【楽天を辞めたい】よくある退職理由をピックアップして転職の方向性を考察

「楽天を辞めたい」という人は、新卒・ベテラン問わず結構多いようです。

このページでは、企業口コミサイトに寄せられた意見をもとに、楽天を辞めたい人の転職の方向性を考察していきたいと思います。

※本ページは2019年3月15日時点の口コミ情報をもとに書かれています。最新の口コミは以下のサイトでご確認ください。

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楽天の価値観や考え方と合わない

楽天に新卒入社すると、「楽天カード契約研修」という通過儀礼が課せられるそうですね。

自分のメールアドレスを使い、友人・知人・家族などに楽天のクレジットカード新規契約を持ち掛けるという…。これを営業だけが行うのではなく、配属される部署に関係なく新卒社員全員が行うというのがポイントです。

契約ノルマがあり、個人だけでなくグループ単位での達成率も見られ、数字がキツい人をグループ全員がカバーするという連帯意識が生まれていきます。しかも、楽天カードの仕組みなどを深く勉強することができるので、会社目線としては結構ウマイ研修方法です。

ただ、社員からするとあまり好ましくないですよね。

人間関係が犠牲になることもあるし…僕からしてみると、「自社利益があげられれば、それで良いと考えている企業なんだな」と感じます。

新卒研修というのは、その企業の社員教育の要です。社員教育の要に対して違和感を抱いたまま働き続けるということは、楽天という企業の価値観や考え方に合わないまま働き続けるということになります。

中には、自分の価値観にそぐわない企業価値観に染められる場合もあるでしょう。

自分自身の価値観を活かせる会社を探したほうがいいかもしれません。

「コンサルタント」としての在り方に疑問

「ECコンサルタントは、店舗様と2人3脚で走る仕事」というのは、楽天がホームページに記載しているECコンサルタントの説明です。ただ、口コミを見ていると「店舗様と2人3脚で走り成長する」とは言えないのではないかと感じてしまうことがあります。

実際の仕事は、広告販売・イベント集客などの中間指標や目標などを上から通達され、それを追いかけ続けるだけになっている現状がある。それが店舗様のためになるのならいいけど、決してそうとは言えないものや、実際には「既に通用しないもの」となっているのにも関わらず続けているものも多い。

コンサルタントとして店舗様の利益のために奔走し、常に新しいノウハウを身につけて提案するという仕事がしたかったのに…。

そう考えて、転職を決意するECコンサルタントが多いようです。

コンサルタントとしてどういう業務をするのかは、所属企業によりどうしても左右されてしまいます。

対処法は、転職して自分の価値観と似た理念を掲げるコンサル会社を探すしかないでしょう。

社内だけでキャリアパスを考えにくい

部署間・部門間の流動性がかなり低くて、キャリアパスを考えるなら他社に転職するしかないと考えて楽天から転職する人は全部署に多いです。

自分の思うように異動ができないというのは、大企業あるあるですね。特に「部署間の異動はできても違う部門に異動できない」という話は、よく耳にします。キャリアというのは積み重ねと掛け合わせで、ときには違う部署や部門を経験しておくことも必要ですから、転職するというのはかなり有効な対処法です。

そのために、まずは自分のキャリアプランを細かく設計しましょう。

設計したキャリアプランのゴールに行きつくためにどのような経験を積むべきかを考えると、転職先にすべき業界・業種・職種が見えてきますし、どのような特徴を持つ会社に転職すべきかも見えてくるんです。

また、個人的には中小企業やベンチャー企業に転職したり、コンサルタントなら顧客側の仕事を経験してみたりするのも、キャリアを考えるうえでは良いのではないかと思います。

クオリティよりスピード重視が過ぎる

これは、マーケティング職やITエンジニア職の人がよく語る退職理由です。

長い時間をかけてマックスクオリティの仕事をするよりも、その半分くらいの時間で6割程度のクオリティの仕事をしようという企業風土があります。マーケティングとしてはもっと精度を高めて、より良い運営や企画ができるようにしたいものですよね。

エンジニアとしても、システムやソフトウェアを使う人のために、もっと良いものをと考えたい人が多いと思います。

それは、職業人としては「上を目指している」ということではないでしょうか。楽天には合わないかもしれないけれど、そういう職人的な考えを持つ人を求める企業は、必ずあります。

たとえば、他社からシステム開発を請け負ったり、サイト運営を任されたりする会社です。

クライアントと打ち合わせをしながら内容を詰めていき、自分なりにクオリティを重視して仕事をすることができます。もちろん中にはスピード重視の社員もいますが、受注生産型の仕事は納期を守ることも大事なので、クオリティ重視とスピード重視と両方の社員がいるほうが都合がいいんです。

ただ、やはり「人員と受注量」との釣り合いはじっくり仕事と向き合う上では大事なので、余裕がある会社の求人を得るという対策は必要になるでしょう。

トップダウンにうんざり

新規事業開発の仕事を行う人に多く見られる意見が、トップダウンの傾向が強すぎるということです。

トップの判断がほかのどんなことよりも優先されて、既に決定したことすらも簡単に覆ってしまう。そういう状況だからどんなことをするときにも、「まずはトップの判断を仰がねば!」となり、効率が悪くなります。

そして、下手に自分の意見を強く主張できないため、面白くありませんよね。

仕事をしていくうえでストレスがかかることもそうだけど、会議が形骸化して、すべてがトップの考えるさまに進んで行くため、自分自身の存在価値に疑問を感じてしまいます。

風通しが良い会社を探すということはもちろんですが、管理職を目指して転職するという道もあるのではないでしょうか。

管理職になることで責任が増すとともに、裁量も増し、発言力も強くなります。そうすることで自分の能力をより活かしやすくなるだけでなく、自分の考えを反映させた仕事をしやすくなるはずです。

仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人へ
ヒサダ

はじめまして。当ブログの管理人ヒサダです。

僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…

それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。

転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。

  • 転職を決断する勇気が出ない
  • この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
  • 転職後の自分をイメージできない
  • 辞めることを言い出しにくい
  • 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
  • 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない

これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。

でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。

だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。

僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。

そして、数多くある転職エージェントの中で1番おすすめなのはマイナビエージェント。当ブログで150人を対象に行ったアンケート調査で評価が最も高かった転職エージェントです。

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上記のページでは、転職エージェント利用者の口コミや、転職活動を早めに始めるメリットなども紹介しています。

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