新卒でアパレル業界へ。晴れてアパレル店員としての一歩を踏み出したはいいが…正直後悔しているという人は、多いと思います。

アパレル店員の辛さは入社前からある程度覚悟していたとしても、実際に働くと気持ちが追いつかないことはあるんですよね。良いことも悪いことも、働いてみないとわからないことが多いから。

新卒1年目、アパレル店員を辞めたい。

それは甘えとか、見積もりが甘かったとか、そういうことじゃありません。自分を責めすぎないで、自分に優しく、転職活動を始めてみましょう!

アパレル1年目、辛いことは多い

新卒入社1年目、アパレル店員の仕事にはたくさんの壁があります。学生時代アルバイトでアパレル販売の仕事をしていたという人は比較的気分が楽だろうけど、その経験がない人にとっては右も左も分からず苦労するでしょうね。

まず、この仕事には、習うより慣れろという風潮があります。大した研修も無く、急にフロアに放り出されて「さあ稼いで来い」と。特に小規模のショップだと、新卒1年目なのに即戦力扱いが基本ですからねえ。

船舶免許も無しに大海原に船と一緒に放り出されるようなものなのに、成果が出ないと怒られるという…なんたる理不尽!

自発的にスキルアップできなければ、見放される業界です。しかも、そんな感じだから、バイト経験者と未経験者とで最初から大きな差が開きます。

大規模ショップは大規模ショップで、山のようなストック業務との戦いが待っている。特に、新人はストック業務と電話取りが領分と言われていて、ストックに毎日籠りっぱなしになりますよね。これもまあ辛い。

ひいひい言いながら働いて、お待ちかね給料日! しかし、給料は決して良くはない…。むしろ、アパレル店員の給料は低いと言われています。それなのに、自社ブランド製品の自腹買いをして仕事着にしないといけない会社も多いですよね。

これは、辞めたいと思っても仕方がありません。

もう、自分には合わなかったと割り切るしかないと思います。

接客が辛い! というあなたに

自分には接客が向いていない、辛いと感じている人は対人関係が少ない仕事を転職先に選ぶと良いでしょうね。接客しない仕事だと、事務・総務・企画などの部署があります。どの業界にもあるような仕事だから興味ある業界を選べるし、案外オススメです。

特に、事務職に転職する人はとても多いんですよ。

実際、僕の知り合いでアパレル店員をしている人も今は事務職をしています。というより、事務職をしている知り合いの前職がアパレル店員なんですけどね。僕が今いる会社で知り合ったんですが、その人がまあ良くアパレル時代の愚痴を言う人なんです。

接客をしていて感じたのが、「どんな客も褒めて商品を勧めなきゃいけないのがストレスだった」とか、「明らかに自社ブランドに合わない客も対応しないといけないのが辛い」とかそういうことだそう。

確かに、店員さんは妙に褒めてくれるなあと僕自身も感じていました。

また、ブランドに合わない人に商品を勧めるのも大変そう。ファッションが好きな人なら特に、「あなたには他のブランドが合うのに!」と叫びたくなりますよねえ。

そんな風に愚痴っていた人も、事務職をしていて楽しそうです。

事務の仕事は比較的自分のペースでやれるし、変なプレッシャーもありません。接客をすることが無いとはいえ、電話対応や職場の人付き合いなど適度な人とのかかわりがあって健康的です。

個人的には、事務がオススメ!

他には、そもそも人と関わること自体が少ない仕事として、ビルメンテナンス・警備・清掃員・トラック運転手などが挙げられます。あまりにもアパレルから離れすぎている感じはありますが、思い切って全く別の仕事をしたいのなら考えてみてもいいでしょう。

手に職を付けたいなら、SEやプログラマーという手も無くはありません。

販売員の経験を少しでも活かしたいなら

1年目だから経験を活かすという方向性で転職をするのは少し難しいかもしれませんが、1年目だとしても経験にならなくはありません。特に、アパレル店員としての必須スキルくらいはアピールしても良いでしょう。

そうなると、営業職や他のサービス業に転職するのもアリだと思います。

営業と接客は微妙に感じが違いますが、似た部分もあると言えばある。営業は需要を生み出して商品を提案するまでが仕事、接客は需要に合わせて商品を売り込むのが仕事。接客はあまりうまくいかなかったという人も、営業ならうまくいくことがあるのが面白いところです。

人と関わるのが嫌いじゃないなら、営業はいいぞー。

アパレル店員の観察眼とか周囲にアンテナを張る力とかを存分に活かせますからね。

他のサービス業は、興味がある業態があるならチャレンジしてみると良いでしょう。サービス業は興味が無いと続きませんから。

売る立場から、作る立場に

アパレル店員からアパレルメーカーの商品企画やマーケティング食に転職する人、案外います。販売員の仕事は辛いし、続けるのは難しいけど、アパレル業界には居続けたいという想いがあるならオススメです。売るのと作るのとでは、全然違いますからね。

職場の雰囲気も、仕事の辛い部分も良い部分も、給料も。

また、全くの異業種に転職するよりも「新卒1年目の転職」に関して納得してもらいやすいです。志望動機も自分が興味ある業界ということで作りやすいでしょう。

ただ、商品企画に関してはアパレルに対する総合的かつ深い知識と理解が必要になる専門職と言えるため、難易度は高いです。挑戦してみる価値は、十分にありますけどね。

1年目の転職は、プロに頼ろう

入社1年目の転職は、大変です。特に、少しでも難易度の高い仕事に挑戦するという人や、全くの未経験業界に飛び込むという人はねえ。新卒社会人が一人で転職をするには、荷が重いです。

だから、転職エージェントというプロに頼りませんか?

アパレル店員から転職するだけじゃなく、少しでも条件が良い企業に転職しましょう。そのために必要なのが、転職エージェント。彼らが抱える求人は、一般公開されているものよりも好条件ですからねえ。

違う仕事に挑戦するのだから、給料が比較的高いとか、福利厚生が良いとか、残業が少ないとか自分の望みを叶えた方がお得です。

無料のポケットティッシュは、行きと帰りに二個貰った方がいい理論! 貰えるものは貰っとけみたいな感覚で、転職するのなら職種だけじゃなく条件も自分の希望に沿うものにしましょう。

新卒だけど、問題ない!

アパレル店員の仕事よりも、自分が輝ける場所があるはずです。