単純作業が辛いから辞めたいという意見、耳にタコができるほど頻繁に聞きます。特に工場勤務を辞めたいと思っている人に多い意見ですね。
僕も確かに書類作業とか日報とかの単純作業をするときよりも、誰かと打ち合わせしているときのほうが楽しいです。それは「自分の頭で考えてカタチにする楽しさ」なんだと思います。
このページでは、単純作業が辛くて仕事を辞めたくなっている人の打開策を考えていきます。
ぜひ参考にしてみてください!
単純作業の仕事は確かにつまらないけど…
単純作業が辛いという人の中には、「退屈だから」「つまらないから」という人が多いと多います。
確かに、単純作業は退屈でつまらないです。
でも、それは必要なことです。
単純作業も必要な仕事で、誰かの役に立つ。
それに、自分にとっても「お金を稼ぐために」必要なことなんですよね。生きていくため、趣味を楽しむため、美味しいごはんと美味しいお酒を嗜むため…。
仕事はつまらなくても良いのではないか? というのが、僕の意見です。仕事が楽しくなければならないということなんて、絶対にありません。単純作業だとしても、誰かの役に立って「自分にできること」であれば立派な仕事です。
「つまらない仕事だから」と認めることで、辛い気持ちが楽になることはあると思います。
単純作業の辛さを軽減するために仕事をゲーム化してみる
単純作業を続けるには、「諦めること」と「工夫すること」が大事です。「諦める」というのは先ほど語った通り、「この仕事はつまらないものだ」と認めるということ。その上で、「じゃあどうしたら辛いと思わなくなるのか」を考えてみましょう。
それが、単純作業をゲーム化するということです。
僕が苦手なRPGのレベル上げをするときに考えているのは、「どうやって効率をあげるか」です。たとえば「この敵を倒すと経験値が多く貰える」というのを考えたり、「回復場に近いほうがいい」というのを考えたり。
結果、すぐ回復できる範囲で経験値を豊富にもらえるレベル上げ場を探すわけです。物語の進行度によってそれは異なります。
そのように工夫していると、不思議と辛くはないんですよね。ストーリーを進めているときと比べると退屈はしますが、辛いと考えることなく無心になれます。それに、レベル上げのための戦略を練っているときは結構楽しいです。
単純作業はとことん効率化できます。
単純作業を辛いと感じなくさせるために、「効率化」に没頭するということです。
あとは「自分なりにテンポを考える」のも、面白いですよ。単純作業は一度リズムに乗ると時間を忘れるほどに熱中することができると、僕は考えています。効率化をすることでテンポもよくなるだろうし、効率化と一緒にテンポも意識してみてください。
単純作業の仕事が辛い人におすすめの転職先
どうしても単純作業の仕事が辛いなら、転職するという道もあります。
ただ、単純作業が全く存在しない仕事というのは、この世にほとんど無いと思うんです。僕の知識にある範囲だとゼロです。営業職にも書類仕事はあるし、サービス業も掃除・事務作業などの単純作業はあります。
比率が違うだけなんです。
なので、転職するときは、単純作業の比率が少ない仕事を探すようにしましょう。
たとえば、先ほど挙げた営業職・サービス業なんかがそうです。他にも色々ありますが、単純作業の比率が少ない仕事に共通していることがあります。それは何か――。
人の感性による判断が必要になる仕事です。
営業職だと、先方との打ち合わせのときや商品提案の仕方に人の感性による判断が必要ですよね。サービス業も客とのかかわり方にそれが必要になります。あとは、デザイン関係の仕事とかはその典型例です。
「人の感性による判断」というと少し難しく聞こえるけど、要は機械的じゃないということです。
しかも、そういう仕事は今後AIが仕事を奪うと言われている時代に突入したとしても、生き残れる可能性が高いです。人の感性による判断は、機械には難しいですからね。こういう仕事をこれから先の人生で選ぶことは、一石二鳥以上の価値があるということです。
単純作業の大切さを理解したうえで転職を
単純作業がどうしても辛いなら転職もアリと語りましたが、単純作業の比率が低い仕事に転職したとしても単純作業を甘く見てはいけません。
単純作業はとても重要な作業です。
たとえば営業がデータを自分で入力するということには、自分の手で入力することによって数字の感覚が肌でわかるため、より営業活動の意識が高まるというメリットがあります。営業が自分で書類を作成するのも、提案・説明をよりスムーズに行うためです。
保険営業が名刺をデータ化してまとめる仕事をするのは、顧客情報をより実感的に知るため。単純なことほど重要なものなんですよね。
単純作業には、必ず意味がありますし、身につくことがあります。
だから、単純作業が嫌で転職をするのは良いですが、単純作業を嫌いすぎるのはダメ。
単純作業は重要だし、仕事をしていくうえで必ず行うことだから、効率化を意識するなど自分なりに工夫して少しでも楽しめるようにしよう。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
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