あがり症で仕事が支障が出ている。あがり症が原因で仕事ができない。
SNSなどで調べてみると、そのような悩みを抱えている人は少なくないようです。
あがり症と一口に言っても「性格に起因するあがり症」から「社会不安障害」まで様々なケースがあり、「社会不安障害」の場合は専門的な治療が必要になります。
この記事では、対処法の一つとして「転職」という選択肢を掘り下げていきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
あがり症に悩みながら仕事を続けるのは危険
一般的にあがり症と言われて思い浮かぶのは、「人前に出ると汗が出たり、言葉に詰まったり、恐怖に感じたりする」ということでしょうか。社会不安障害という病気の場合は、ここに「人前に出るときだけでなく、普通の対人関係にも支障が出る」という症状があります。
恐怖により「頼まれても断りきることができない」「自分の意見が言えない」状況に追い込まれ、仕事をするのが辛くなってしまうんです。
性格的なあがり症の場合にも、「会議が怖い」「言葉に詰まり怒られる」という状況になり、そこから発展して仕事をすること自体に恐怖を覚えることがあります。
そうして心は疲弊していき、最終的には仕事に行けなくなるという事態になりかねません。一度そうなると「働くことが怖い」ため再就職することもできず、「外に出ること」自体も怖くなり、引きこもりになってしまう可能性すらもあるのではないでしょうか。
あがり症の症状によって自分自身を追い込んでしまい、最悪の状態に陥ってしまう前に、「自分に向いてる仕事」を見つけて転職することをおすすめします。
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【転職先候補】あがり症の人に向いてる仕事を紹介
あがり症の人に向いてる仕事は「人前に出る機会がほとんどない」「対人関係が薄い」などの特徴を持ちます。その例を5つ紹介します。
事務職
事務職の基本的な仕事内容は、データ入力・書類作成・書類整理・郵便物の仕分けおよび発送です。来客対応や電話対応は仕事内容に含まれない場合があるため、そういう求人を探すことにより仕事で人と話すこともなくなり、あがり症の症状に悩まされることなく、快適に働けるのではないでしょうか。
また、年収は300~350万円程度、管理職になれば500~700万円にもなります。
外勤事務
外勤事務の仕事は、電気・ガスなどのメーター検針や集金、書類作成です。一般事務や経理事務などと比べるとひとりで外出する機会が多く、同僚や上司と関わる機会が少ない傾向があります。
最近はよほどのことがない限り客の自宅にまで集金に行くことがありませんし、集金でも滅多に人と会わないでしょう。
また、給料は内勤の事務職と変わらない基準です。
交通誘導警備
交通誘導警備の仕事は、工事中の安全確保・商業施設の車の流れや出入りの安全確保などをすること。現場に出ている間は私語厳禁で職場の人と不必要に関わることがありませんし、さまざまな状況の人が働いているため、職場の人とそこまで深く人と関わろうとしない人が多い傾向もあります。
通行人の質問に答える程度の関わりはあるものの、基本的に1対1の会話程度ですし、近くにいる警備員にサポートしてもらうこともできるので、あがり症の人でも無理なく働けるのではないでしょうか。
また、年収は正社員の場合300~350万円の間が相場となります。
土木・建設作業員
建物を建てる前の掘削や杭工事・基礎工事などを行うのが、土木・建設作業員の仕事です。接客どころか周辺住民・通行人と会話することすらありません。
そして、昼間に仕事が終わることが多いことが、土木・建設作業員の魅力です。資格取得で手に職を付けることもできますし、現場監督などのキャリアの広がりもあり、社会的な必要性が高く、オススメですよ。
また、年収は未経験無資格でも300万円、経験を積んだり資格を取得したりすると350万円前後、大手に行くと400万円前後となっていきます。
新聞配達
バイクや自転車に乗り朝刊・夕刊を配達することが、新聞配達の基本的な仕事内容。集金を行うこともあり、その際には人と関わるものの1対1なうえに1件あたりの対応は一瞬で終わるため無理なく働けるのではないでしょうか。
営業を行う販売店があるものの、あがり症のため営業が辛いと感じるのならそういう職場を避ければ問題ありません。
また、都市部の給料は月収22~30万円、年収350~400万円前後が多いです。地方だと月収18~25万円、年収300~350万円前後が一般的となっています。
あがり症の人が転職を成功させるために
前章で挙げた転職先候補はあくまでも一例に過ぎません。
他にもあがり症の人に向いている仕事はたくさんあるので、自分の理想(仕事内容、給料、立地、働きやすさなど)にこだわりつつ転職先を探していきたいところです。
そこでおすすめしたいのが転職エージェントという無料の転職支援サービスです。
転職エージェントのアドバイザーに「あがり症でも問題なくて、適度に動ける仕事がしたい」と伝えれば、その条件を満たす職種の候補を挙げながらオススメの求人を紹介してくれます。
また、業界や職種ごとの面接傾向を掴んでいるため、予測質問や模範解答を教えて貰うことができます。希望すれば面接の予行演習もしてもらえます。
あがり症の人にとって面接は鬼門なので、このようなサポートを得て可能な限りハードルを下げたいところです。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
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