今の仕事を辞めたい、転職する意思も結構固まっているのに、家族に言えない!

仕事を辞めたいとか転職したいと思っていることを、家族に言えないという人は多いです。親・嫁・それ以外の身内…言うべき相手がいるけれど、言いたい気持ちはあるけれど、どうしてでしょうね。

確かに、仕事を辞めたいということは言いづらいことです。少なからず家族に迷惑をかけるわけですからね。「親に悪い」とか「嫁に負担をかけてしまう」とか、身内だからこそ言いづらいことはたくさんあります。

だけど、これはあなたの人生だから。嫁や家族がいても、それは変わらないから。

黙っている、はナシ

一時期失業者が一気に増えたとき、テレビの電源を入れると、失業中の男性が出勤するフリをして公園などでブラブラと時間を潰しているというドキュメントが放送されていました。確かに、会社を辞めるということ自体は家族に了承を取らずとも可能ですからね。

ただ、バレずに仕事を辞めてバレずに転職活動をし、バレずに転職先を見つけるということは不可能です。

転職したら勤務先が変わり、勤務先が変われば通勤方法や通勤時間が変わります。「あなた最近帰りが妙に遅いね(早いね)」と言われれば、どうやって言い訳しますか?

そもそも、転職活動中「今日仕事どうだった?」と聞かれたらどうします? 罪悪感からうまく言葉が見つからなくて、誤魔化すことすらできないと思いますよ。それに、下手な誤魔化しは家族や嫁にはバレます。

特に嫁さんは「相談もしてくれなかった」と、ショックを受けるでしょうね。

だから、黙っているという選択肢はありません。

言いにくい理由を考えるのはやめよう

仕事を辞めたいと言い出せない人の多くは、「言いにくい理由」「言えない理由」を考えがちだと思います。人間は「こうしたい」と思うとき、どうしてかその反対のことばかり考えてしまうんですよね。

たとえば、買い物をするとき、慎重派な人は「これ買いたい!」という意思があったら「買えない理由」を考えて躊躇うんです。「もしも後悔したら?」「高いしなあ」「日常的に使わないだろうし」なんて、予防線ばかりを張ってしまう。

そう考える人は、結局買いません。

言えない理由を考えたら、言えなくなりますよ。

まずは、言えない理由ばかりを挙げるのをやめてください。挙げるべき理由は、「辞めるべき理由」です。

転職すべき理由を挙げよう

「辞めたい」が「辞めるべきだ」に変われば、それを言い出す恐怖よりも「言い出さないといけない」という意思が勝るようになるのではないでしょうか。そうしたら、家族に「仕事を辞めたい」「転職したい」と包み隠さずに言えると思います。

だから、自分が今転職するべきだと思う理由を挙げてください。

たとえば「残業が多く家族との時間が持てない」「給料が上がらず、家計が良くならない」などの理由です。自分本位な理由を考えるのもいいけれど、家族に言い出せない人は恐らく家族を絡めた理由を考えた方が言い出しやすくなるのではないでしょうか。

ただ、自分本位な理由も家族のためと言えますよ。

残業と休日出勤に心身ともにボロボロという理由があれば、自分が倒れたら家族を守れないからという理由に繋がります。自分を守ることが、家族を守ること。自分を大切にすることが、家族を大切にすること。

転職すべき理由を挙げるときは、その考えを大切にしてくださいね。

空想は空回りする

家族に言えないと思っている人の多くは、「仕事を辞めます」「転職したい」と言ったらどうなるかを空想しているんじゃないでしょうか。考えざるを得ないことだとは思いますが、出来る限り考えない方が言い出しやすくなりますよ。

子どもの頃、「もしも死んだらどうなるか」とか「もしも地球が滅んだらどうなるか」とか考えて不安になった経験がある人は多いと思います。「お化けが家にいたら?」とかね。ただ、今すぐ死ぬわけではないし地球が滅んだ後のことなんて知り得ません。

お化けも実体のないものですよね。

今考えている「辞めたいと言ったらどうなるだろうか」という不安も、実は実態がありません。

退職するということに対する世間のイメージから作り上げた、単なる空想です。その空想が空回りし続けているのが現状。

パッと言ってしまわないと、いつまでも空想が空回りし続けますよ。

こういう問題は伝えるまでが一番怖くて、伝えてしまえばなんてことはなかったということが多いです。プレッシャーはかかりますが、それは口を開いた一瞬だけのもの。案外、仕事を辞めたいと言えば、家族は理解を示してくれます。

行動のハードルを下げるには

言い出してしまえばどうということはありません。

ただ、行動するにはハードルがあります。そのハードルを出来るだけ下げましょう。先ほど説明したように「辞めるべき理由を挙げる」ことも、ハードルを下げるための方法のひとつです。

また、退職届を書いてしまうことでもハードルは下がりますよ。退職届を書いてカバンに常に入れておくと、ある程度決意が固まります。「いつ言い出そう」から「いつでも言い出せる」という気持ちに変わるんです。

他には、先に友人に話しておくというのもアリですね。

誰に対してでもいいから、一度でも話をしておくと次に話すときのハードルは下がります。一度友人に話すことによって、「転職の意思を伝える練習」になりますから。身内に話すときには、スムーズに言葉が出てくるようになるんです。

退職届を書き、辞めるべき理由を列挙し、友人に話を通す。

この三つの方法を試すだけで、家族に伝えることが出来るのではないでしょうか。

相談したら、家族は必ず応えてくれる

一方的に「仕事を辞める」と伝えれば反感を買うかもしれませんが、「仕事を辞めたいんだけど、どうしたらいいだろうか」と相談すれば家族は必ず応えてくれます。よほど冷め切った関係じゃなければ、言い出すことを躊躇うような関係だったなら、応えてくれるはずです。

大変なときに支え合うのが家族というものだから。

今は不安かもしれないけど、思い切って言い出してみませんか?

それだけで、あなたもあなたの家族も今より幸せになるかもしれませんよ。