今回、まず、【DeNAを辞めたい人】の実情を知るために、「企業口コミサイト」で元社員の退職理由や現社員の不満の声を調査しました。

そして、そのデータをもとに転職戦略を考えてみました。今、DeNAの退社を検討している人は、ぜひ参考にしてみて下さい。

【調査に使用した口コミサイト】
https://en-hyouban.com/company/10009954328/
https://www.vorkers.com/company.php?m_id=a0910000000Fqkg
https://careerconnection.jp/review/9600/

DeNAを退職した人の声&現社員の不満の声

1.ゲームづくりを素直に楽しめなくなった

ゲームづくりを素直に楽しめなくなったと語る理由は、人によってさまざまです。

たとえば、「ゲームを作りたいから作る」のではなく「利益を得る手段のひとつとして作る」という感じがする、という意見があります。

確かに、ソーシャルゲームは課金勢による売上が大きいですからね。実際にゲーマーである僕も、「利益のためのゲーム」ということを感じたことがあります。

また、「売上をただひたすら追っていく作業にマンネリを感じた」「よりクリエイティブな面白い仕事がしたい」という意見を述べている人もいるんです。

これもまた、「利益の追求によりゲームづくりを楽しめなくなった」ということではないでしょうか。

2.ベンチャー的な風土が薄れつつある

DeNAは「永久ベンチャー」を掲げている企業です。

そのため、「ベンチャー的な風土」を期待して入社する人が多いのではないでしょうか。

「ベンチャー的」というのはたとえば、「社員の向上心が高い」「仕事の裁量が大きい」「社内階層や人間関係がフラット」ということだと思います。

こういう風土を感じなくなったという意見が多いんです。

というのも、DeNAは発足当時に比べてとても大きくなりました。特に主力たるゲーム事業に関する部署は、組織が非常に大規模になっています。組織が大きくなればなるほど、組織は自ずと階層化されていくんです。

そして、階層が多くなればなるほどベンチャー的フラットな風土は薄れていきます。

だから、ベンチャー的風土を期待した人が不満を抱いているということでしょう。

3.前のめりな社員たちの雰囲気と風土

「DeNAは前のめりな社員が多い」「DeNAは自ら進んで前に出ることが求められる」という意見があります。

先程「ベンチャー的」ということを語りました。ここがDeNAに残された「ベンチャー的な部分」なのでしょう。

また、「社員個々人が独立して、主体的に動いている。」「自ら積極的に動けない人には居場所がない」という意見もあります。

そういう雰囲気が肌に合わないという人は、DeNAどころかベンチャー企業にも向いていない可能性が高いのではないでしょうか。

DeNAを辞めたい人のための転職戦略

1.コンシューマ向けゲーム会社に転職する

ゲームづくりを素直に楽しめなくなったという人には、コンシューマ向けゲーム会社への転職をオススメします。

というのも、ソーシャルゲームとコンシューマ向けゲームは、目指すところが違うんです。

ソーシャルゲームは主に「スキマ時間にプレイすること」を考えられています。そして、ライト層にアプローチしているものも多いのではないでしょうか。

だから操作システムは簡易的になり、UIは画一化されていくわけです。

さらに、ソーシャルゲームは同じゲームのサポートが長期間続きます。エンジニアたちは同じゲームの仕事をすることが多くなるため、次第に面白みがなくなったと感じるようになるのではないでしょうか。

利益追求のように感じるのも、課金制度とそれを煽るイベントの追加やアップデートのためだと僕は考えています。

一方、コンシューマ向けゲームは、操作システムやUIが個性的です。

近年は一度リリースした後もアップデートを行うことがありますが、ソーシャルゲームほどではありませんよね。

それに、ソーシャルゲームは「ひとつのタイトルが育ったら、そのタイトルのサポートを続けていく」傾向があります。対してコンシューマ向けゲームは、「続編を作る」という方向に流れていく傾向があるんです。

以上のようなことから、「コンシューマ向けゲームのほうが、作品づくりとして純粋に楽しみやすい」のではないでしょうか。

2.スタートアップ企業に転職する

ベンチャー的な風土が薄れてきたからDeNAを辞めたい、という人にはスタートアップ企業への転職をオススメします。

スタートアップ企業は「発足間もない」「これから事業を育てていく」会社です。だからこそ、激務になりやすいなどの大変な面があります。

ただ、社内全体のフラットさ、社員の積極性、個人の大きな裁量など「ベンチャー的」風土は濃い傾向があるんです。

自分の能力を活かすことができて、なおかつ「面白そう」と感じる事業を行っているスタートアップ企業を探しましょう。そういう会社に転職することで、今の不満はすっかり解消される可能性が高いですよ。

3.自分に合う雰囲気の会社を見抜く

会社の風土が合わないからDeNAを辞めたいという人は、転職時に自分に合う雰囲気の会社を見抜かないといけません。

それを見抜けなければ、転職してもまた失敗してしまう可能性が高いですから。

自分に合う雰囲気の会社を探すには、まず自己分析が大切です。

人間関係、雰囲気、性格、仕事の進め方、価値観。それらの項目に対し、「耐えられないと感じること」と「居心地が良い、合うと感じること」を考えてみましょう。

たとえば、僕ならこうなります。

人間関係は「密接過ぎると辛い。あまり踏み込んでくる感じは耐えられない」んです。僕が居心地が良いと思うのは、「適切な距離感を保つ人間関係」なんですよ。

性格は「イケイケな人」と一緒にいるのが耐えられません。「おとなしい人」のほうが合うと思います。

そういう感じで全部の項目に答えていけば、避けるべき雰囲気の会社の特徴と、選ぶべき雰囲気の会社の特徴がわかるんです。

これで、地雷を踏まずに自分に合う雰囲気の会社を選ぶための基準が整いました。

あとは、求人先企業の社風を調べるだけでいいんです。

方法は主にこの3つ。

  • 企業サイトや採用ページを見る
  • FacebookなどのSNSを見る
  • OBや現社員に話を聞く

企業サイトや採用ページには、その会社の価値観が表れます。

たとえば、社長あいさつを見れば社長の考え方や価値観が書かれていることがあるんです。採用ページや求人情報には社員インタビューが掲載されていたり、「こういう職場です」とアピールしていたりします。

それに、SNSも馬鹿にはできませんよ。

社長のSNSには、仕事に対する考え方や私生活の様子などが投稿されていることがあります。それを見れば社長がどういう価値観を持った人なのかがわかるんです。

会社の雰囲気はトップの価値観に少なからず影響されます。そのため、社長の価値観が合わないと感じたらその会社は避けましょう。

そして、OBや現社員に話を聞くのも大事です。最近はSNSで簡単に社員が見つかります。そこで会社の人間関係に対する投稿の有無を調べたり、その社員にコンタクトを取って話を聞いたりしましょう。

以上のような方法で会社の雰囲気を探れば、自分似合う雰囲気の会社かどうかを見抜くことができますよ。