「介護報酬請求」と「レセプト業務」が被る部分があるため、ということなんでしょうね。介護と医療というのは結構近いところにある業界なので、当然業務も似通ってきます。

違いがあるとすれば、医療事務には接客があるということです。

ただ、介護の仕事を手伝わされるというようなことはなく、自分の仕事に集中することができます。

接客という新しいスキルを習得しながら、自分の仕事に集中できる。給料も介護事務よりは上がる職場もたくさんあるでしょう。医療事務に転職するメリットは、かなり大きいと思います。

僕がオススメした職種、そして医療事務――。

転職エージェントを使ったり、自分自身で考えたりしながら、自分に合った仕事を探しましょう。