よくも、こんな、おのれブラック企業…

こうなったら、ズル休みするしかねぇよな?

ずるはいけないと、小さい頃から親や先生に教わってきました。

ずるいという言葉を調べると、「けちけちしている」とか「悪賢い」とか良い意味が出ないからです。少なくとも、ずるをするというのは良いことではないでしょう。

ただ、たまにはね、いいんです。

ズル休みをしてでも休息を取るべきときはありますし、そうしてもいい企業もあります。

僕も辞めたい気持ちを引きずりながら何度かズル休みをして、その挙句に転職をしました。

ズル休みは罪悪感もありますが、体を休めてゆっくり考え事をするにはこうするしかなかったんです――。

ズル休みしてもいい企業

「あまりにも酷いブラック企業」がズル休みしてもいい企業です。

休みがほとんどなかったり、終電間際や終電を過ぎても残業させられたりしていて休む暇もない状況であれば、たまにズル休みをしてもいいんですよ。

たとえ上司や神様が許さなくても、僕が許します

ただ、ズル休みはなかなか心の休息にはなりません。体力は回復しますが、精神力を若干使います。

だって「罪悪感」があるから。ズル休みをして罪悪感を覚えないような人は、恐らく言われずとも勝手にズル休みをするでしょう。

そうでなく、罪悪感を覚える人は結局ズル休みをしても「申し訳なかった」「明日どんな顔したらいいのだろう」と考えてしまい、心は休まりません。

「待ってよ、それじゃあズル休みする意味無くない?」

意味なら、あります。

ズル休みをして「ただ一日中ゴロゴロ」するのでなく、今後のことを考える日を作ればそれだけで意味があるんです。

ブラック企業で働いていると休む暇もなく、考える暇すらなく、思考停止状態になっていきますよね。

だから、ゆっくり考える日を作るというのはとても大事なことなんです。

有意義なズル休みを

こんなことを言うくらいですから、僕も何度かズル休みをしたことがあります。ズル休みをするために、あらゆる手を講じました。全て懐かしい日々です。

「ゲホッ…あ゛あ゛~、動けないほど熱ありまして」
「来週親友の結婚式がありまして、休日出勤は…」

自分の会社で休めそうな理由を必死で探しました。転職活動をする前に有給を取得したときだって、「親戚の葬式」を偽りましたしね。

ちょっとした風邪程度だと「いいから来い」と言われかねませんから、多少無理矢理かなと思っても「そうか、仕方が無いな」と言われるような理由を取り繕ったんですよ。

そうしてまで休んで、ひたすらコーヒーを飲んで考え事をしていました。

そう言うと無意義に過ごしたように聞こえるかもしれませんが、とても有意義なズル休みでしたよ。

僕がした考え事は、本当に色々です。自分の年齢で平均月収を検索したり、賞与の金額や有無について色々な人の状況を知るべくブログを読み漁ったりしました。

「この先、この企業で働いたとして、僕の時間はどれくらい失われるだろうか」と計算したこともあります。

そうやって色々調べたり、考えたりしていくと、見えてくるんです。

自分の進んでいる道の先にあるものが。

僕の場合、闇の中にある無数の落とし穴と上下左右から迫り来る壁が見えました。

これ以上進んでその闇の中に入り込んでしまったら、あとはもう落とされ潰されと悲惨な未来が待っているということに気づけたんです。

そういう意味で、ズル休みをするのはとても有意義でした。

さて、ズル休みしちゃったけど、そのあとどうする?

自分の将来について考えるいいきっかけになるから、たまにならズル休みをしてもいいと語ってきました。

ただ、ズル休みをしてその後はどうするのでしょうか。

「休んだから明日から頑張るぞー」と自分を奮い立たせるか。

「改めて酷い現状だと理解したから、転職をしてやろう」と転職を決意するのか。僕は、後者でなければズル休みをする意味がないと思います。

これまで語ってきましたよね。

ズル休みをしてすることは、自分の進んでいる道の先にあるものを見るための考え事だと。

そういうわけで、ズル休みをした後にすることというのは転職活動くらいしかないんです。

あまりに酷いブラック企業に勤めている人は、僕と似たような光景が浮かぶと思うから。

その先の未来は決して明るいものではなく、むしろ暗いものだと思うから。

ズル休みをしてちょっと休んで考え事をして状況が理解できたら、早くその会社を辞めちゃいましょう。

何故なら、ズル休みしたいと思うような会社にずっと居られるわけがないんだから。あなたは今、少しでも「あーズル休みしてえ」と思ったからこの記事を開いたんでしょう?

それなら、もう辞めちまえよ、そんな会社