後輩「今の仕事、アレルギー持ちには辛いんですが…辞めるべきなんでしょうか」
ある日、大学の後輩から相談を受けました。
後輩「仕事辞めたいんですけど、アレルギー持ちは普通に働けないんですかねえ…向いてる仕事とかあればいいけど」
僕には、アレルギーの症状を我慢しながら仕事を続けていた友人がいて相談に乗ったことがあります。さらに後輩にも相談され、私生活だけでなく仕事にも悩んでいるアレルギー持ちの人は多いと気付きました。
このページでは、アレルギー持ちの人が転職を成功させるためのポイントをまとめています。ぜひ参考にしみてください!
アレルギー持ちの友人の「仕事」との戦い
僕の友人に、気管支喘息とアレルギー性鼻炎とを併発している人がいます。ダニ・ハウスダストなどのアレルゲンが特に多い場所だと、結膜炎も出るそうです。症状は、服薬することでなんとか抑えられているかなという程度。
アレルギーに悩んでいた当時、彼の仕事は大型トラックのドライバーでした。
建設資材を建築現場に運ぶのが主な仕事。粉じんが舞う現場に行くとアレルギーの症状が酷くなり、咳込みながら働いていたそうです。
そんな彼に、ある日相談をされたんです。
友「もう本当に無理なんだけど…」
僕「どうしたんだよ」
友「アレルギーが辛い…」
僕「仕事柄もあると思うから、転職したら?」
友「そうは言うけど、ハウスダストとか逃げられないだろ」
そして、「アレルゲンが多い場所に行かない」「環境を整えやすい」「マスク可能」という条件で転職先を考え始めました。
僕「今の仕事にアレルギー以外のストレスはある?」
友「んー…正直トラックの運転自体きつい」
僕「まじか」
友「車の運転好きだから始めたけど、普通車と中型大型は違うね」
僕「じゃあタクシーなら?」
結果、友人はタクシー運転手として見事転職を果たしました。
僕「その後どう?」
友「喘息も鼻炎もマシ」
僕「よかったなあ…」
友「車内環境整えてマスクしたら余裕で…今時長距離走行もほぼないしな」「あのまま働き続けていたら気管支が狭くなって喘息が悪化しただろうから…よかった」
友人のエピソードから導き出される「アレルギー持ち」の転職活動5つのポイント
1.マスク着用可であること
あまりにアレルゲンが多い場所に行かなければならない仕事や会社を避けるのは当然として、そのうえでマスク着用可の仕事や会社を選ぶことで、喘息・鼻炎・結膜炎などの症状の予防と緩和ができます。
マスク着用可の仕事は、アレルギー持ちに向いてる仕事の代表と言えるでしょう。
具体的には、事務職・企画職・SE・プログラマーなどがその例です。
また、接客業は全体的にマスク着用不可の場合が多いものの、タクシー運転手など「業務における接客の比重が軽い」「接客はするものの対面はしない」ような職種ならマスク着用可の場合が多いです。
2.ストレスを減らすことができること
ストレスを受けると、免疫バランスが崩壊します。
免疫バランスの崩壊により、体はわずかなアレルゲンにも過剰反応してしまうようになり、アレルギーが悪化するんです。仕事や職場に潜むストレスを減らすことが、アレルギー改善のためには大切と言えます。そこで、よくあるストレス要因を紹介しましょう。
- 人間関係
- ハラスメント
- 頻発する残業
- 休日出勤
- 有休がとりづらい
- 性格的・能力的に合わない
以上のようなストレスを自分も感じていないかを振り返り、それを解消できる仕事や会社に転職しましょう。
たとえば、残業が多いことがストレスになっている場合は、残業が少ない「事務職」「品質管理」「ホテルフロント」などの仕事がおすすめです。
あとは、自分の性格や能力を分析したり、求人先企業の調査と分析をしっかり行ったりすれば、ストレス要因を解消できるような仕事や会社を見つけることができると思いますよ。
仕事のストレスで辞めたい人へ。危険性や対処法、転職活動のポイントを解説!
3.規則的な生活が送れること
まず、日勤夜勤交代制の仕事を避けた上で、残業が少なくて通勤時間が短く済む仕事や会社を探して、睡眠時間と朝食や夕食を作る時間を確保しましょう。お昼ご飯の外食やコンビニご飯は仕方がないとしても、朝食と夕食くらいは栄養を考えて摂らないといけません。
規則正しい生活はストレスを減らすことにもなり、免疫バランスを整えることにもなり、一石二鳥です。
4.皮膚に刺激を与えないこと
アレルギー症状が皮膚に出やすい人は、皮膚の刺激に気を配る必要があります。
たとえば、美容部員・アパレル・美容師など、メイクや染毛を半強制的に行わなければならない仕事は避けたほうがいいです。ほかにも、土木・建築作業員・交通誘導警備・営業職など紫外線にさらされる時間が長い仕事も向いていないと思います。
また、スーツの繊維質に弱い体質がある場合は、服装自由な職場を選ぶといいでしょう。
5.転職エージェントを使うこと
アレルギーが原因で仕事が辛いと感じたときには、アレルゲンを遠ざけられる仕事を選びながらストレスを減らせる仕事やマスク着用可能な仕事などを選べばいい。あとは、通院して薬物療法や減感作療法などを受ければアレルギーを抑えたり治したりできるでしょう。
しかし、その仕事選びが難しいんじゃないかという懸念があります。
その懸念を吹き飛ばしてくれるのが、転職エージェント。
転職エージェントを使えば、「こういうアレルギーがある」「こういう仕事や会社は避けたい」ということを担当者に伝えるだけで、それに沿った求人が得られます。
また、「ポイント1~4」の内容をもとにしながら自分がどういう仕事を選ぶべきかを考えるときにも、担当者にアドバイスしてもらえます。
働きながらの転職活動もサポートしてもらえるので、早めに動き出しておくことをおすすめします!
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
そして、数多くある転職エージェントの中で1番おすすめなのはマイナビエージェント。当ブログで150人を対象に行ったアンケート調査で評価が最も高かった転職エージェントです。
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上記のページでは、転職エージェント利用者の口コミや、転職活動を早めに始めるメリットなども紹介しています。
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