長時間労働、薄給、モンスターペアレンツに、もう我慢の限界!

何かしらの夢や思想を持って飛び込んだ幼稚園教諭の世界だったけど、新卒1年目にしてもう辞めたい…。幼稚園教諭の仕事は、良いところも悪いところもどちらも主張が激しいですよね。

子どもの笑顔? うん、癒されるし大きなやりがいになる。

だけど…悪いところに心が蝕まれ、子どもの笑顔にすらやりがいを感じなくなったとしたら? あなたはもう、幼稚園教諭を辞める“べき”なのかもしれません――。

今回は、1年目にして転職をするかどうかの決断ポイントや転職先候補などを考察していきたいと思います。

陰口告げ口に耐える毎日

幼稚園教諭は、1年目から担任を任されるのは当たり前の世界。大した研修も無く、当たり前のように一人前の仕事をすぐに求められます。そんな状況の中、出来ないことが多いのは当たり前のことなのに、それを揶揄したり告げ口したりして嫌がらせをする残念な幼稚園教諭もいるわけですよ。

それがあまりに辛いと、耐えられないと、辞めてしまう人は多いようです。

僕が思うに、そういうことをする人は、もう既に幼稚園教諭という仕事に病んでしまっているんでしょうねえ。

長時間労働が多いけど、給料が少ない

行事が近くなると、夜の11時まで残業をしたり、残業をした果てに仕事を持ち帰ったりすることはザラにありますよね。

それだけ残業したら給料増えるやったーと思っても、月給は予め決められていた基本給だけで手取りが15万円から18万円程度と絶望するわけです。特に、新卒の場合は「こんだけ仕事したんだから」という期待を大きく裏切られることになり、辞めたいと感じる人が多いでしょう。

親が理由で辞めたい人、辞めるべきかなどを悩んでもしかたがない

僕は「公園の遊具が抗議により撤去」「公園で遊べなくなった」などのニュースを見るたび、近年の親の質が低下しているように感じるんです。親が「危ないから撤去しろ」と言うんだけど、それは親が危険性と遊び方を教育したらいいだけの話で…。教育を放棄する親、結構幼稚園にも来ますよね。

「こうして欲しい」「ああして欲しい」という要求だけはするけど、非協力的な人。

親自ら教育することを放棄して、幼稚園や学校に教育の全てを任せきりにするバカな親たち。そういう人に限って、少し怪我をしただけで文句を言ってくるモンスターペアレンツになりがち…。

ハァ~…こりゃたまったもんじゃないなあ。

だけど、悩んでも仕方がないと思います。親が原因で辞めたいと感じている人の中には、本当に辞めるべきかどうか悩んでいる人も多いでしょう。「子供たちに罪はない」と言い訳並べたり、「親なんて常に関わるわけじゃないんだし」と誤魔化したり…。

しかし、バカな親は必要以上に幼稚園に顔を出し、馬鹿な詭弁を並べ立て、幼稚園教諭の心を容赦なく追い詰めてきますよ。「どうしてそんなことをするんだろう」と思うかもしれないけど、それも無駄。そういう生き物なのだから。

精神を病んでしまう前に、辞めたい人は辞めた方がいいと思います。精神を病めば、嫌がらせをする先輩たちのことを笑えなくなりますからね。

「子供たちの笑顔に癒されなくなる日が来るかもしれないし、子どもたちが憎くなる日も来るかもしれないが、この仕事をこの先も続ける自信があるか?」

NOなら、辞めよう。

幼稚園教諭からの転職、どこが多い?

3年以上働いた人は、保育士を目指す人が結構多いです。3年・4320時間以上の勤務実績があると、保育士免許の取得が比較的簡単になりますからね。平成31年度末までの特例ですが…。

ただ、新卒入社1年目の人には無関係な話。

それでも「子どもに関わる仕事がしたい」もしくは「誰かのためになる仕事がしたい」という考えは、変わらない人が多いように感じます。ネットで「幼稚園教諭から転職した人の話」などを見ていると、そうなんですよね。

実際によくある転職先の中から、第二新卒から転職しやすいものを選んで紹介しましょう。

  • アミューズメント施設の職員
  • 子供服の販売や企画
  • 子供向け雑貨の販売や企画
  • 介護職
  • 営業職
  • 事務職

アミューズメント施設など、子どもを対象としている接客系のサービス業に転職する人は多いです。子どもと関わることが出来るし、幼稚園と違って教育が絡まないから親とのトラブルも少ないため、幼稚園教諭を辞めたい人の中にこの仕事が向いている人が多いのかもしれません。

幼稚園教諭の資格があると、採用もされやすいでしょうしね。

そういう感覚からか、子ども服や雑貨の販売や企画という仕事に就く人もいます。特に、子ども向け商品の企画なら給料も改善しますよ。

また、「人の役に立つ仕事」ということから介護職に転職する人もいます。働きながら資格を取得することもできるし、資格を取れば仕事がなくなることはなく安定しているので、オススメです。ただ、給料はそれほど良くない様子。

ほかには、営業や事務に転職する人も大勢います。

営業だと、特に一度は「保険営業」をする人が多いです。保険営業は求人が多く採用されやすいし、第二新卒からキャリアの練り直しをするのなら案外良いかもしれません。成績次第で高給取りになれるという夢もありますからねえ。

ただ、ノルマのプレッシャーに押しつぶされて辞めてしまう人も多いです。諸刃の剣、というわけですね。

一度営業職を経験すると、他の営業職に転職しやすくなるため一度挑戦してみるのはアリだと思います。

安定を欲する人には、保険営業よりも法人ルート営業の方が向いているんですけどね。残業も少なく、給料はそれなりに貰えて、同じ顧客と長期的に関わる仕事という意味だと、保険営業より法人ルート営業の方が、幼稚園教諭を辞めたい人には向いています。

私立から公立へ、という選択肢もある

私立幼稚園を辞めたいという人には、公立幼稚園に転職するという選択肢もあります。

私立より公立の方が待遇がいいし、管理が徹底しているからサービス残業も比較的少ないです。その分「融通がききにくい」「文科省の方針が変わると振り回される」というデメリットもありますが、私立も園の方針に振り回されることがあるし、それほど大きなデメリットにもならないでしょう。

幼稚園教諭という仕事全般に嫌気がさしたなら、先ほど紹介したような仕事に転職するといいと思います。

だけど、「出来ることなら続けたかった」と思っているなら、一度公立幼稚園を経験してから異業種転職してもまだ遅くありません。新卒1年目、まだ若いのだからやり直しはいくらでもききます。

公立幼稚園に転職するとしても、異業種転職するとしても…。

あなたのやりたいように、仕事を選びましょう!

子どものため? 社会のため? それとも自分のため? まず最初に考えるべきは、そこですよ。