怒鳴る上司がいる職場で働き続けるのは危険!その理由と対処法を解説します。

怒鳴る上司ってキツいですよね。(令和やぞ!いつまで昭和気分でやっとんねん!)

大声で怒鳴られると怖いし、精神的にもキツいし、早急な対処が必要な人も多いと思います。

では、どんな対処法をとればいいのか?

僕が考えるベストな対処法は「転職」です。

「人事部や労働基準監督署などに相談して対処してもらう」「侮辱罪や名誉毀損罪で告訴する」といった対処法もありますが、かなりの労力が必要だったり、職場に居づらくなったり、会社に目をつけられるというリスクを孕んでいます。

そして、そんなパワハラ上司を野放しにしている会社にも問題があるし、そういった土壌ができあがってる会社で1人のパワハラ上司を排除したところで、今後同じような上司が発生しないとは言い切れません。

実際すぐに転職しないにしても、いざというときのために転職活動を始めておくべきです。

というわけで今回は、転職経験を持つ筆者なりの目線で、怒鳴る上司の実態やその職場に潜む危険性、パワハラとは無縁の職場に転職するための立ち回り方などを解説していきたいと思います。

ぜひ参考にしてみてください!

怒鳴る上司の存在は害悪でしかない

仕事の効率や能率を考えると、怒鳴ることに意味はありません。大声で怒鳴ったところで、状況は好転するでしょうか。

「ミスを改めよう」とはするかもしれませんが、具体的にどこをどう改めればいいのかわかりませんよね。

大声で怒鳴っている上司は冷静さに欠けます。

冷静さに欠けている状況での叱責というのは、具体性がありません。部下がミスをしたという事実を取り上げて、それを感情的に怒鳴りつけているだけです。

そんなもの「なにやってんだ、気をつけろよ」だけで済むじゃないですか。

大事なのは「怒ること」ではなくて、「このミスを取り返すにはどうするか」「次同じミスをしないようにどうすればいいか」を提示することです。それが上司の務めだと僕は思います。

その点、磯野家のお父さんは「謝ってきなさい」「今すぐ宿題やりなさい」「壊したものを直しなさい」など、結構具体的なアドバイスをくれますよね。怒鳴るだけじゃないんだなあ、流石です。

「それはミスした本人が考えることだ」と言うのであれば、一言だけ叱って「どうすればいいのか考えなさい」と言ってあげればいいんですよ。

ただ怒鳴るだけだと、時間の無駄ですし誰も成長しない。相手を精神的に痛めつけているだけ。

怒鳴る上司の存在は害悪でしかないんです。

なぜ怒鳴るのか?パワハラ上司の哀れな生態を分析

僕の観察に基づく考えですが、大声で怒鳴る上司って自分を守るのに必死なんだと思います。

大声で怒鳴る理由はいくつかありますが、まずひとつめは「俺が上司だ」ということを職場内全体に知らしめ、脳にしっかりと焼き付けたいからです。

誰かを怒鳴れる立場というのは、その環境のリーダーであることがほとんどですからね。磯野家で怒鳴っているあの人も家の大黒柱、リーダーですよね。

そして、二つ目の理由。仕事でストレスがたまって、それを大声で怒鳴ることで発散してるんです。

よく考えてみたら、上司にも上司がいますよね。係長なら課長、課長なら部長が上司です。会社のトップに立たない限りは、必ず自分は誰かの部下ということになります。

上司が自分の上司に嫌味を言われたりしてたまったストレスを、自分の部下にぶつけてるというわけですね。

もしかしたら、仕事だけでなく嫁さんに軽くあしらわれていることのストレスをぶつけているのかもしれません。

ああ、情けない。

三つ目の理由は、部下に責任転嫁しているということです。

全員がそうではありませんし、これは時と場合によりますが、自分に責任が回ってくるのが怖いから、部下を怒鳴りつけていることがあります。

怒鳴ることで自分の上司に「俺はしっかりチームの舵取りをしている」アピールをして、責任を追及されないようにする。そして、怒鳴ることによって部下に早く仕事を進ませるようにしているんです。

これらの理由を総合的に見てみると、やっぱり自分のためなんですよね。

中には「僕たちのためを思って怒鳴っているんだ」と思っている人もいるでしょうが、僕はそうは思いません。

自分の保身のために、怒鳴っているんです。

怒鳴る上司がいる職場で働き続けるのは危険。その理由は?

先ほど述べたように、怒鳴る上司は自己保身をしてるんです。

偉くも尊大でもなくて、むしろ頼りなくて情けないヤツなんですよ。冷静さもなく、自信もなく部下に当り散らすしか能がない。

そんな人の下について仕事をして、自分に得はありますか?

損しかありません。

ストレスフルな環境に晒されて思うように仕事ができない。

もちろん、評価もスキルも上がらない。

心を病んでしまう。

こんな最悪のケースも考えられます。

そして、そんな上司を野放しにしている会社も信用できません。その上司を排除したとしても、会社のシステムや方針や労働環境を根本から見直さない限り、遅かれ早かれ同じような上司が出現するでしょう。

また、大声で怒鳴る上司に対して反骨心で乗り切った人は、自分が上司になったとき同じことを繰り返してしまう可能性が高いです。だって、そういうやり方しか知らないんだから。

…転職活動を始めましょう。

パワハラとは無縁のホワイト企業に転職するために

怒鳴るばかりのクソ雑魚上司からアバヨして、優しくて有能な上司にヨロシクするために。そして、安心して働き続けることができる会社に出会うために。

転職エージェントを使った転職活動をおすすめします。

普通、求人元の内情なんてわかりません。

結局、求人に書かれた職場の雰囲気情報から判断して、ヤバい求人に引っかかる人が多いわけです。

そこで、転職エージェントに白羽の矢が立つわけです。

転職エージェントを使うと、職場の内部情報とか人間関係とかを知ることができます。

「なんでやねん」と思うかもしれませんが、転職エージェントは求人先企業の調査をしっかりしているんですよ。特に非公開求人として抱えているような求人は、調査済みのことが多い。だからこそ、秘蔵っ子扱いしているわけです。

気になった求人元の人間関係や職場の雰囲気をその都度かなり詳しいところまで教えてもらえます。

やっぱりこの辺の情報収集にはかなり力を入れてるみたいですね。人間関係を理由にして転職する人、めちゃくちゃ多いですから。どこの転職理由ランキングを見ても、人間関係は上位にランクインしているくらいです。

とりあえず、転職エージェントを使う中で気になる求人があったら、「この求人企業、人間関係どんな感じなんですかね?」「実際、パワハラとかありますか?」と聞いてみると良いでしょう。体育会系か文科系かとか、どんな上司がいるとか教えてくれますよ。

また、登録した段階ですぐに相談してみるのも良いでしょう。

「今の職場、頭ごなしに怒鳴る上司がいて、それが嫌で転職したいと思っているんですが…」

親身に相談に乗ってくれて、転職するべきかどうかというところからしっかりアドバイスしてくれますよ。

だから、自分身を守るために怒鳴ることしかできない無能パワハラ上司から離れるには、転職エージェントを使うのが一番手っ取り早いと思います。時間も金も無駄にすることなく、働きながら転職活動もしやすいですしね。

転職エージェントについては以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

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