仕事中に喘息の発作が起きると辛いし、仕事自体にも支障が出るし… その不安と恐怖に怯えながら働くのは本当にしんどくて、仕事を辞めたいという気持ちになりますよねえ。

喘息持ちが転職を成功させるには、「どうしたら喘息の発作を抑えられるのか」を軸に向いてる仕事や職場などを探すことが大切です。

それを自分ひとりで考えるのは大変なので、具体的にどのようにすればいいのかをアドバイスしたいと思います。

喘息持ちが働きやすい職場の特徴

大人が喘息を発症したときによくある原因と言われているのが、ストレス・喫煙・粉じん・汚い空気・気温の急激な変化・香水や化粧水の成分などです。

そう考えると、喘息の発症原因の多くは、職場に潜んでいるということになります。

次に挙げるような特徴を持つ職場を選ぶことができれば、かなり働きやすくなるのではないでしょうか。

  • ほこりや粉じんが少ない/粉じん等の発生原因が少ない
  • 喫煙率が低い
  • 人間関係が自分に合っている
  • 残業が少ない
  • 自然が近い環境にある
  • 湿度が適度
  • 清掃が行き届いている
  • 女性比が低い/香水禁止

喘息持ちに向いてる仕事

喘息持ちは仕事選びの前に職場選びが大事ということでその条件を紹介してきましたが、これから紹介する仕事はその条件を満たしやすい仕事となっています。その具体例を5つ見ていきましょう。

1.事務

事務の仕事は、データ入力と書類作成・整理や郵送物の発送・仕分けなどが基本となります。さらに、経理事務なら伝票処理や帳簿作成、営業事務なら営業マンのスケジュール管理など「事務の種類ごとに異なる仕事」もあります。

どの種類にも共通している特徴は、「自分のペースで仕事を進められる」ということです。

そのため、突然発作が起きても休憩を取らせてもらったり、酷いときには早退して病院に行かせてもらったりと柔軟な対応を得られることが多い。

また、残業が比較的少なく精神的に楽だし、喫煙率が低い職場が多く、喘息発作のトリガーの多くを避けることができます。

2.施設警備

施設警備の仕事内容は施設の巡回と関係者の入館受付・緊急時の対応やカギの開錠施錠などが基本。同じ職場に何人も常駐するものの、巡回や受付などは単独で行うことが多いのが特徴です。

人間関係的なストレスがあまりなく、残業が少なく、喘息の発生原因も少ないので働きやすいと言えます。

喫煙率が高そうという不安があるかもしれませんが、意外とそうでもありません。警備の制服を着ている最中に煙草を吸いに行くことはできませんし、もちろん防災センターや休憩室でタバコを吸うことはできませんからね。

3.SE・プログラマー・デザイナー

SEの仕事は、クライアントと打ち合わせをして要件定義や設計をまとめることです。ひとりあたりの作業量は多いものの、プログラマーと比べて掛け持ち数が少ない傾向があります。

プログラマーの仕事は、SEが作った要件定義・設計などをもとにして、実際のプログラムを作成すること。同時にさまざまな案件を並行するため忙しくなりがちですが、自分の役割が案件ごとに細分化されているのが特徴です。

デザイナーの仕事は、クライアントの要望に合わせたサイトデザインや広告デザインなどを考え、形にすること。所属する業界によってどのようなフローでデザインを行うかは、大きく異なります。

以上のような仕事は、リモートワークが可能な会社が多いため、喘息持ちにオススメなんです。

リモートワークが可能なら、発作が起きたときに人に迷惑をかける恐怖や不安がなく、喘息発作が起きにくいようにコントロールすることもできます。家にいると症状が落ち着くなら在宅ワーク、もっと適した場所を見つけたいならサテライトオフィスやレンタルオフィスの利用がいいでしょう。

4.タクシー運転手

タクシー運転手は接客系の仕事の中では、喘息持ちに最も適している仕事だと思います。

車用加湿器を置くなどして乾燥対策ができますし、湿度を上げすぎないためにこまめに窓を開けるなどの調整がしやすいです。車内の掃除を怠らなければ埃を減らせるし、マスク着用可能という会社も多い傾向があります。

与えられている裁量がかなり大きいため、発作が起きてしまったときには休むことも可能です。

免許取得が懸念事項になるかもしれませんが、「会社が支援するから採用後に取得してね」というスタンスの会社が多いので問題ありません。

5.ホテルのフロント

チェックイン・チェックアウト、予約管理、電話対応、宿泊者の問い合わせ対応、備品貸し出しなどがホテルフロントの仕事です。

ホテルのロビーはそのホテルの第一印象を作るものなので、徹底的に掃除されているため埃などの粉じんが少ない。気温の急激な変化もありませんし、過度に加湿されていることもなく乾燥していることもなく安心できる職場環境が整っています。

また、ホテルはさまざまな場所にありますよね。

都市部から離れている空気の綺麗な土地のホテルを選んだり、湿度が高くない地域のホテルを選んだりと、自分の発作原因に合わせた職場選びの工夫ができるのもホテルの魅力です。

求人探しを効率よく行う方法

喘息が辛いから仕事を辞めたいというのなら、自分自身の喘息発作のトリガーを分析した上で、それをなるべく取り除けるような職場や仕事を選べば喘息持ちでも比較的楽に楽しく働けるでしょう。

ただ、「それ、結構難しくない?」と感じる人が多いと思います。

そういう人に伝えたいのが、転職エージェントを使うとすごく簡単になるということ。

転職エージェントを使えば、「こういう仕事で、こういう職場の求人が欲しい」と伝えるだけでそれに沿った求人をオススメしてもらうことができます。具体的な職種が決まっていない人にも、「こういう原因で喘息発作起きることが多いんですが、これを抑えられる仕事はありますか」と聞けばその条件に合う仕事を紹介してもらえるんです。

利用者は伝えて、質問して、送られてきた求人を比較検討するだけ!

以上のような対策をすることが、喘息持ちでも「辛い」と感じず活き活きと働けるようにするための近道です。