市役所を辞めたい! と語る地方公務員めちゃくちゃ多い問題。

実際に退職して「辞めてよかった!」と晴れ晴れした気持ちでブログを書く人もいて、インターネットを見ていると市役所の闇が垣間見えます。

そんな市役所を辞めた人の退職理由は何なんだろう? 辞めた後はどうしているんだろう? どんな転職先が向いているんだろう? という疑問の答えを、僕なりに考えてみました。

みんなが市役所を辞める理由とは?

  • 市役所の将来性に疑問を感じた
  • 凝り固まった組織に嫌気が差した
  • 稼げない
  • 残業時間が長かった

市役所の将来性…。

公務員は安定性と将来性がある仕事として、昔は知られていました。今もそう思っている人は多いと思うし、僕もネットであれこれ調べる前まではそのイメージがガッチリ定着していたんですよ。

ただ、調べてみると「公務員だからと言ってみんな将来性があるわけじゃない」ということがわかります。

特に市役所は、なんかもう未来が見えない…。

今、各地方自治体は少子高齢者によってものすごく頭を悩ませています。税収は年々減る一方となり、今の若者は子どもを産み育てる余裕すらなく少子化は止まることを知りません。自治体の福祉関係の出費ばかりが膨らみ、市役所はてんてこ舞いです。

そう遠くない未来、自治体が破綻してしまいかねません。

世代が回り、金が回るからこその自治体ですからねえ。人も金も回らなくなってしまっては、将来性もクソもありません。市役所は安定したクルージングのように思えたが、今やあまりにも巨大な泥船となり下がった…!

そんな状況をどうにかしないといけないのに、組織は凝り固まってしまって向上心が無いというのも問題です。

柔軟な考えは無く、若者が自由に発言・企画できるような風通しの良さもありません。その上に無能な上司が要らないことばかりをしたり、トチ狂ったかのようなお偉い老人たちが変なことをする毎日。

組織というのは、一度固まるとおしまいです。

人間の塊=タンパク質の塊ですからね、卵みたいなものですよ。一度茹でて固まると、絶対生卵には戻りませんからね。

また、残業時間が非常に多い割には稼げないというのも辛いところだ。

そもそも公務員の人事評価というのは年功序列が絶対だから、どれだけ頑張ろうと「無駄無駄ァッ!」という感じです。残業時間も膨れ上がりすぎると払える余裕をなくし、払えないようになります。

どこも自治体は財政苦だから…。

これは、「辞めてよかった!」と晴れ晴れ報告する人が多いはずですよねえ。

市役所に向いてる人、向いてない人

市役所を辞める理由を語っていく中で、市役所に向いてる人と向いてない人の違いがなんとなく見えてきました。

向上心よりも安定性を大事にしたい人は向いているが、向上心を大事にしたい人は向いていないということです。

市役所の仕事の良いところは、「仕事ができなくても生きていける」「確実に少しずつ給料が増える安定感」だと思います。ただ、安定しているということはみんな平等ということです。

「人より稼ぎたい」「優秀になりたい」「人より面白い仕事がしたい」という、向上心を潰してしまうのが平等な社会というものなんですよね。共産主義社会だと仕事を頑張る人がなかなか出てこないというような現象と、市役所は同じことが起きています。

「自分の人生の天井が見える市役所」
「自分の人生が未知数な民間企業」

そのどちらで働きたいと感じるかで、「辞める」「辞めない」を決めればいいと僕は思いますよ。

ところで、市役所辞めた後、みんな何してるの?

市役所を辞めた後、ほとんどの人が民間企業に転職しています。

民間企業に転職する人の中では、市役所時代の自分の仕事経験に関わる仕事を選ぶ人と、業務経験関係ないけど「やってみたい」と思った仕事を選ぶ人とで分かれている傾向があるんです。

前者なら事務職が多いですね。

後者なら営業職やIT・WEB関係の技術職なんかが人気があります。

営業職を選ぶ人が多いのは、「稼ぎたい」「挑戦したい」という向上心の表れなんでしょうね。事務職を選ぶ人は、心の中でどこか安定感を捨てきれない人と言えるかもしれません。あとは、副業をしたいから残業が少ない事務職という人も多いです。

公務員は副業禁止だからねえ。

その抑圧からか、市役所を辞めた後は副業に手を出す人が多いです。

中には、市役所を辞めた後にフリーランスとして開業する人もいます。極端ですよねえ…。安定性抜群の市役所・公務員から、安定性が無いけど自分次第で夢のあるフリーランスというのは面白い生き方の変換じゃないでしょうか。

生き方を思いきり変えるというのも、ある意味公務員としての抑圧の反動なのかもしれませんねえ。

市役所から転職するならここ!

市役所を辞めたい人の転職先として多いのは、事務・営業の二択です。

事務は、「残業したくない」「ほどほどに仕事がしたい」という人にオススメしたいですねえ。公務員を辞めてバリバリ仕事をするぞ、という向上心ある人じゃなくて市役所が激務だからとネガティブな理由で市役所を辞める人には、事務がぴったりです。

副業したい人も、事務がいいかもね。

営業は、「公務員がつまらない」「人より稼ぎたい」「ビジネスのノウハウを積みたい」というような向上心のある人にオススメしたいです。営業はビジネスの基礎を学べるし、頑張れば人よりも稼げる魅力的な仕事だと僕は思います。

さまざまなビジネスマンと話をする機会があるというのも、なかなかに面白いですよ。

商品を売る営業・得意先を回るルート営業・サービスを提供するIT営業などなど…。

営業と一口に言っても、その種類と仕事の進め方は豊富です。

僕が元公務員にオススメしたいのは、「IT営業」ですねえ。

IT営業の仕事は、お客様の求めるシステムがどのようなものかをヒアリングすることです。自社の技術屋さんとクライアントとの間を繋ぐ渡し船のようなもので、調整役という役割が大きいんですよね。

ビジネス経験がたくさん積めるし、営業に大事なことも顧客の求めるものも知ることができます。

これから民間のビジネスの世界にどっぷり漬かりたいという人の、入門として凄く良いのでは?

あとは、「将来性のある仕事」ということでWEB関係がオススメです。面白いビジネスはWEBから生まれる時代になってきていて、これからますますインターネット社会は加速すると思います。

市役所という沈みゆく泥船じゃなく、これからを担う未来への連絡船に乗りましょう。

転職に関して不安があるなら転職エージェントを使えばいいし、未経験OKとか知識無くてもOKとかいう求人も探せば見つかります。

市役所を辞めたい人の仕事選びのコツは、自分と社会の未来を考えることです。