郵便局で働く営業、日本郵政の社員として働く人たちの中には、一般企業勤めからは少し想像しづらい苦労もあると思います。元々国営だったことの名残があったり、民営化したから利益も追求しなくてはならなくなったり、公的機関と民間企業の中間のような特徴があることでしょう。

僕が個人的にネットで調べて分析した結果、そのような傾向があることがわかったんですよ。

そして、思いました。

合う・合わないがハッキリ分かれそうな職場だな、と。郵便局の営業の仕事を続けてハッピーになれる人と、アンハッピーになってしまう人がいると思います。

その境目はどこにあるのか、郵便局の営業の仕事の特徴を紹介しながら、語りましょう。

元々国営だから?

元々国営だったためか、福利厚生がとても充実しています。カイシャの評判によると、交通費は全額支給してくれるし、祝日に出勤する際の手当や早朝勤務手当など少しでもイレギュラーな仕事をしたら手当てが貰えるようですね。

単身用から世帯用まで、安い社宅もあって住む場所にも困りません。

社宅と聞くと少し嫌なイメージがあるかもしれませんが、綺麗で駐車場付きで「え、こんなに良いところなの?」と驚いた方も多いようです。

期待しすぎはよくありませんが、期待できるということですね。身の回りでも、利用している人は多いのではないでしょうか。

また、元々国営だからか、残業が法定時間の範囲内です。

特別休暇もしっかり用意され、有給消化率はほぼ100%!

仕事よりプライベートを充実させたいという人にとって、とても良い職場環境と言えるでしょう。元国営ということで上層部は元公務員ですから、法律遵守の姿勢が徹底されています。その点はとても素晴らしいですよね。

ノルマは厳しめ

民営になってことで、郵便局は利益を確保しなければならなくなりました。


保険・投資信託・貯金にふるさと納税や年金関係、そして年賀状…。
売らなければならない商品は多岐に渡り、それぞれノルマがあります。特に厳しいのが、年賀状のノルマです。駅ビルなんかで年賀状を売りさばくわけですが、これがなかなか売れないんですよね。

売れなければ、自分で買取ということもあるようで、これには不満を感じている人も多い様子。

ただし!

様々な商品を扱うため、営業の経験を総合的に積むことができる点はメリットとも言えますよね。人によっては「面倒」かもしれませんが、この仕事で上を目指したいという人や「色んな仕事がしてみたい」と好奇心旺盛な人にはメリットとなるでしょう。

転職する際の選択肢も、豊富になりそうですね。

やや年功序列

カイシャの評判などの口コミサイトによれば、郵便局は、未だ年功序列の風習が残っているようです。元々国営だったところも関係しているのでしょうが、実力主義の会社が増えてきている昨今、少し珍しいですよね。

年功序列的な風習は若手の人材としては良くないことですが、長い間勤めていれば自然と優遇される立場になると考えると一概に悪いと決め付けられることではありません。実力主義には、実力主義の悩みの種がありますからね。

主に、給料面で。

郵便局の営業職は給料が特別高くもありませんが、低くもありません。基本給が高く、実力主義的な歩合も無いので給料に波が無いんです。ただ、自分より仕事していない先輩が自分より高い給料を貰っているのが気に食わないという人もいます。

一長一短ですね。

向いている人、そうでない人

安定志向な人には、郵便局の営業はとても向いています。

郵便局は安定の塊みたいなものですからね。民営化したと言えども、この国から郵政が無くなることはありません。宅配会社は他にたくさんありますが、郵便に関して言えば競合はおらず独占状態です。無くならないという、何物にも変えがたい安定感が魅力。

年収に波が無く、福利厚生が充実していて、休みもしっかり取れる。

特別良い待遇ではありませんが、待遇が悪いと感じる人は少ないと思います。「たくさん稼ぎたい」「人より金持ちになってやる」という人には合いませんが、「そこそこを継続していきたい」という安定志向の人にはぴったりな職場です。

公務員以外で、今時こんな会社はなかなか見つかるものではないでしょうね。

安定を求める人は、辞めるべきではありません。

ただし、安定志向で向いている人・上昇志向で不向きな人のいずれにせよ、辞めるべき人もいます。

郵便局の営業は保険も証券も金融も扱う、とてもハイブリッドな仕事ですよね。仕事があまりに多岐に渡りすぎているために、ひとつひとつの仕事に集中できないという人もいるでしょう。仕事内容が多すぎて混乱したり、実際以上に忙しいと錯覚したりすることもあると思います。

この、郵便局の営業の「仕事多すぎ問題」に対して嫌気が差した人は、辞めるべきです。

転職先は、郵便局の仕事をしていて一番やりがいや楽しさを感じた分野が良いでしょう。保険・証券・金融…自分の興味のある分野なら、向上心を持って取り組むこともできますよね。そうしたら、今より良い待遇を得ることも不可能ではありません。

転職したいけど、安定性は捨てきれない!

保険や証券・金融業界の営業はとても不安定です。「郵便局の安定しているところは気に入ってるけど、仕事が多すぎ」と悩んでいる人は、それら三つは選択肢に入りません。比較的安定している営業職に転職すべきですよね。

たとえば、次のような職場が当てはまります。

  • メーカーの法人営業
  • IT営業(ブラック企業を除く)

メーカーは法人のルート営業がほとんどで、歩合給が無いところが多いです。その上休みも取りやすくて残業が少ない。福利厚生以外、郵便局と似たような待遇で働くことができるのではないかと考えられます。

IT営業は、ブラック企業にさえ引っかからなければ、オススメです。

ITの営業は新規顧客とルートの両方がありますが、共通しているのは「同じ顧客と会うことが多い安定性」と「ある程度顧客ルートが固まってくるという安定性」。新規開拓もありますが、自然と取引相手が固まっていくんですよねえ。

ただ、ブラック企業に引っかかると残業ばかりで休日も取れない、ノルマが厳しい割に達成してもインセンティブがスズメの涙ということになりかねません。僕は以前、ブラックIT企業で働いていたため、それがよくわかります。

そこで、ブラック企業を避けるために、転職エージェントを利用すると良いでしょう。

転職エージェントは会社の実態を調査するため、求人情報には書かれないような情報も得ることができます。その情報を吟味すれば、ブラック企業に引っかかる可能性を減らすことが可能です。可能性をゼロにすることは、できないけど…。

また、僕が今回の調査に使ったような口コミサイトを利用するのも手ですね。