企業口コミサイトで調べてみると、日本マイクロソフトで働く社員は様々なジレンマを抱えていることがわかります。

成果と評価のジレンマ、会社の意向と現場状況のジレンマ、そして個人の成長性と会社における成長の難しさというジレンマ…。

今回はそれらの口コミを元に、日本マイクロソフトを辞めたい人の転職戦略を考察してみたいと思います。

ぜひ参考にしてみて下さい。

【参考にした企業口コミサイト】openworkキャリコネカイシャの評判

評価基準が曖昧すぎる

営業職以外は特に、「いかに目立つか」で評価が決められている側面があります。

「仕事ができます! バリバリ成果出してます!」という人も、それを社内にアピールできていなければ、評価されないわけです。そうなると、必然的に社員は「評価されたいから社内政治頑張らないと」という意識になり、本来の業務よりもそっちに執心するようになります。

その状況に疑問を感じている人が、口コミサイトに大勢いるんですよ。

そして、「非常に優秀で、間違っていることは上司でも指摘して対案や改善案を出せる人が評価されないどころか、リストラされることがある」という意見もあります。なんだかとても、やるせない気持ちになりますよねえ。

また、これは営業職に関してもそうなんですが、上司によって評価制度の運用方法がまるで異なるというのも問題があります。

人事評価に関する上司の裁量が大きすぎるから、社内政治重視になるわけですよね。

ただ、そういう人事制度に疑問を抱いて反発すればするほど、社内での評価が落ちていきます。あなたの未来は、かなり暗いかもしれません。

それなら、もっと公正かつ明瞭な評価制度を取り入れている会社に転職してしまったほうが良いでしょう。

評価制度を公表している会社は、意外とたくさんあります。そういう会社を探し、評価制度を吟味して自分が「これはいいな」と思ったところへの転職を考えれば、納得のいく評価を受けることができるのではないでしょうか。

個人的には、営業なら仕事の成果や数字達成率・顧客評価などを基準に評価して昇給に反映させてほしいし、技術職なら成果物のクオリティや顧客評価・効率の良さなどを評価して欲しいですね。

有休が取れず、休日出勤が…

日本マイクロソフトは、有給休暇を建前上は推奨しています。

ただ、実際には「取れるものなら取ってみろよ」という暗黙のプレッシャーがあるんですよね。有休を取得するとその分給料が下がり、実質普通の休日が増えることと変わらない。そもそも仕事があまりにも多く忙しく、休暇明けにてんてこ舞いになるのは自分自身。

だから、有休を取りたくても取れる状況になっていないわけです。

そして、長期休暇などもありません。

お盆休みは3日間しかないわけです。果たしてそれをお盆休みと言えるのか、長期休暇と言えるのかというと僕はNOと大声で言いたい。それはただの三連休だ!

さらに、休日出勤をさせられることが多いんですよねえ。代休などあるはずがなく、休日出勤手当すらありません。

また、日本マイクロソフトはテレワークとフレックスタイムを推進しています。自分のデスクが存在せず、コアタイムもありません。

いつでもどこでも働けるということは、逆に言えばいつでもどこでも働かないといけないということ。カッチリ決められていないからこそ、常に自分の意識が仕事モードになり、気が休まらないという口コミが多いです。

それだけでなく、テレワークができるからと「休日もメールチェックしなさい」「休日も仕事しなさい」と言われることが日常茶飯事。メールチェックだけした場合も、しっかり仕事した場合も、休日出勤扱いになりません。

だから、休日出勤手当や代休がないケースが多くなるのでしょうね。

要は「あれは休日でしょ? 家でも仕事できるからしただけでしょ?」という感じ。

僕は言いたい。

「ふざけるな…!」と。

別にテレワークにもフレックスタイムにも、それを導入した会社自体にも罪はないんです。問題はそれを悪用する管理職たちがいるということ。

ただ、転職をするときに確実に「休日が欲しい」「プライベートを確保したい」と思うのなら、テレワークがない会社を選んでも良いのかもしれませんね。フレックスタイムに関しては、コアタイムの有無を確認するくらいで良いでしょう。

有休がとりたいなら、その会社・部署の忙しさを基準にすることをオススメします。

忙しさは残業時間で大体掴めるので、残業が多いところは有休も取れないのではと疑って転職活動を進めましょう。

長く勤める会社ではない

日本マイクロソフトは、若手の責任が大きく、20代をこの会社で過ごすことで大きな成長ができます。

ただし、この会社のキャリアには閉塞感があるんですよね。たとえば、ポジションがクローズされることが多々あるため、突然キャリアアップできなくなる可能性があるわけです。じゃあ部署を異動して上を目指そうと考えるかもしれませんが…。

社内異動をするだけで、7~8回も面接を行うことになります。

異動もなかなかできない!

だから、日本マイクロソフトで成長したとしても、この会社で上を目指せないというジレンマがあります。

また、心身の調子を崩した社員や育児休暇中の社員に対し、退職勧奨が行われることも多いんですよね。採用した社員の雇用を守るという日本企業的意識は、外資系の日本マイクロソフトにはなく、正社員の安定性はこの会社においては存在しません。

病気ができないというプレッシャーから頑張りすぎて、かえって心身の調子を崩す人もいるでしょう。

さらに、長く働いている人の口コミで「退職するか組織を移るか選べと言われた」という意見がありました。

以上のことから、日本マイクロソフトは長く勤める会社ではないと感じる人が多いわけですね。

それなら、まずは「この会社で成長した自分自身」を見つめ直して、「自分の転職市場価値」を見極めましょう。

そして、自分自身がどういうキャリアに進みたいのかも同時に考えてみてください。

自分が進みたいキャリアにおいて、自分の転職市場価値に見合う会社を選び、転職しましょう。

若手の成長機会が多い日本マイクロソフトで働いてきたなら、あなたの望みはきっと叶うのではないでしょうか。