仕事中に喘息の発作が起きると辛いし、仕事自体にも支障が…。
こういった不安を抱えながら働くのは本当にしんどいし、なんとかして安心して働ける仕事に就きたいですよね。
というわけで今回は、「喘息持ちに向いている仕事」や「転職先の選び方」などを、転職経験者の目線で徹底的に掘り下げていきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
喘息持ちが働きやすい職場の特徴は?
大人が喘息を発症する原因と言われているのが、ストレス・喫煙・粉じん・汚い空気・気温の急激な変化・香水や化粧水の成分などです。
そう考えると、喘息の発症原因の多くは、職場に潜んでいるということになります。
次に挙げるような特徴を持つ職場を選ぶことができれば、かなり働きやすくなるのではないでしょうか。
- ほこりや粉じんが少ない/粉じん等の発生原因が少ない
- 喫煙率が低い
- 人間関係良好
- 残業が少ない
- 自然が近い環境にある
- 湿度が適度
- 清掃が行き届いている
- 女性比が低い/香水禁止
喘息持ちに向いてる仕事は?
喘息持ちは仕事選びの前に職場選びが大事ということでその条件を紹介してきましたが、これから紹介する仕事はその条件を満たしやすい仕事です。
転職先の選択肢の1つとして参考にしてみてください。
事務
事務の仕事は、データ入力と書類作成・整理や郵送物の発送・仕分けなどが基本となります。さらに、経理事務なら伝票処理や帳簿作成、営業事務なら営業マンのスケジュール管理など「事務の種類ごとに異なる仕事」もあります。
どの種類にも共通している特徴は、「自分のペースで仕事を進められる」ということです。
そのため、突然発作が起きても休憩を取らせてもらったり、酷いときには早退して病院に行かせてもらったりと柔軟な対応を得られることが多い。
また、残業が比較的少なく精神的に楽だし、喫煙率が低い職場が多く、喘息発作のトリガーの多くを避けることができます。
施設警備
施設警備の仕事内容は施設の巡回と関係者の入館受付・緊急時の対応やカギの開錠施錠などが基本。同じ職場に何人も常駐するものの、巡回や受付などは単独で行うことが多いのが特徴です。
人間関係的なストレスがあまりなく、残業が少なく、喘息の発生原因も少ないので働きやすいと言えます。
喫煙率が高そうという不安があるかもしれませんが、意外とそうでもありません。警備の制服を着ている最中に煙草を吸いに行くことはできませんし、もちろん防災センターや休憩室でタバコを吸うことはできませんからね。
SE・プログラマー・デザイナー
SEの仕事は、クライアントと打ち合わせをして要件定義や設計をまとめることです。ひとりあたりの作業量は多いものの、プログラマーと比べて掛け持ち数が少ない傾向があります。
プログラマーの仕事は、SEが作った要件定義・設計などをもとにして、実際のプログラムを作成すること。同時にさまざまな案件を並行するため忙しくなりがちですが、自分の役割が案件ごとに細分化されているのが特徴です。
デザイナーの仕事は、クライアントの要望に合わせたサイトデザインや広告デザインなどを考え、形にすること。所属する業界によってどのようなフローでデザインを行うかは、大きく異なります。
以上のような仕事は、リモートワークが可能な会社が多いため、喘息持ちにオススメなんです。
リモートワークが可能なら、発作が起きたときに人に迷惑をかける恐怖や不安がなく、喘息発作が起きにくいようにコントロールすることもできます。家にいると症状が落ち着くなら在宅ワーク、もっと適した場所を見つけたいならサテライトオフィスやレンタルオフィスの利用がいいでしょう。
タクシー運転手
タクシー運転手は接客系の仕事の中では、喘息持ちに最も適している仕事だと思います。
車用加湿器を置くなどして乾燥対策ができますし、湿度を上げすぎないためにこまめに窓を開けるなどの調整がしやすいです。車内の掃除を怠らなければ埃を減らせるし、マスク着用可能という会社も多い傾向があります。
与えられている裁量がかなり大きいため、発作が起きてしまったときには休むことも可能です。
免許取得が懸念事項になるかもしれませんが、「会社が支援するから採用後に取得してね」というスタンスの会社が多いので問題ありません。
ホテルのフロント
チェックイン・チェックアウト、予約管理、電話対応、宿泊者の問い合わせ対応、備品貸し出しなどがホテルフロントの仕事です。
ホテルのロビーはそのホテルの第一印象を作るものなので、徹底的に掃除されているため埃などの粉じんが少ない。気温の急激な変化もありませんし、過度に加湿されていることもなく乾燥していることもなく安心できる職場環境が整っています。
また、ホテルはさまざまな場所にありますよね。
都市部から離れている空気の綺麗な土地のホテルを選んだり、湿度が高くない地域のホテルを選んだりと、自分の発作原因に合わせた職場選びの工夫ができるのもホテルの魅力です。
喘息持ちの自分に合った転職先を効率よく見つけるには?
喘息持ちでも働きやすい転職先を見つけるには、まず自分の喘息発作のトリガーを分析し、それを取り除けるような仕事(職場)の中で、仕事内容が自分に合っている(or 自分にできる)仕事を選ばなければなりません。
ただ、「それ、結構難しくない?」と感じる人が多いと思います。
そこで活用したいのが転職エージェント。無料の転職支援サービスです。
転職エージェントを使えば、具体的な職種が決まっていない人でも「こういう原因で喘息発作起きることが多い。これを回避できる仕事がいい。」と伝えることで、その条件に合う仕事を紹介してもらえます。
また、転職エージェントは、これまでに転職支援してきた膨大な人数のデータも持っているので、「喘息持ちの人が最終的に選んだ転職先」「転職後の定着率」「求人元の病気への理解の有無」といった情報をもとに求人を提案してくれます。
転職活動の効率も上がり、転職後のミスマッチが生まれる可能性も最小限に抑えられます。ぜひ活用しましょう!
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
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