本田技研工業を、辞めたい。

自動車産業の先行きが不安になってきている昨今、特に自動車事業に携わっている人の不安は大きい。本田技研工業の社員ならではの不満もあることでしょう。

今回は、本田技研工業の社員の声を分析しながら、転職先の選び方を考察してみたいと思います。

【参考にした口コミサイト】openwork / キャリコネ / カイシャの評判

技術があまり身につかないのではないかと感じる

技術職の人が挙げている悩みです。

「正直、仕事がつまらなくなった」と。

そして、「もっと技術を磨きたい」と。

というのも、本田技研の技術職では、仕事において評価されるのは技術的な成果や技術そのものではないんですよね。

評価される基準となるのは、上司や上に対する報告のクオリティ。

PowerPointが綺麗だとか、ストーリー性があるだとか…。企画発表ならまだしも、ただの報告にストーリー性とは何だろうと僕は思ってしまうんですが、上は本気でそれを評価しているようなので始末に負えません。

しかも、ちょっとしたことでもすぐに「パワポ資料で報告ね」と言われてしまうわけです。仕事は最早報告ルーティンとなり、これでは技術職としての働き甲斐がありませんよねえ。

また、「社内研修はあるものの、役に立たない」という意見も技術職や品質管理に多いです。

技術職をはじめとし、社内全体で「能力を磨き成長する」にはあまり向かない環境となっているということなんでしょうね。

それなら、役に立つ研修を行っている会社や、本来の業務がしっかり評価される会社に転職すれば良いのではないでしょうか。

技術職は無駄な業務に時間を取られているということと、本来の仕事が評価されないためのモチベーションダウンで成長機会を失っています。

だから、無駄な業務が少ないことだけでなく、評価制度や評価基準にも気を配らないといけないわけです。

あまりにも業務量が膨大すぎる

技術職は報告ばかりになってしまっているということですが、報告関係が多いのは他の部署でもそうです。

たとえば総務や事務は、社内報告用の資料作成があまりにも多すぎる様子。事務は書類作成が本業のようなものなのですが、総務はほかの業務もたくさんありますよね。そのため、実務作業が膨大になってしまい、忙しくなり、モチベーションも保ちにくくなっています。

本田技研工業が上司に対する報告業務が多すぎるということの理由として、「組織が硬直しているから」という意見を挙げている人が企業口コミサイトにいました。

組織が硬直していて、「上の意見」が重視される。上司は部下に仕事を任せなくなり、部下は何をするにも上司の判断を仰がなければならなくなる。だから、イチイチ資料を作って報告しないといけなくなった。

というような流れなんでしょうね。

実際、組織の硬直を感じる口コミが、たくさんあります。

たとえば「社長のワンマンが続いている」だとか「チャレンジができない」だとか「昭和社会のような社風が根付いている」だとか…。

じゃあ、転職するときにはそういう特徴のある企業を避ければ良いわけですよ。

社長がワンマンではなく、チャレンジングな社風があり、時代の流れに柔軟に対応している。チャレンジングな社風に関しては、近年の事業の動きを見ると察せられるし、時代の流れに対応しているかどうかは働き方改革やフレックス制度などへの対応を基準とすることができます。

そうすれば報告作業は、今よりは減るはずです。

また、業務量を減らしたいということなら「職種に求められる役割が少ない」会社や仕事を選ぶのもオススメですよ。

自動車産業の行く末はどうなるのかという不安

自動車産業は、年々厳しくなってきています。

まず、自動車の生産キャパシティは新興国を中心に膨れ上がってきています。そのため、単価が下落したり、利益が低下したり、生産物が余るという可能性があるのではないかという指摘があるんです。

また、自動車を買う人は減ってきていると言われています。「若者の自動車離れ」という奴ですね。

だって、車、高いんだもの。

昔は軽自動車が100万円以下で買えたようだけれど、最近は軽自動車が150万円くらいするんだもの。そのうえ、昔に比べて20代・30代という若い世代の所得が下がっているのだから、売れにくくなるのは当然です。

しかも、維持費もか・な・りかかりますよね。

僕のように都市部に住んでいる人は、稼働時間が短く、損に感じてしまうことでしょう。

また、「今後は自動車メーカーの淘汰が進み、IT業界や他業界からの揺さぶりと干渉を受け、ブランドアイデンティティが下落する」という意見もあります。そうなるかどうかは正直定かではなく、あくまでも可能性の一つに過ぎません。

しかし、自動車業界が今後もっと厳しくなるだろうことは確かだと思います。

どうしても自動車業界で無ければならないという理由がなく、業界の行く末を案じる気持ちが強い人は、今のうちから違う産業に移った方が良いのではないでしょうか。

求人探しは転職エージェントを頼ろう

本田技研工業は凝り固まった社風から、チャレンジが出来ず、報告が多くなり技術を身につける機会が減っているという状況にあります。そのうえ、自動車産業は今後どうなっていくか正直わからず、かと言ってよくなるという保証はどこにもない状態です。

それなら、柔軟な社風の会社に転職したり、無駄が少ない会社に転職したり、将来性の高い業界や自動車以外に興味のある業界に転職したりすればいい。

ただ、簡単にできることなら、悩まないですよね。

じゃあ、それをなるべく簡単にしてやりましょう。

転職エージェントを使うんです。

転職エージェントには、求人先企業の実態データがあります。本当の残業時間とか、社内の雰囲気とか、社風とか、業務量や有給取得率とかとか…。そういうデータがあるから、僕らはただ「こういう求人が欲しい」と希望を伝えればいい。

それだけで、希望に沿う求人がメールで送られてくるようになります。

希望条件は僕がオススメしたものを参考にしながら、自分の意見や市場価値も含めて考えましょう。

その希望の先に、あなたの技術的成長が、心身の安寧が、将来的な安心が、あります。