出張はたまにならいいが、多すぎるとツラい!

出張が多すぎる会社を辞めたい。そう考える人にとって、度重なる出張は体力的・精神的両面の負担が大きいですよね。僕は営業マンなのでたまに出張がありますが、結構ハード。これが一か月に何度もとなると、想像するだけで眩暈がしそう。

また、出張が多い状態で働き続けることは、危険だと思うんです。

その危険性を語ったうえで、出張が少ない会社に転職するために知っておくべきことを紹介しましょう。

出張が多いことの弊害と危険性

1.体力的負担が大きい

出張時には、新幹線や飛行機に乗ることが多いです。

数ある移動手段の中では比較的楽なものではあるけれど、頻度が高くなるとしんどいですよね。

さらに、出張先でも移動は続きます。タクシー移動なんてリッチなことはあまりできないから、バスや電車、徒歩が基本です。移動による体力的負担は、とても大きいと言えるでしょう。

また、仕事が忙しく、ホテルに滞在できる時間はとても短くなりますよね。そのうえ、上司やクライアントに飲みに付き合わされることもあります。結果、睡眠不足になりがちです。

だから、出張が続けば、体力的に地獄になるんですよね…。

2.自分の時間が持てない

出張をあまりしない人は「出張羨ましい!」と言います。その理由としてよく挙げられるのは、グルメ、酒、観光を楽しめるのではないかということです。

しかし、出張が多すぎる会社を辞めたいと悩んでいる人からすれば、「何を言ってるんだこの人は」と感じてしまいますよね。

自分の時間なんてありませんから。

出張中は仕事が忙しい。仕事が終わっても先輩や上司、クライアントと過ごす時間が多い。自由に楽しむことができる時間は、長期出張中の休日くらいですよね。

3.家族と一緒に過ごせない

たまに出張するくらいなら、家族は喜ぶでしょう。

配偶者と二人暮らしなら、相手は自分の趣味に没頭する時間ができます。子どもがいるなら、「お土産!」とはしゃぎまわってくれるでしょう。

ただ、あまりにも出張が多くなると、家族と一緒に過ごす時間が無くなります。結果、家族が良い顔をしなくなるんですよね。「また出張?」とうんざりしたような、寂しいような顔をしてくる。

そして、あなたの心にも、愛する家族と過ごせないストレスが溜まり続けるでしょう。

4.拘束時間が長いのに残業代が出ない

出張中の勤務時間は長くなりがちですよねえ。

そもそも仕事の工程数が多い。クライアントありきだから時間の融通がききにくい。出張期間内に仕事を終わらせなければなりませんし、宿を取ってるから何時まででも仕事できてしまうし…。

残業の歯止めになるものがありませんから。

さらに、出張中の時間外労働に対して残業代が付かないことがありますよね。

これは出張中の労働時間を算出するのが難しいためでしょう。出張中はみなし労働時間制にしてしまう。そこに残業時間および残業代もある程度は含める。それを超過した分の残業代は出さない。

また、「出張手当があるから残業代出さない」としているケースもあると思います。

自分の時間が無く、多くの時間を仕事の人間によって拘束され、勤務時間も長くなりがち。

それなのに残業代が出ないというのは、なんだか損をしている気持ちになりますね。

5.出費が増える

出張中は、出費が増えますよね。

飲食費は自腹ですから。

しかも、出張中は「折角だから」「疲れてる自分に…」と少し高めのご飯を食べてしまいがちです。夜にお酒を飲んでしまうこともあるでしょう。

それで出費がかさむわけです。

もちろん、お酒は我慢すればいいのかもしれません。だけど、普段は家で食べている夕食を外で食べるというだけでも、出費はかさんでいきます。

残業代が付かず、出費は増えるわけです。

うん、やっぱり、損している気がする。

結果:人生に大きな悪影響が出る

これまで語ってきたデメリットを踏まえて考えると、出張が多すぎる会社に勤め続けることで、人生に大きな悪影響を及ぼしかねません。

まず、人生設計がしづらくなります。

家族と一緒に過ごせないから、結婚を考えている人がいても、ためらってしまう。子どもが欲しくても作る時間がない。キャリアアップしたくても、仕事の勉強をする時間があまり持てません。

今家庭を持っている人は、離婚もあり得ます。

これでは人生設計どころではありませんよねえ。

次に、体力的に続かず倒れる可能性があります。

さらに、ストレスで精神的な病にかかる危険性もあるでしょう。

以上のことから、転職を考えるべきだと僕は思います。

転職先として避けたい「出張が多い仕事と会社」の特徴

1.特に出張が多い仕事まとめ

出張が特に多いと言われているのは、次のような仕事です。

  • 営業
  • 出版・メディア関係
  • サービスエンジニア
  • イベント会社

これらの仕事には、共通点があります。

社外の人間と積極的に交流しなければならない仕事だということです。

営業はクライアントと積極的に交流し、付き合いを増やしたり、既にある付き合いをより密接にしたりしないといけません。出版・メディア関係は外部の人たちに積極的に取材をしに行かなければならない。

サービスエンジニアは、客先に出向いて機械のメンテナンスを行う必要がある仕事です。地方に顧客を抱えていれば、必然的に出張をしなければならなくなります。

イベント会社はさまざまな業者と協力し、さまざまな地域でイベントを行いますよね。

だから、出張が多くなるわけです。

以上の仕事はもちろん、それと近い特徴を持つ仕事に就いている人は、その仕事自体を辞めないといけない可能性が高いでしょう。

そして、違う仕事に就くとしても、「経験を活かせるから」と出張が多い仕事を選ばないように気を付けなければいけません。

2.支店数が多い

地方に支店を持たない会社は、出張が多いです。

地方に支店を持たない場合は、その地域に事業を拡大するときに視察が必要になります。そして、地方にクライアントを抱えている場合。そのクライアントの元を訪ねるには、必然的に支店のある地域から社員を出さないといけなくなりますよね。

だから、地方に支店を持たない会社は、避けた方が無難です。

転職先として狙いたい「出張が少ない仕事と会社」の特徴

まず、外部の人間との交流が少ない仕事は、出張が少ない傾向があります。

その典型が、事務です。

事務は内勤で、顧客と関わることはほとんどありませんよね。仕事内容も、そのことごとくが社内の人間に向けたものです。出張をする必要性が全くないので、出張はほとんどありません。

次に、客商売でも「地域住民を対象にしているもの」は出張が少ないです。

たとえば、スポーツジム、飲食店、各種サービス業の多くがそれに当てはまるでしょう。

地方から集客をする必要が無いということは、わざわざ地方に出向く必要も無いということ。出張があるとしても新しい店を開くときの視察くらいです。それも、SVなどにならない限りは駆り出されることはないでしょう。

また、地方のクライアントが少ない会社も出張が少ない傾向があります。

以上のように、出張が多くなるのを避けるための基準は案外多いです。

それらを駆使すれば、出張が多いという悩みを解消するのは簡単なこと。

安心して、転職活動をしましょう。