国内ではGoogleと並ぶ巨大プラットフォームを提供し、ネットを使う人なら誰もが知る企業ですよね、ヤフーは。ただ、ヤフーという企業のことを一般ユーザーは実はよく知りません。

そこで、openworkキャリコネカイシャの評判という企業口コミサイトを使って調べてみたんです。

すると、ヤフー株式会社を辞めたい人が不満点をたくさん挙げていて、実際の退職者もその理由を口々に語っていました。

その中から特に多かった意見を取り上げながら、それぞれに当てはまる人のための転職戦略を紹介したいと思います!

近年のヤフーの事業の方向性が合わない

近年、ヤフーが行う新規事業はソフトバンクやソフトバンクビジョンファンドと連携をしたものが多いですよね。キャッシュバックキャンペーンで話題になったQRコード決済「PayPay」もそうです。

ヤフーという企業の成功よりも、ソフトバンクグループ全体の成功が期待されているように感じられます。

そういう事業の方向性が合わないと感じる人も多いですし、新規事業を行うと会社全体がその事業一色になるのが辛いと感じる人も多いです。最近はPayPay一色だから、このサービスに自分が合う合わないとで働きやすさが変わってくるということ。

また、ヤフーはインターネット業界の中ではインフラ的な立ち位置になっていますよね。それもあってか、新しいサービスの開発にとても腰が重いんです。

「どうせ無駄だよ」という雰囲気が社内にあり、何をするにもとにかく動きが遅い。上司の承認を取るのにも非常に手間と時間がかかり、上司に承認されてからがまた長いんですよねえ…。

上司の上の人がまったく方向性が異なることを言ってくることがありますが、承認した上司からの反論はなし。立場上仕方がないのかもしれませんが、承認したなら何か言ってくれよと思いますよね。

そういうことが何度も何度も繰り返されるわけです。

それで結局白紙になることが多い! だから「どうせ無駄だよ」ということなんでしょうけど…。

ヤフーを辞めたいという想いを抱くには、十分すぎる理由だと思います。

ただ、事業の方針が合う合わないということに関しては、企業調査と分析をしっかり行い、自分に合う会社を探すしかありません。場合によってはインフラ系のネット業界だけでなく、IT業界やWEB業界も視野に入れる必要があるでしょう。

評価制度が不透明! 昇給もなかなかない

事業に関する不満よりも多かったのが、評価制度や給料に関する不満です。

まず、評価制度が不透明ということに不満を抱く人が多い。

昇給基準のもととなるのは、直属の上長2名の評価とそれ以外の6名からの評価です。

ただし、ほぼ接点がないような人たちに評価されるため、業務貢献度に関わらず「目立った人やアピールがうまい人が評価される」という問題があります。貢献度が高くても、アピールできていなければ評価されないわけです。

評価基準にかなり激しいバイアスがかかる仕組みなのは、キツイですよね。

また、昇給が難しいという不満も企業口コミサイトに多数投稿されています。能力が著しく高い人はどんどん給料が上がるが、凡人はどれだけ頑張っても月給+7千円ほどの昇給にとどまってしまう。

しかも、期によって昇給幅が決まっており、同じ期に多くの成果を挙げても昇給に繋がらないことがあるんですよね。期をまたいで成果を挙げることができれば給料は上がりやすいわけですが、なかなかそうはいかないでしょう。

これでは、モチベーションが上がりません。

「昇給幅が決まっているから、その要件だけ満たせればそれでいいや」となりますよね…。それを普通にこなせる優秀な人が、自分のキャパシティを最大限発揮してくれないということになり、会社にとっても不利益になるケースが多いと僕は思う。

そして、自己の成長の阻害にもなるでしょう。

だから、評価制度や給料に不満があるのなら、転職したほうが良いんです。

絶対条件として「転職時に年収を上げること」を掲げ、そのうえ実力と成果をしっかり給料に反映してくれることを条件に追加する必要があります。そうしなければ、恒常的に昇給し続けることはできません。

また、自分に向いてる仕事を探すのも手です。

「能力が著しく高い人と凡人」という言葉を先ほど使いましたが、自分がその凡人にも満たないと感じているのであれば、今の仕事は自分に合っていないということだと僕は思います。

向いていない人が最大量の努力をしても、能力が高い人の努力には決して追い付けません。それは評価制度が明瞭な会社に転職したとしても、変わらないものです。

じゃあ自分が「能力が高い人」になるために、自分の能力に向いている仕事をすれば、給料も上がりやすくなる!

自己分析をしっかりと行いましょう。

福利厚生が貧弱だと感じる

ヤフーは、住宅手当などの手当て類がかなり貧弱です。ヤフーの採用情報ページ内「諸手当」の項目を見ていると、時間外手当・通勤手当・報奨金・黒帯制度による一時金などしか書かれていません。

報奨金や実績が高い優秀な人に対する一時金などはテンション上がりますが、住宅手当・補助など「生活を楽にする」手当類が無いのが、辛いところです。

じゃあ福利厚生全体はというと、極端に貧弱な印象は受けないんです。財形貯蓄や医療補助はあるし、マッサージルームや保養施設・社員向け優待などもあります。大企業には有りそうな福利厚生は大抵あるという感じです。

決してほかより充実しているとは言えませんけどね。

やはり、手当が無いために福利厚生が貧弱だと感じてしまうんでしょう。

転職時には、手当や福利厚生の項目をしっかりチェックし、自分が望むものが揃っているかどうかを徹底的に見極めてください。

転職エージェントを使って望む求人を手に入れよう

ヤフーの退職理由をこれまで見てきましたが、ヤフーを辞めたいと語る人に多いのは「仕事はいいんだけど企業の体制や制度が合わない」と感じました。まったく異なる業界の仕事がしたいとか、違う職種を経験したいとか、そういう人は他社と比べて極端に少ないです。

そのため、転職戦略も「こういう会社の求人を探そう」くらいのものでした。

ただし、望む求人をしっかりゲットするのは案外難しいんです。

たとえば、評価制度なんて就職活動や転職活動時には詳しく語られませんよね。せいぜい「実力主義です」「年次昇給が2回あります」くらいのもので、完全なブラックボックスと言えます。

そんな求人のブラックボックスに光を当てて、透明化させられるサービスがあるんです。

それが、転職エージェント。

転職エージェントには求人先企業の実態データがあるから、それを基にして「この会社の評価制度はこういうものです」と詳しく説明してくれます。そもそも、ヤフーを辞めたい理由が評価制度にあると語っていれば、オススメされる求人は少なくともヤフーと異なる評価方法の会社となるんです。

ほかにも、「手当や福利厚生の充実度」「事業の方向性」などを条件にすることができます。

ヤフーを辞めたいと思うのなら、転職エージェントを通じて、自分が望む求人をゲットすることが前提となると言えるでしょう。