単純作業が辛いから辞めたいという意見、耳にタコができるほど聞きます。特に工場勤務を辞めたいと思っている人に多い意見ですね。

僕はIT営業をしていますが、確かに書類作業とか日報とかの単純作業をするときよりも、営業先で打ち合わせしているときのほうが楽しいです。それは「自分の頭で考えてカタチにする楽しさ」なんだと思います。

じゃあ単純作業はつまらないのか? どうやって現状を打開すればいいのか?

そういう話を、少しだけ大きな熱量で語りたい。

単純作業は確かにつまらない

単純作業はつまらないのか?

僕の場合、答えはYESですよ。「単純作業バンザイ! 単純作業バリバリ楽しいぜ」とか考えている人間は、たぶん営業なんかやりません。一度転職を経験してもやっぱり職種を変えずIT営業を選んだのは、僕は単純作業より人と関わり考える仕事のほうが好きだからなんでしょう。

ただ、つまらないからなんだろう? とも思うんです。

単純作業が辛いという人の中に、「退屈だから」「つまらないから」という人、多いはず。

単純作業なんてね、退屈なものなんですよ。RPGのレベル上げとか、意味不明なトロフィー集めとか僕はそういうのが苦手です。最近のゲームなんて特に、トロフィー集めるのがもう苦行レベルで辛い…。なんでゲームやってるんだろうなと、思いますもんねえ。

しかし、必要なことだからやるんだ。

単純作業も必要な仕事で、誰かの役に立つ。

それに、自分にとっても「お金を稼ぐために」必要なことなんですよね。生きていくため、趣味を楽しむため、美味しいごはんと美味しいお酒を嗜むため…。

仕事は、つまらなくても良いのではないか? というのが、僕の意見です。仕事が楽しくなければならないということなんて、絶対にありません。単純作業だとしても、誰かの役に立って「自分にできること」であれば立派な仕事です。

「つまらない仕事だから」と認めることで、辛い気持ちが楽になることはあると思います。

仕事の楽しさ以外に、仕事のやりがいを見つけてみては?

たとえば、金!

単純作業をゲーム化する道

単純作業を続けるには、「諦めること」と「工夫すること」が大事です。「諦める」というのは先ほど語った通り、「この仕事はつまらないものだ」と認めるということ。その上で、「じゃあどうしたら辛いと思わなくなるのか」を考えてみましょう。

それが、単純作業をゲーム化するということです。

僕が苦手なRPGのレベル上げをするときに考えているのは、「どうやって効率をあげるか」なんですよ。たとえば「この敵を倒すと経験値が多く貰える」というのを考えたり、「回復場に近いほうがいい」というのを考えたりね。

結果、すぐ回復できる範囲で経験値を豊富にもらえるレベル上げ場を探すわけです。

物語の進行度によって、それは異なります。

そのように工夫していると、不思議と辛くはないんですよね。ストーリーを進めているときと比べると退屈はしますが、辛いと考えることなく無心になれます。それに、レベル上げのための戦略を練っているときは結構楽しいです。

レベル上げの最中も常に効率化を意識すると、頭を動かしながら単純作業を行えますよ。

単純作業は、とことん効率化できます。

単純作業を辛いと感じなくさせるための方法として、効率化はオススメ!

あとは「自分なりにテンポを考える」のも、面白いですよ。単純作業は一度リズムに乗ると時間を忘れるほどに熱中することができると、僕は考えています。効率化をすることでテンポもよくなるだろうし、効率化と一緒にテンポも意識してみてください。

転職する道…単純作業の比率が少ない仕事は?

どうしても単純作業の仕事が辛いなら、転職するという道もあります。

ただ、単純作業が全く存在しない仕事というのは、この世にほとんど無いと思うんです。僕の知識にある範囲だと、ゼロですねえ。営業職にも書類仕事はあるし、サービス業も掃除・事務作業などの単純作業はあります。

どんな仕事にも、あるんですよ、単純作業。

比率が違うだけなんです。

転職するときは、単純作業の比率が少ない仕事を探すようにしましょう。

たとえば、先ほど挙げた営業職・サービス業なんかがそうですよ。他にも色々ありますが、単純作業の比率が少ない仕事に共通していることがあります。それは何か――。

人の感性による判断が必要になる仕事です。

営業職だと、先方との打ち合わせのときや商品提案の仕方に人の感性による判断が必要ですよね。サービス業も客とのかかわり方にそれが必要になります。あとは、デザイン関係の仕事とかはその典型例ですよ。

「人の感性による判断」というと少し難しく聞こえるけど、要は機械的じゃない、ということだ!

しかも、そういう仕事は今後AIが仕事を奪うと言われている時代に突入したとしても、必ず残ります。人の感性による判断は、機械には難しいですからねえ。こういう仕事をこれから先の人生で選ぶことは、一石二鳥以上の価値がある! 断言してもいいです。

転職エージェントを利用して、そういう仕事にはどんなものがあるかを紹介してもらいましょう。その中から「これだ!」と思う仕事を選び、求人の比較検討を始めることをオススメします。

単純作業も大切だよ!

単純作業がどうしても辛いなら転職もアリと語りましたが、単純作業の比率が低い仕事に転職したとしても単純作業を甘くみないでくださいね。

単純作業というのは、めっちゃくちゃ重要なことです。

たとえば営業がデータを自分で入力するということには、自分の手で入力することによって数字の感覚が肌でわかるため、より営業活動の意識が高まるというメリットがあります。営業が自分で書類を作成するのも、提案・説明をよりスムーズに行うためです。

保険営業が名刺をデータ化してまとめる仕事をするのは、顧客情報をより実感的に知るため。単純なことほど重要なものなんですよ、仕事というのはね。

単純作業には、必ず意味がありますし、身につくことがあります。

シンプル・イズ・ベストという言葉がありますが、僕はシンプル・イズ・マストと言いたい!

だから、単純作業が嫌で転職をするのは良いんだけど、単純作業を舐めるのだけはダメです。

単純作業は重要だし、仕事をしていくうえで必ず行うことだから、効率化を意識するなど自分なりに工夫して少しでも楽しめるようにしよう! シンプル・イズ・マストの精神を持て。