映画は、偉大なり!!

人は、映画を見ると様々な感情の色を出します。泣いたり笑ったり、ときには驚き喚いてみたり…映画というのは感情のおもちゃ箱です。

人生に行き詰ったり、仕事で嫌なことがあったりしたとき、僕は映画を観るようにしています。

仕事を辞めたいと思ったときも、また然りです。

そんな映画大好き人間な僕が、仕事を辞めたいと思っている人に観て欲しい映画を独断と偏見で紹介しましょう。

好みが若干偏るかもしれませんが、それはご愛嬌ということで。

ストレス解消できる映画

仕事のストレスや、日々の何気ないストレスを解消できるのも映画の良いところです。

ストレス解消には笑うのが一番というのが僕の考えなので、「笑う」という方向でストレスを解消できる映画を紹介しましょう。

『酔拳シリーズ』

ジャッキー・チェンの代表作と言えば、個人的にはコレですね。お酒を飲めば飲むほど強くなるという、アレです。

「1」「2」とありますが、僕が一番観て欲しいのは「2」ですね。酒で大失敗して父親から勘当された主人公が成長して、最終的にスーツを着たラスボスがメッタメタにされます。

難しいストーリーは無く、ジャッキー・チェンの映画に良くある「挫折」→「立ち直り」→「戦い」という流れの爽快な映画ですよ。

是非、好きな酒を飲みながら、野次なんかを飛ばしながら観てください。

『謝罪の王様』

些細な喧嘩から国家紛争まで、「謝罪」ひとつで解決する「謝罪師」を主人公とする愉快痛快なコメディ映画です。

謝罪を成功させるためならなんでもするというスタンスで、「謝りたい」と願いながら素直になれない人たちを無理やりにでも謝罪させるというのが、この映画の流れ。

最初は本当に些細な喧嘩でしたが、最後には国家間の紛争に巻き込まれていきます。

「土下座を超える謝罪がある」「謝罪をすることに快感を覚える主人公」など名言・迷言・名演技に次ぐ迷演技の数々に、笑わざるを得ない! 主演は阿部サダヲ。

謝罪に疲れたサラリーマンこそ、観ておくべきでしょう。

『きっと、うまくいく』

インド映画歴代高校収入一位! ボリウッドの大ヒット作です。

「ボリウッドって何?」という方のために少し説明すると、ボリウッドというのは突然歌って踊るインド映画のことです。アメリカのミュージカル映画よりも、唐突に踊りだします。

そんなボリウッドの金字塔とも言えるのが、『きっと、うまくいく』です。

「勉強もダメ、就活もダメ、結婚もダメ」インドの激しい競争社会に一石を投じるような作品になっています。

エリート大学新入生のオバカトリオが巻き脅す騒動の数々に、僕らはこう思わされるんですよ。

「なんだかんだ、未来は明るいな」

人生観が変わる映画

僕が見て、少なからず人生観が変わったり、何か考えさせられるものがあった映画を紹介します。

『クロニクル』

平凡な高校生三人が、超能力を身に付けるところから始まる映画です。

主人公「アンドリュー」は日本で言うところの「ぼっち」であり、アメリカで言うところの「ナード」に当てはまるような性格。家庭環境も良くなく、鬱屈としていたのですが、彼には「カメラ」という友達がいました。

そのカメラに、日常を残すことにしたんです。この映画は、アンドリューのホームビデオという体で進んでいきます。低予算のためと言われていますが、ホームビデオにしたからこそのリアリティがあるんです。

これは、単なる超能力ものではありません。超能力で痛快なバトルを繰り広げたりは、しません。

若者の心情や葛藤、そこに「大きな力」が手に入ったらどうなるのか。軽はずみで人に危害を与えた主人公がどのように苦しみ、どのようにして逃れようとするのか。

本当に苦しんで苦しんで、悩みぬいて挙句他人を受け入れることができなくなったアンドリューという主人公は、僕たち日本人にも通ずるところがあります。

仕事や人間関係に悩む日本人こそ、見るべき映画です。

人間、追い詰められると、どうなるかわかりませんね。

『バタフライ・エフェクト』

タイムスリップ系のサスペンス映画で、日本国内ではこれを元ネタとするゲームやアニメが人気を博したこともありました。

主人公は少年時代、時折記憶が無くなる症状に悩まされ、医者に日記を書くように言われていたんです。

少年時代から、主人公は幼馴染に恋をしていたんですが、知らないうちに疎遠になっていました。その理由となった肝心な記憶が、彼には無いんです。

成長して大学生になり、それからは記憶が飛ぶことはありませんでした。そんなある日、昔の日記を読み返したとき…彼は記憶を取り戻したんです。

そして、その日記を読むと、その日記に書かれている時間と場所に戻ることができるようになった。

「僕が覚えていないときに何かとんでもないことが起きた」ということを知った主人公は、「こうなると知っていたら…!」「過去を変えたい!」と思うようになる。

そして、彼にはそれを実現する能力がある。日記を読めば、やり直せるんだから。

過去に戻って、自分が「良い」と思った選択をする。

しかし、過去を変えようとする度に、状況は元より混沌としていくのだった。

幼馴染を救うため、友人を救うためにした行動で、彼らはさらに苦しんでいく。未来は元より悪くなり、混沌としていく。

「どうしてこんなことに…」過去を変えることで、別の何かも変わる。バタフライ・エフェクトに悩む彼が、最終的にどのような行動を起こすのか?

それが、この作品の肝です。

後悔する出来事は、生きていれば、ごまんとありますよね。失敗したこと・間違ったことがあって、それを変えたいと願うのは人間の本能かもしれない。

でも、失敗や間違いをした過去があるから今があるのであって、僕らはそれを受け入れて、ただ前に進むしかないんだ。

モチベーションが上がる映画

なんだかやる気が沸いてくるぞ! という映画を紹介します。

『モンスター上司』

映画の前半部分は、とにかくストレスが溜まります。モンスター上司の理不尽な様をたっぷり見せ付けられるために、「ちくしょう!」ってなるんですよ。

その気持ちを持ったまま後半部分を観ると…これがもう最高。

モンスター上司に、復讐だ!!

「ムカツク上司に仕返しをしてやる」という、復讐劇。誰もが頭の中で考える「こんな仕返しができたらなあ」という想像を、映画の中の「部下」が代わりにやってくれます。

痛快で爽快で、前半のムカツキからのカタルシスは半端ではありません。

これを観て、スッキリした気持ちで仕事に行きましょう。

『幸せのちから』

医療機器販売員として仕事をしていたクリスが、借家で妻と息子と三人で仲良く生活していました。

クリスの仕事は「最新型のスキャナー」を売るというもので、これが売れたなら家計は安定し、家族はずっと安泰で幸せに暮らせるというようなものでした。

ただ、現実はそう上手くいかない。

最新型の高い医療機器は全然売れずに、家計は火の車! 妻は日夜働きに出ることになって、とうとう家賃にまで困るようになりました。

困り果てていたある日、彼は高いスーツに身を包んで誰もが羨むような高級車に乗った男性と出会います。

「私もあなたのようになりたい。どうすればいいでしょうか?」と尋ねて、その答えに目標を見出して再起するんです。

妻と子供との絆もさることながら、この再起した後のクリスの人間性や勝気な態度に心震わされました。「いいぞ!」と応援したくもなりますし、僕自身も自分のために頑張ろうという気持ちにもなります。

簡単に言えば「仕事が上手くいかず、転職したら天職に出会った映画」です。

これを観ていると、なんだか自分もやれそうな気がします。自信も出る良い映画ですよ。

行き詰ったら、好きな映画を観よう

仕事に行き詰ったり、仕事を辞めたいと感じたら、ちょっと一休みする感覚で好きな映画を観ましょう。

僕がオススメした映画でもいいですし、自分が観て面白かった映画をまた見直すのでも良いと思います。

映画を観て何かを発散したり、楽しい気持ちになったり、考えさせられたり…。

そうやって感情を爆発させ、思考回路を働かせることで見えてくるものがあります。

映画は娯楽ですが、娯楽や趣向品は僕たちの人生を豊かにし、時には僕らの人生選択を後押ししてくれますよ。