損害保険が無ければ、日本社会は成り立たない。

本来、損害保険というのは、それほどまでに重要なものですよね。日本が車社会になったのは、損害保険が整備されたから。損害保険があるから、企業は安心して色々なことに挑戦できるものです。自動車保険のみならず、火災・地震や障害とあらゆる損害に対する保険ですからね。

ただ、どれだけ社会の役に立っている仕事だろうと、闇はあります。

そんな損害保険の営業職に関する闇を、ネットで調べた範囲内で紹介しましょう。

自爆を迫られる

損害保険業界の闇というテーマで話をするなら、避けては通れないのが自爆ですよね。

自爆というのは、自社の取引先となっている会社の商品・サービスを自腹で購入することです。営業職ではたまにあることなんですが、損害保険の場合はよくあることのようですね。たとえば、車を買わされたり…。

「ローンは給料から天引きだからね、安心してねー」と、何食わぬ顔で契約書を持ってくるんですよね。

いやいや、安心できるか!!

新社会人になって車を買うというのは、まだ許せるという人もいます。ただ、車種が選べるならいいんだけど、車種なんか選べません。どの業界でも、自爆というのは「取引先で抱えた不良在庫や悩みの種となる商品」を、買わせることですから。

また、損害保険会社の守備範囲は、めちゃくちゃ広いですよね。

ということは、日本国内のありとあらゆる商品が自爆対象となってしまうわけだ!

怖い、怖すぎる。

そんな怖い自爆ですが、どうして自爆は起きるんでしょうか?

少し考えてみたんですが、国内の損害保険会社って会社ごとの違いがわかりづりらいんですよね。生命保険会社は会社ごとに特約が違っていて比較検討が捗りますが、損害保険は比較検討が捗りません。どの会社も同じではないかとすら、思えてしまいます。

だから、営業をかけたところで、顧客は他社との違いがわからず困るんですよね。

営業をかけてきた損害保険会社に、特別な魅力が感じられないから。だから営業からすれば契約を取るのが少し難しくて、契約を取るにはペコペコ下手に出て頭を下げまくるしかないわけです。下手に出すぎているから、そこにつけこまれて「それじゃあ、この商品買ってよ」と自爆を迫られる。

損害保険会社全体が変わらない限り、自爆という慣習は無くならないわけですね。

損害保険の闇は、損害保険会社自体が生み出しているということです。

長時間労働

損害保険会社は、顧客第一主義で働くと、必ずと言って良いほど長時間労働になります。

事故の報告は、案外次々に入ってきますよね。日本中で毎日何かしらの事故が発生していて、損保はそれに対応しなければならない。一日で捌ききれる量ではないため、前日以前の事故報告の対応に追われながら新規事故報告が舞い込んできて、仕事がエンドレスループします。

お客様のことを考えると「早く対応しなきゃ!」と思うんですが、そうすると当然残業が必須になるんですよね。

そのため、長時間労働を余儀なくされている人が多いです。

人の闇を垣間見る

「お金が絡むと、人は変わる」

漫画や映画なんかでよく言われることですが、損保で営業として働くと、それを実感することが多いようです。損害保険会社で働いているわけではない僕でも、これはある程度想像ができます。事故の示談交渉で、実感するんですよね。

示談交渉が開始した当初は、事故相手が自分の非を認めます。

「事故っちまった!」という焦りや不安、申し訳ないという気持ちが強いからです。ただ、示談交渉を進めるにつれて、その気持ちは段々と薄れてきます。特に過失割合や詳細なお金の話になると、申し訳ないという気持ちが無くなって「損したくない」という気持ちになるんです。

随分、自分勝手な話ですよね。

「俺は悪くねえ!」
と、手のひら返し。損保営業に対して「馬鹿野郎、コノヤロウ」とめっためたに貶してくることもあるでしょう。脅しても過失割合は減らないのに、必死に荒い言葉を使って自分を大きく見せようとして脅すんですよね。

それが契約者でなければまだいいですが、時には契約者が加害者となっているパターンもあるでしょう。

そうすると、本来味方であるはずの契約者にまで暴言を吐かれることになるんですよね。

やっぱり、人はお金が絡むとおかしくなるんだなあ…。

損保会社は変わらない

損保会社の闇を紹介してきましたが、最初に紹介した自爆に関しては「損保会社が変われば無くなる・減らせる」ことだと思います。他の二つに関しては、顧客の都合なのでどうにもならないですけどね。特に「金が絡むと人が変わる」というのなんて、人間の性ですから。

それじゃあ、損保は今後変わるのか?

変わらないと思います。

損害保険会社は、努力や変化をしなくても生き残れるんです。日本経済や車社会の一部として、日本社会の奥深くに損害保険は浸透しています。日本に災害がある限り、車がある限り、損保会社は無くならないんです。

そして、損害保険は各社の違いがハッキリしていません。

顧客からすると、どこと契約しても同じですよね。全ての会社がその状態だからこそ、損害保険会社各社は一つの会社が突出することなくバランスを保って、生き残ることができているとも考えられます。各社にハッキリとした違いを持たせれば、バランスが崩壊して潰れる会社が出てきてもおかしくないですから。

そこそこでも長く生きていけるんだから、リスクを犯してまで変わる意味がないんですよ。

だから、損害保険会社はこのまま変わることがないと思います。損害保険会社に関する闇も、変わらないでしょう。

辞めたいなら、早いとこ辞めたほうがいい

損害保険会社は変わらないだろうから、辞めたいなら辞めたほうがいいですよ。出来るだけ早いうちに。

損害保険会社が努力しなくても生き残ることができるということは、そこで働く人材も努力する必要が無いということです。下手に出て自爆して契約を取って…そういうスタイルの営業であり続けるでしょう。

また、損保の営業職は、実際には営業職ではないんです。

損保の売り上げのほとんどは、代理店の売り上げですから。損保会社自身が売るということは、あまりありません。損保会社の営業は、代理店の管理をすることでその体裁を保っています。だから、本当の営業力なんて身につかないんですよ。

業界や会社自体に将来性が無いわけではないけど、そこで働く人材には将来性が無いんです。

出来るだけ早く辞めたほうがいいというのは、それが理由。

早いところ転職してしまって、損保以外の営業職に就いたほうが良いでしょう。自分の力を試したい・ガンガン営業として稼ぎたいという理由から、生命保険会社に転職する人が多いようです。生命保険は営業力を試すのには打って付けですから、損保から生命保険に転職というのは自然な流れだと思います。

とりあえず、損害保険からの脱出を図ろう。

本当の営業マンに、なろうよ。