どんな仕事にも「辞めたい」と思う理由があるわけで、都庁から転職したいと思う人がいてもおかしくはないわけで…。ただ、都庁の退職率はそう高くはないと言われているだけに「辞めるのありなのかな」と不安になりますよね。

そこで、転職成功者の僕が都庁からの転職を考えてみました。

都庁から転職していいんですか? いいんです!

都庁の退職理由をネットで調べてまとめてみた

  • 民間企業で働いてみたいと考えた
  • 管理職・監督署になる魅力がないと判断した
  • 内向きの仕事でつまらない
  • 自らのモチベ―ションや強みと、組織に求められている人物像がずれていた
  • 「都民のために」を考えて入ったが、都民のために行う仕事が少なかった。
  • 同調圧力が強すぎる。自由な空気が全くないのが辛い
  • 人間的にも社会人としても成長できないと思う。新卒で入るべきではなかった

ネットを使って調査したところ、後ろ向きの理由で退職している人もそれなりにいますが、前向きな退職理由を挙げている人も多いと感じました。民間企業だとほとんどが後ろ向きな理由になるんですが、流石都庁職員といったところでしょうねえ。

「民間企業で働いてみたい」という意見は特に多かったです。

「都民のために」を考えて入ったけど、都民のために行う仕事が少ないことに疑問を感じたというのもそうですよねえ。これは民間の仕事のほうがよっぽど世の人のためになると考えて、民間に転職する決意をしたということですから。

確かに、政策にかかわるなどの直接都民のためになる仕事というのはよほど上に行かない限り関わることがありません。

事務仕事なんかは「果たしてどれだけ都民のためになっているのか」と疑問を抱きます。クレームも多いだろうし…。

また、組織の環境に疑問を投じている人も多いです。

「自由な空気がない」「成長できない」というのは、かなり似た意見だと思います。

自由な空気がなく若いうちからガンガン発言したり、自由に仕事の仕方を変えて効率化を図ったりする経験が都庁だと得られないため、成長できないということなのでは?

確かに魅力的…。給料と福利厚生の安定性は…!

しかし、モチベーションが高い人ほど都庁職員は向かないのかもしれません。

都庁の仕事がつまらないから辞めたいってアリ?

一定数いる「つまらないから辞めたい」と語る人。

都庁に限らず、公務員全般にこういう人は多いです。ただ、「つまらないから辞める」という退職理由は果たして正当なのかという不安は公務員・民間関係なく、付きまといますよね。

これは僕の個人的な意見ですが、「つまらないこと」が自分にとって致命的かどうかで正当な退職理由かどうかが決まるのではないでしょうか。

「仕事に面白さが必要不可欠」という人と、「なるべく面白いほうがいいけど不可欠じゃない」という人とがいます。

後者の人が「つまらないから辞めたいなあ」と思って転職しても、状況はそう大きくは変わりません。面白いことが必須条件じゃないために、転職活動の目標も曖昧になってしまいます。

多分、後者の人は「つまらない」以外に何か別の退職理由があるはずなんですが、それを知ることを放棄して「つまらない」と言っているのではないでしょうか。

ただ、前者の「仕事は面白くなくてはならない」と考えている人にとっては違います。

「つまらないこと」が最大の退職理由になるんです。

そして、そういう人は自分にとって何が面白いことなのかを知っていると思います。だから転職活動の目標もハッキリしていて転職を成功させやすく、つまらないという退職理由の正当性は高いんです。

都庁の仕事がつまらないから辞めたいというのは、人によっては「あり」になります。

都庁は別に悪い職場ではないが、格別じゃない

都庁の退職理由を見ていると、「仕事がきつい」「仕事がつまらない」「民間のほうがいい」という意見は多いです。

ただ、都庁が悪い職場だという意見はなかなかありません。「成長できる環境じゃない」「自由な空気がない」ということくらいしか、見ないんですよねえ。辞める人もいる反面、安定している地盤に長く居続ける人もいますから。

それだけ魅力的な職場であることは事実だと思います。

ただ、格別じゃないんでしょうね。

仕事は東京なら、山ほどあります。

どの地域よりも幅広い職種の求人がたくさんあるし、面白い新しい業界も東京ではどんどん生まれているんですよ。自分が興味ありそうな業界・仕事を探すのに、これほどやりやすい場所は日本国内にはありません。

転職したいなら、転職活動だけでも始めておいていいと思います。

転職時にアピールできることはある?

都庁から転職するとき、アピールできるのは「ブランド力」「経験した業務」がメインになると思います。

ブランド力は「東京都庁職員」という肩書の持つ、イメージのことです。公務員というだけでイメージは結構いいんですが、都庁となると更にイメージは良くなります。特に大きな権限を持っている人たちの世代は、公務員安定伝説が色濃く印象に残っているはずです。

そんな人たちにとって「元都庁職員が求人に応募してきた」というのは、喜ばしいことだと思います。

「ゆくゆくは幹部候補に」とか「未経験だけど要領よく吸収してくれる」とか、安心感があるんですよね。

だから、未経験の職種に対してもこのブランド力をアピールすることで転職市場をある程度戦えます。

あとは、事務仕事をしていたなら事務処理能力を活かせるし、人と関わる仕事をしたなら交渉力を活かせるでしょう。

公務員の仕事は民間とは異なりますが、その経験が共通している仕事は多いです。交渉事・折衝ごとの経験が多いなら営業職・企画職・広報宣伝部などに向いていると思いますし、事務処理能力はどんな仕事にも必要とされます。

自分が面白いと思う仕事があれば、その仕事に必要な能力と自分の仕事の経験を照らし合わせてみてください。

転職活動のときの強みが、ハッキリと見えてくるはずですよ。

都庁から転職する人へアドバイス

転職先のオススメは、事務・営業・企画・宣伝部などいろいろありますが、一番いいのは「自分が面白いと思える仕事」だと思います。「つまらないから」「民間のほうがいいから」という理由で都庁を辞めたいと思う人が多いですからね。

ただ、未経験の仕事を選ぶ人も多いはず。

そのときには転職エージェントを絶対に使いましょう。

転職エージェントを使うことで、未経験職種だとしても「あなたが応募して内定を得る可能性がある求人」の中から「質の高い求人」をオススメしてくれます。

さらに、未経験職種に対するアピールポイントも経歴などから探してくれるし、相談にも乗ってくれるんです。未経験職種を狙うなら、転職エージェントを使うのは必須と言えるでしょう。

未経験じゃなくても、不安なことが多いなら登録しておきましょう。

そうして、自分が興味ある仕事を探すんだ!