体育会系の会社で辛い思いをしている人って、かなり多いと思います。
かく言う僕も体育会系のノリがとても苦手です。これまでの人生を振り返っても、精神論や根性論"だけ"で乗り越えたことなんて何一つ無く、むしろその考え方が足枷になっていたことが多いからです。
このページでは、体育会系の会社で働いていて「辛い」「合わない」と感じている人に、体育会系企業で働き続けるデメリットや転職活動の始め方などを紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください!
体育会系の会社あるある10個
- 「足で稼げ!」と飛び込み営業させられる
- 残業は「仕事熱心、感心」と好印象になる
- 異常なほど上下関係に厳しい
- かなりストイックな人が多い
- 飲みニケーション大好き
- 「とりあえずやらせてみる」が合言葉
- 協調性を第一に重んじる
- 精神論で片付けがち
- 「コミット」と言いがち
- 朝礼・朝の体操
以上が、実際に体育会系の職場で勤めたことのある友人知人やネットの声を参考にして集めた「体育会系の会社あるある」です。
この一覧を見てみると、体育会系の会社は「精神面で人に厳しい」ように感じます。
問題が起こったときには精神論で「努力」「気合」「根性」ととことんまで自分自身も他人も追い込もうとする…。
精神的に追い込むことで真価を発揮する人もいるかもしれませんが、体育会系の社風が合わないと感じる人にとっては、害悪でしかない考え方なんですよね。
会社の朝礼が辛い!スピーチや社訓斉唱が苦痛!←こう思っている人は転職するべき
体育会系の会社が辛いと感じながら働き続けるデメリット
体育会系の会社あるあるを軽く紹介しましたが、その一覧の中から「あなたがこのまま働き続けるデメリット」が見えてきます。
1.体育会+過酷労働=サイボーグ工場
体育会系の会社が全部ブラック企業というわけではなく、中にはホワイト企業もあります。ただ単に「そういう思考の人が多い」というだけの話ですから。
しかし、体育会系の会社に社員酷使の気質が加われば、それはもう最悪の話になります。たとえば、月々の残業時間が過労死ライン80時間を超えている場合、そこに精神論で追い込みをかけられるとどうなるでしょうか?
人間の心は、弱っているときに「根性」「気合」という「もっと頑張らないといけない」と鼓舞するような言葉をかけられすぎると、簡単に「うつ」になります。
また、上下関係が絶対な社風や協調性が何より大事という雰囲気に、ブラック企業特有の「洗脳研修」が合わさればどうなるでしょうか?
ただ働き続けるだけのサイボーグの出来上がりです。
そうなると偏った企業価値観や労働観を植え付けられ、「その会社にしか対応できない人材」になり、洗脳がとけて転職を決意できたとしても…人材としての価値はそれほど高くないということになりかねません。
2.成長できない
精神論で自分を鼓舞して成長するような人も中にはいますが、体育会系の会社が合わないと感じている人はそうではないと思います。
僕は精神論が仕事においてはあまり好きではありません。もちろん、「絶対にやりたいことがある」と自分を勇気づけることは大切です。ただ、何かの問題にぶち当たったときにそれと同じことを言っていては何も解決できないことを僕は知っています。
だから、問題解決の場において精神論を持ち出す人は、思考放棄にしか思えないんです。
体育会系の職場に馴染み、精神論を言ってくる人が思考放棄しているとすれば…。
そういう環境で働き続けると思考力が養われないどころか、どんどん低下していくと考えられます。自分が成長するためにどうするべきかが見えてこなくなるでしょう。
しかも、あなたにとって「成長の手本」となるような人もいません。
そんな状況で成長なんてできるわけもなく…転職しなければ、あなたの成長には近いうちに限界が来るのではないでしょうか。
仕事で成長できない… 辞めたいほど悩んでいる人に伝えたいこと
3.自分を活かしきれない
上司の命令には絶対服従! 協調性が何よりも大事です!
そういう考えをしている人が多数を占める会社において、個人の能力が殺される場面は多々あります。
たとえば、意見を言うと全てが上司への反抗と捉えられ、仕事の割り振りは能力よりやる気で「とりあえずやらせてみよう」と決められてしまう。やる気さえ認められればチャレンジできると言えるでしょうが、上司とウマが合わないとなかなかそのチャンスはやってきませんよね。
自分を活かせないということは、会社の中で「あなたという個人」が死んでいるも同然だと僕は思います。
それはロボットと同じということになるけど、ロボットのほうがもっと、その能力を遺憾なく発揮して働いているでしょう。
ひとりの人間として、生き続けられる道を探してみませんか?
上司の意見と対立する意見だろうと、臆せず言える社風の会社に転職することをオススメします。
転職して自分に合った社風の会社に出会う方法
体育会系の会社が苦手だ、合わない、辛いと思うのなら…そのデメリットを打ち消すために転職を考えてみるのも良いと語ってきました。
ただ、体育会系の社風を避けるとか、意見が言いやすい社風の会社とか…転職の基準はどうしても曖昧なものになってしまうんですよね。それを求人から読み解くことはできないし、企業の採用ページにだって本当のことは書いていません。
そこで、転職エージェントの活用をオススメします。
転職エージェントを使えば、彼らが抱える求人先企業の実態データから、「自分に合った会社」を選んでもらうことができるんです。それも、オススメしてくれる会社の求人は一つや二つではなく、もっとたくさんあります。
とりあえず「転職すべきか」相談してみるだけでもいい。
「体育会系の会社が合わない」と感じるのなら、そこから一歩踏み出してみましょう。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
そして、数多くある転職エージェントの中で1番おすすめなのはマイナビエージェント。当ブログで150人を対象に行ったアンケート調査で評価が最も高かった転職エージェントです。
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